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【2014年から6年を振り返る】地方創生大検証〜毎年1兆円超で地方は変わったのか〜

さて、安倍総理も退任を表明され、安倍政権も一つの節目を迎えます。

その中でも我々地域分野にかかわる人間とって最も大きなインパクトは、2014年にスタートした「地方創生政策」です。私も本政策があったこともあり、オンラインメディアなどで文章を書く機会が増加したのは間違いなく、東洋経済から以下のような本も出させて頂いたわけです。

とはいえ、2-3年前からは地方自治体は特に100%国費とかではなくなり、結構審査やKPI管理が厳しくなったことで地方創生関連予算の旨味がなくなった感じになると「飽きた」空気が漂うようになりました。結局予算獲得ということばかりで、本当の地方創生なんて考えていない地域はたくさんあるのです。これは政府責任だけでなく、地方自治体経営の問題でもあります。

それらを含めて解説します。noteでは動画と共に、私なりのテキストでも整理していきます。

○ 地方創生は失敗なのか、成功なのか

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