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”我帮你吧”(手伝ってあげようか)親切な友人たちに感動した件(前編)

この2年、私は中国人の子たちに、日本の学校の勉強を中国語で教える家庭教師をしている。基本複雑な字面のイメージほどは難しくない。

特に英語だったら、中学生で習う文など簡単なので、中国語で説明するのも簡単。しかし、国語は難しくて超大変。中学も三年となると魯迅や芥川龍之介ですよ!これらの格調高い文の説明はもちろん、あさのあつこのバッテリーなどのオノマトペ満載の口語は口語で難しい…。
一応単語は確認しておき、おおまかな訳は準備しておくものの、生徒に訳してもらってちょっと違う、こういう感じなどという言い方のファジーな説明になってしまうこともあった。ま、サイトラのようなもので書き言葉ほど練る必要は求められていないけれど…。とはいえ、文芸翻訳のようなもので、私も文芸翻訳には憧れてるけど、それってめっちゃレベル高い人がやる仕事で、しかもふつう母語にしか訳さない!!!
ともかく、去年高校受験は終えて、今はゆるゆる英語だけやっている。

あんまり書き留めてないけど↓

ところで、彼女たちは日本語という外国語が英語よりはるかに高いレベルにあるのに、日本人の生徒同様な感じで英語につまずいている。その理由を考えた時に、中一の頃の英語授業の日本語が十分に理解できなかったからではないかと考えた。中国語で説明すればフルでわかるから理解が進むのではないかと考えて、中国語での授業を始めた。しかし、半年で3年間の内容を定着させるのは難しく、消化不良感があった。そのため、まだ今年も引き続きやっていて、大学受験までに基礎が築ければいいなと考えている。

今の日本って決まったタイミングで理解できないと、あとで追いつくのが難しい。でも、子どもはそれぞれのペースで育っていくので、前の時点でわからなくても、あとの時点でわかることだってあるのだ。
去年から、教えているうちに、もっとちゃんと説明したいなと思うようになり、ネット上の中国の中学生向けの資料も探して説明するようになった。昨年は歴史や地理であっても、「中国の素材でバランスが取れた説明だと思うもの」と日本語の資料両方併用で学ぶと面白かったから。

今の英語も、高校生なので中学生的な内容であっても高校文法にきちんとつながる説明をしようと思い、中国の学生向けの英文法のネット資料をよく見ているが、サイトの日々の変化で昨年より個人情報をより多く求められたり、有料だったりが増え、さらに、内容がバラバラで揃っていないので、ちゃんとした参考書が欲しくなった。(続く)

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