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他人が考えた「幸せ」と、自分にとっての幸せは違うということ。

「もっと幸せになりたい」と考えたことはありますでしょうか。きっとあると思います。

でも、漠然と幸せになりたいと考えているうちは決して幸せになれないということにようやく気が付きました。

じゃあどう考えればいいのか、そんなお話。

なんだか幸福を感じてないなぁ、と思ったのが始まり。

事の発端は、「なんだか気分良く生活できていないぞ」とか、「何のために生きるんだっけ」とか、「生き生きとしてないなぁ」とか思ったことです。

幼稚な悩みだな、と思うかもしれませんが、思ってしまったものはしょうがない。

人生の障害となり得るものは排除したくなるもの。

それをきっかけとして、「幸せってなんなんだっけ」というものを改めて考えてみました。

幸せってなんなんだ?

ちょうど幸せについて悩んでいた時期、自己肯定感も同時に低下していた時期でもありました。

そこで、こんな本を買ってみました。

どうやったら自己肯定感を高めてくれるのかを教えてくれる本。結論からいうと、自分の自己肯定感を高めてくれる良き本でした。

この本を読んでいるうちに気づいたこと。

他人とは自分は違うということ。

いや、当たり前なんですけどね、職場や交友関係等、身近なところにいる人と自分を比べがちなんですよ。それ故に、他人に影響されやすい。

影響されやすいからこそ、確固たる信念を持っていないと周りや世間に自分の考えや思いが左右されてしまう・・・。

誰かに振り回されている限り、到達地点が無いんですよ。

これって怖いなぁ、と。

どこまで行っても、その地点・時点から見える他の意見や考えに再度引っ張られることになり、ずっと走り続けるしかなくなってしまう。

いわば人参をぶら下げられた馬。でも人参をぶら下げているのは世間。

その人参を「よりよい幸せ」だとすると、常にそれを掴もうとするために一生走り続けるしかなくなってしまう。だけどもどこまで行っても幸せには到達しない。

これって死ぬまで幸せを掴みきれないんじゃね?と気付き、改めて幸せってなんぞやと考えてみることにしました。

幸せの正体を追ってみた

ネットで幸せの正体を追ってみようとしても、怪しげなサロン的なものしか見つからないだろうと思っていたので、本屋で更に以下の二冊を買ってみました。

この二冊を読んで得られたものとして、大まかにはこんな感じ。

・幸福とはどのように定義できるのか

・幸福に辿り着くために考えなければいけないこと

・人はなぜ幸福を追い求めてしまうのか

「99.9%は幸せの素人」を読むことで、前者の2つを理解し、「幸福の意外な正体」を読むことで最後の1つを理解することができました。

これらの本を読んで気づいたこととして、自分にとっての幸せを定義しなければ、幸せには決して辿り着けないということです。

自分にとっての幸せを定義するとは?

なぜ自分にとっての幸せを定義しなければいけないかと言うと、"誰か"や"何か"を指標とし、それとの相対的な基準で考えた幸せは偽りの幸せであり、それを考えているうちは幸せになれないからです。

「超高層マンションに住んで、超高級車を乗り回して、働かずに生活することが幸せなのである」とか、

「本やテレビで見た〇〇さんみたいな人生を送ることこそが幸せなのである」とか、

「年収一千万、二千万を稼ぐことこそが幸せなのである」等、

誰しも思うような幸せの像は、全てあなたにとっての幸せとぴったり一致することは無いのです。

言い換えると、他人を基準とした幸せに向かって走り続けてもそこには自分にとっての幸せがあるわけではないので、自分だけの幸せを定義して、しかもそれを数ヶ月ごとや1年ごとに再定義して、それに向かって行動しなければいけない、ということです。

(具体的な幸せの定義方法は・・・?と気になるでしょうが、詳しくは↑の本を読んでください。詳細に書き連ねると、本の大事なところをそのまま書いてしまうので、、、)

インフルエンサーやメディアの意見が目に入ってくる機会が多い今だからこそ、振り回されやすい世の中になっていると思います。

幸せなりたいなぁと漠然と考えていても、自分だけの幸せを定義できていなかったら常に不安に思うし、そこにつけこんだ商法に引っかかることもしばしば。

まずはどんな自分になれれば幸せといえるのか、それを自問自答するところからはじめてみるのをオススメします。

おわりに

今や30代になってはじめて幸せというものの輪郭を捉えられましたが、もっと早くに掴んでいればよかったなぁ、と一時は後悔しました。

でも、自分だけの幸せを定義してしまえば、その時点から見える景色は一変します

考え方一つで変われる人間、これが人間の強みです。


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