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【サウナまちづくり】鶴岡・スイデンテラス、米子・GOOD BLESS GARDEN、大磯・プリンスTHERMAL SPA S.WAVE訪問記。訪問して感じるサウナ後の「食」の大切さ。

明日変わらず、サウナまちづくりの視点でのサウナ観光開発などの近況把握と共に、その他仕事と併せて各地におけるサウナも回っています。

11月、12月で回った中で3つの施設について取り上げて解説したいと思います。山形はヤマガタデザインの近況調査と共にスイデンテラスにあるサウナを訪問。米子は地元ケーブルテレビの新春鼎談企画で訪問した際に、高島屋別館のリノベーション開発で誕生していたサウナに訪問。さらに先日は首都圏で気になりながらもなかなか訪問できていなかった大磯プリンスに行ってきました。

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スイデンテラスと大磯プリンスは宿泊施設併設型、かつ前者は新築、後者は大磯ロングビーチ沿いということで夏は需要はあるが冬に弱い需要を補完する意味でも2017年にリノベーションされて誕生したSPAゾーンに併設されているものです。ホテル再生のための手法としてサウナを活用するSPA戦略は本当にこの5年ほどですっかり定着していますね。米子は温浴施設ですが、やはり消費行動として百貨店とかで物販だけでなく、新たなライフスタイルに即したものを提供しようという路線です。とはいえ、もともとが温浴施設型のビルではない、かつ、都市部にあるビルリノベなのでなかなか制約条件のある中での工夫が随所にみられました。

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さて、順を追ってこれらを解説したいと思います。

○ 来年の増設SPAに期待! 鶴岡・スイデンテラス

スイデンテラスは坂茂設計ということで、ちょいと個人的には温浴施設としては不安がよぎったところです。笑

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