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【バックナンバー】2019年12月

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2019年12月配信の有料コンテンツバックナンバーマガジンです。
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2019年12月の記事一覧

高校時代、ユニ・チャーム高原慶一朗さんに感動した話。

今日縁あって事業継承に関するコラムを書いていました。私も仕事柄縁もゆかりもない地域の方々と三世代に渡ってお付き合いすることも珍しくない人生です。先代がなくなり、現役世代が事業継承し、そして次なる世代が地元に戻ってくる。この次なる世代と私は今同じくらいの年代です。これからは自分が先代たちの年齢に近づいていくわけですが、あとこのコラムで書こうと思って方がいたのでnoteにも少し出しておきたいなと思います。 というのも、私の不覚の至りで、昨年亡くなられていたことを今日知りました。

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配慮に配慮を重ねて損をする方へ。

結構これは大切で、まわりに迷惑をかけてはいけない呪縛で自分ひとりで悶々と悩んで時間が経過してより一層焦ってヘマをしてしまう人いると思うんですよね。本人は人一番悩んだり、考えているけど評価されないパターンでとても不幸だと思います。 ただこれは人に何か他の事をしたら失礼だと思われないかというのも結局自分の見られ方で、迷惑をかけないってのも結局自分ができるように見られたいというある意識もどこかにあったりするわけです。だから自分の捉え方次第なんですよね。 さらに丁寧な物事の伝え方

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住民資産を守る、前向きな壊す公共事業のすゝめ

NHKニュースでこのように危険な空き家対策費が3年で大きく伸びているということが取り上げられて少し話題になっています。議員立法の空き家対策特別措置法ができたこともあり一気に伸びているものと思いますが、財政的に負担になるみたいな記述はありますが、不必要な公共施設を作って維持費を抱えづづけることを考えれば、一発壊して終わりであれば、全然負担としての構造が違うことは認識しなくてはなりません。 実際に施設開発はライフサイクルコスト全体をみれば開発時より維持、修繕にかかるコストのほう

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誘致に必要な損益計算

地方においてなんでもかんでも誘致するという話がよく出ます。工場がなければ誘致する、オフィスなければ誘致する、人口減れば誘致する、何でもかんでも誘致誘致誘致誘致誘致誘致誘致ばかりで自分たちでどうにかしようという話は出てきません。かつて日本では地方に多数の地元資本企業が出てきて成長していったわけですが、最近の多くの話はすべて誘致。 1960-70年代とかでも主要工業地帯にあった工場を地方に分散誘致、みたいな話だったわけですが、未だになんだかんだでそういう話で、戦後の多くは自力発

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日本列島改造が日本経済を弱くした?!

そもそも私も含めて田中角栄をリアルタイムで知らない人は、色々な本も出ていますし、さらにウィキペディアにも詳しく書かれています。まぁ今になってもこれだけムック本とかで話題になるんだから、それだけ強烈な印象を残した人物であることは間違いないですよね。 私は82年生まれですから全く首相歴任時代などは知らないわけですけれども、私の高校時代などは田中真紀子大活躍ということもあり、人物としては知っているわけです。そういえば、田中邸の早稲田口って勝手口があって、そこから田中真紀子さんがス

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あなたのまちにスーパーマンはこない。

どうにも、今でも手本を頼りにして予算をつけて同じような事業をやってもらえばまちが変わると思い込んでいる人がたくさんいるのですよね。◯◯をうちのまちでやれば変わる、◯◯さんに来てもらえればまちが変わるかも、みたいな話が出たりするわけです。 けど、そういう話を聞くと、僕は既視感があるんですよね。「いつかきた道」だなと。 かつて早稲田商店会でやっていた環境まちづくりも一定超えたところで、そういう人たちが殺到しました。結果100箇所くらいがやったと思います。エコステーションという

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組織いじりは先送り。

最近、新たな横断型組織を地域につくり、、、みたいな話が横行するので改めてよく言われる話ですが、組織をいじくっても個別問題解決なくして改善などないというお話です。 昨日だけでも以下のように2つのお話が耳に入りました。農業分野と福祉分野のお話です。 組織をいじって良くなることはほとんどないんですわ。 2つポイントはあります。

