2024年春九州縦断の旅③熊本徘徊(熊本城と熊本県立美術館と岡田珈琲)
ローマから熊本へ移動だ。
博多駅混んでたな〜。一時品薄とかいう噂のあった「通りもん」は普通に売ってた。博多以外で入手できるかわからなかったし、お土産に言われていたためここで二箱購入。荷物が増えた…。
九州新幹線
でも電源ないのね。これはあてが外れたな。
熊本駅
今日のお宿はザ ブラッサム 熊本。詳しく別記事で。
いったん荷物を部屋に置き市電で熊本県立美術館と熊本城へ。
本日は100円均一?
チラッとしか写ってないが、QRコード決済は使えるがSuicaとかは使えないとか。このパターンは初めてだな。って、今日はQR使えませんってなんなんだよ…??
熊本城
熊本県立美術館
前回来た時はターナーだったーなー。あつかったーなー。
いまやってる特集が「How to Read Western Prints」。版画。これがまた面白かった! 撮影もけっこう出来た。
その前に彫刻を鑑賞。
版画会場へ。
ゴヤとかデューラーとか、ビアズリー! ホガース! 私でも知ってる有名版画大集合である。町田からも遠征してるんだな。町田市立国際版画美術館所蔵品(ブログ記事にはしていないが一度行ったことがある)が半分くらい。
娼婦一代女? 『怖い絵』ファンには「ジン横丁」でお馴染みのホガース風刺画。
街に出てきた田舎娘が騙されて高級娼婦になり贅沢もできたが病気になって死んじゃったみたいな話。
ストーリーに沿って絵はもっとあるが端折った。西洋の版画って浮世絵みたいなもんかな。でも教訓話みたいなのは浮世絵にはないかも。
版画を見終わり地下階で発見。
この舟越保武さんはもひとつかな。鋳造より石を彫ったもののほうが私は心を打たれる。これは彫るのは他人の版画浮世絵とすべて自分で描く肉筆画の違いみたいなものだろうか?
豆本騒動
ところで版画会場でまた事件がw。会場で「豆本」が配られていた。展示されている作品のいくつかが細長い紙に印刷されそれを山折谷折してちびっちゃい冊子に出来る。出来上がっているものもあったのでそれをもらい、ふとロートレックの作品が表紙なのに気付いた。
あれ? ロートレックなんてあったかな? 展示替えでいまはないとか? いちおう受付の方に聞く。
「あのお、これはどこかにまだあるんですか?」
と豆本のロートレックを指して聞くと
「まだありますよどうぞご自由に」
…? どうやら豆本がまだあるか聞かれたと思っているようだ。
「いえいえ、このロートレックの作品がまだ飾られているのか知りたいんですけど」
「え? あ、はい、えっと…」(展示品のパンフレットを一生懸命探している)
ご理解頂くのにしばらくかかったようだ。
「展示替えでもう飾ってないんですかね?」(助け舟)
「え〜、ないみたいですねえ」
その後別の美術館員の方も出てきて、やはり展示されていないとのこと。
「このロートレック、保有はしてますが今回は出してないです」
そうなんだ。んじゃ豆本の表紙にすんなよw。羊頭狗肉じゃないか。表紙なんて飾りです、お客さんにはわからんのですよ!?
黒酢チキン南蛮とバエるケーキ
昼飯食うヒマがなかった。朝飯山ほど食ったとはいえもう夕方近くだ。さすがに腹減った。商店街をさんざ迷って黒酢チキン南蛮のお店へ。
たかもと屋 上通り
「にんにく、生姜、白だしに一晩漬け込むと、噛み切れるほどの柔らかさ」になるらしい(壁にある能書きより)。
なるほど、これで秘密がわかった、パクろう(営業妨害?)
能書きには「タルタルは最初に付けずにまずは黒酢ソースだけで味わえ!」ともあるんだけど持ってきてもらったのは最初からバッチリタルタル掛かってんだけど。ステーキとセットだから? うまけりゃいいんだが。
岡田珈琲
食後のコーヒー。ウロウロしてる時に目を付けていたおいしそうなコーヒー屋さんでケーキセット。
赤いのはストロベリー、写真だとわかりにくいけどハート型してる❤
コーヒークリームはホイップしたのがやってきた。最近のただ苦いだけのコーヒーと違い深煎り手前の煎り具合かな。豆の味がちゃんとする。よい。
最近じゃ絶滅危惧種のこだわりのコーヒー屋さんね。たっけーけど応援しよう。
ということでこのポスターのミュシャ展覧会へ(つづく)
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