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島根ツアー2023秋③島根県立美術館と宍道湖の夕陽

安来駅から松江駅へ。

JR西の駅はベンチを線路と直角に向けている。平行にすると酔っ払った人が立ち上がってフラフラ歩きだしてそのまま線路に突っ込んでしまうかららしい。島根でも徹底されているのだな。それなりの効果があるんだろう。ホームドア付けるより安いってのもあるのかな。

前回ナポリタンとチャイを食べた喫茶店を探したがない…。

ググってみると閉店してしまったようだ残念!コロナに勝てなかったか?

仕方ない、コンビニでなにか買ってホテルで食べよう。

お宿はまた野乃。詳しくは別記事で。

のんびりしていたら日没の時間が迫ってきた。慌てて飛び出す。

この夕日をみにきたんだよお

宍道湖の夕日

ずんずん沈んでいくお日さま。急げ急げもうかなり沈んでしまった。でも天使の道?だっけ?には間に合ったというかベストタイミングだったね。快晴でよかった。

ザ・青春!

普段意識することはないけど太陽の動き(ほんとは地球の自転速度だけど)って速いもんだ。あっという間に光の道も消えて太陽は沈んでいった🌄

いいなこれぞ絶景だ。各シーズン一週間くらい滞在してあらゆる天候でこの夕日を見てみたい。移住するか。なんか優遇政策とかありそう。

このひと型みたいのなんだろね? ブイ?

島根県立美術館

入場。もう閉館間際なのでガラガラ。チケットがA4プリントアウトのコピー用紙にQRコードという、こんなのはじめてみたよ。

企画展のひとつに「IKKO'S Collection」とか書いてあるからIKKOさんの作品展かと思ったらまったく別の写真家の方だったどんだけ〜…。


噂の北斎コレクションがやっばりすごい。かの永田コレクションを寄贈してもらったことで話題になった。一回に見られる数はそんなにないが見たことない作品ばっかり。これも通わないと…。やはり移住かw。

撮影可能(のはず)、SNS不可みたいな表示はないのでここに載せてもいいのだろうね(たぶん)

《布袋図》1807~13年 

人をダメにするソファで寝てる人みたい。

鳥羽絵集 粂仙人 (って題名じゃなくて絵集の中の一枚って感じ?)1811~13年

スカートめくり?

《宝尽くし図》1807~13年

どことなくマリー・ローランサンっぽいのだがそう思うの私だけかな。
おめでたいアイテムを組み合わせて人物造形したいわば野菜で顔を描いたみたいなものらしい。

(寿老人)←ってなによ??

壽!w 足立美術館の大観さん思い出して笑ってしまった。


今後の展示予定はこんな感じらしい(美術館HPより)

やっぱり後期の作品が見たいね。とてつもないすごみに達している。特に肉筆画。2026年か。生きてるかな。

北斎は日本画の本流ではないいわばポップアート。伝統的な日本画壇(?)のみなさんとお互いどう思っていたんだろうか。あんなの絵じゃねーよとか牽制し合っていたのかな。

なにかで読んでそうだなあと思ったのは、「日本人は北斎を世界に通用する画家と誇りに思うとかよく言ってるが、ひとつも彼の作品を国宝や重要文化財とかにしてないじゃん」という外人さんの指摘。けっきょくスタンスはあまり変わってないようだ。

世界で北斎ら浮世絵がウケたのはやはりその見る人へのわかりやすさ。遠近法や正確なデッサンといった正統派?伝統的な日本画家たちがやっていない西洋絵画的な表現が欧米でで共感と新鮮味を与えたのかな? 最近のシティポップブームみたいに?


《サーカスの人気者》1939年 藤田嗣治

ここのコレクションはコロー、フジタ、ゴーギャン、ヴラマンク、モネ…これまた垂涎の品揃え。

《手》1918年 高村光太郎

これも渋いねえ✋

展望台もある。

グーグルストリートビューで館内ツアー出来るみたい

この曲 Amazon Music Unlimitedで聴けるんだ!

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