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未だ昭和を生きる「偉い人」には分からない、大企業離れ時代を生き抜くのに必要なこと

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藤野さんが大企業離れが凄いという話を書かれていましたが、私のまわりでもこの手の話を、特に優秀な学生層でよく聞くようになりました。 先日も東京大学でエネルギー関連で工学部系の教授を務められている方が、昔と違って今は超一級の学生ほど起業するようになりました、これから大きく変わると思いますよというお話をしていてなるほど、と。昔は二流人材が勘違いして起業みたいなのがあったけど、今は超一級人材が飼い殺しされるような大企業ではなく、自ら資金調達したり、先輩のスタートアップに合流してすぐ

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堀江貴文「クリスマス・キャロル」に学ぶ、新興業8つのポイント

昨年もお誘い受けながら、予定合わずいけなかった堀江貴文さんプロデュースの「クリスマス・キャロル」を友人と共に見てきました。今年は残すこと大阪公演だけになってしまっていますので大阪の方はこれからでも若干は席があるのでは?と思います。あとは先日の壇上で「来年もやります」と宣言していましたので、ご関心ある方は来年というチャンスもありそうです。 クリスマス・キャロル自体を見たいというのも有りましたが、個人的には運営モデルについてぜひともみたいなというのもありまして、参加してきました

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ヤバい移住定住、正しい移住定住

さて、移住定住に関するニュースが相次いで出て話題になっていますね。 移住相談会に来る人数を稼ぐために、お金を配って動員していたということが問題になっています。まぁ様々な相談会って民間のものでも金券配ったりしているものは多数あるので、そこまで罪の意識があったのかなかったのか分からないですが、どちらにしても「相談者数」を目標にしているのであれば、まぁどこかがやりそうな話ではあります。 どちらにしても人口減少の限界点を超えている今の状態で、地方を一気に人口を獲得して成長させると

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まち歩きは観光事業の第一歩 : 台湾・島内散歩

先週末、香港、台湾を回っていました。香港は週末にデモがあるということだったので、金曜のみ滞在して、土曜には台北に移動していたので影響は全くありませんでした。何事も報道ばかりみていると実際がよくわからないので、言ってみることは何事でも大切ですね。セントラル周辺ばかりではありましたが、普通に平穏な雰囲気でした。ただ昨年いったときのようなクリスマスシーズンの華やかさはあまりなかったですね。観光消費には大きな影響を与えていることは間違いなさそうです。 台湾では来年に向けて台湾内の地

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稼ぐまちのラジオ_20191221

メンバーシップに加入すると全編(30:32)を視聴することができます。

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協同組合と企業との連携の未来〜コープさっぽろとサツドラにみる可能性

さてさて、20日にコープさっぽろとサツドラとの包括提携が発表され、ニュースになっています。 両者ともに接点がある会社なだけに、協議をされているのはお聞きしていましたが、無事次のステップに進まれたということで素晴らしい限りでございます。とはいえ、生協と上場企業が提携するというのもあまり例がなさそうですが、実はこれから地方系ではこれは結構重要な流れだと思っています。 今回物流や調達機能という話になっていますが、この手の地域カバーを維持するためには固定コストを抱えつつも、やはり

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地方を変えるリージョナルストラテジーという打ち手〜九州アイランドワークの挑戦

日本の地方プロジェクトには2つの大きな問題がありました。 1つはいつも私がいうように、国の財源(といってもつまりは都市部税収や国債)をもとにして地方プロジェクトが支えられるために、結局良いプラン、悪いプランとかが国や国の認定する学識や専門家に依存して判断されるために偏る。手続きが多い割に、国のみならず地方自治体がリードするためにリターンに対する意識が低いので稼ぎにつながらない。 もう1つは東京とその他地方みたいな扱いをするので、地方というめちゃくちゃいい加減かつ漠然として

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