奨学金帳消しプロジェクト

奨学金帳消しプロジェクトは、奨学金という名の債務を抱える若者たちが、自分たちの力でこの…

奨学金帳消しプロジェクト

奨学金帳消しプロジェクトは、奨学金という名の債務を抱える若者たちが、自分たちの力でこのシステムを変えるべく立ち上げたプロジェクトです。大学生、奨学金を返済中の20〜30代の労働者が集まり、調査活動や問題発信をしています。

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【1/28(土)14:00-】セミナー「その奨学金、本当に返す必要ありますか? 弁護士が教える減額・猶予・債務整理の方法」を開催します

 何件もの奨学金問題を解決に導いてきた、奨学金問題対策全国会議 事務局長の岩重佳治弁護士とともに、奨学金の救済措置や債務整理の「正しい知識」について共に学び、解決に向けた相談ができるセミナーを開催します。 イベント内容   20~30代の3人に1人が、労働問題や病気などが原因で延滞を経験しているという調査があります。「奨学金が返せない」という状況は、誰の身にも起こりうることです。だからこそ、奨学金を返せなくなった時にどのような制度や権利があるのかを学び、積極的に制度を活用

    • 「死んでチャラにするしかない」教員を目指し大学に進学した私は、400万円の奨学金に苦しみ続けている

       私は奨学金返済の当事者で、教員になりたくて私立大学に進学するために400万の借金をしました。私だけでなく兄弟3人も奨学金を借りていて、4人で合計一千万以上も借金をしています。  保証人は父と叔父です。利子ありと利子なしの両方を借りていて、毎月約17000円が必要ですが、コロナにより失業中のため減額制度を利用し今は毎月約6000円を返済中です。20年で完済予定であと18年くらいかかります。  本当は大学院に進学をしたかったのですが、これ以上奨学金を増やせないと思って諦めま

      • 人生を縛り、自由を奪う枷となった800万円の奨学金。ブラック企業を辞めた私は、自己破産という権利を行使することにした

         私は、奨学金を2種類借りており総額で800万近くの返済額となっております。私の両親は生活保護受給者で、生活保護家庭でも受けられる奨学金と、日本学生支援機構からの借入によって大学を卒業しました。現在は、うつ病のため会社を退職し、自己破産に向けて準備を進めております。  社会に出て待っていた現実は、大卒でも手取りが15万円程度で、入社から半年後から早々に月約4万円の奨学金が開始する生活でした。私は在学中に、両親から一方的な絶縁宣言と勘当をされたこともあって生活を1から立て直す

        • 36歳、研究を続けた先に残った990万円の奨学金。不自由と不平等を再生産し続けるこの制度に、いま思うこと。

           自分が奨学金を借りると決めた10代の頃は、「きちんと真面目に働けば、問題なく返せるのだろう」「借りた当人が後で困るようなものを、国や学校が勧めはしないだろう」と、何の根拠もなく信じていました。  両親は高卒、親族にも大卒の人間がほぼおらず、自分も親も知識が浅かったと思います。その後、リーマンショックの影響による就職氷河期、東日本大震災の影響や増税、新型コロナウィルスの感染拡大など、奨学金を借りた時には想像もしていなかった事態が次々に起きました。この間、個人的には人間関係の悩

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        【1/28(土)14:00-】セミナー「その奨学金、本当に返す必要ありますか? 弁護士が教える減額・猶予・債務整理の方法」を開催します

          【10/1(土)13:00-】オンラインワークショップ「奨学金3000件調査から考える、私たちの奨学金問題」を開催します

           私たちのプロジェクトが行った奨学金3000件アンケート調査からは、奨学金返済の困難が、雇用が不安定化している若年世代に共通の問題であると明らかになりました。  それにも関わらず、いまだ奨学金の問題は「個人的」な、自己責任で解決すべき問題であるとされています。  今回のイベントでは、奨学金3000件アンケート調査の結果から奨学金制度の実態を知り、奨学金に対する自分の経験をお互いに共有することを通し、奨学金問題の社会的な解決策を考えていきます。 詳細は以下の通りです。 イ

          【10/1(土)13:00-】オンラインワークショップ「奨学金3000件調査から考える、私たちの奨学金問題」を開催します

          不合理な奨学金制度を変えたい、と考えている人へ

          奨学金帳消しプロジェクト 参加者募集のお知らせ 親の所得や家庭環境によって18歳の時点で数百万円の借金を背負わなければならず、その後何十年間も、奨学金の返済に人生を縛られる。 そんな理不尽な奨学金制度を変えるために、私たちはプロジェクトを結成しました。 10〜30代の学生や社会人が集まり、奨学金制度の改善、奨学金の債務帳消しを実現するために活動しています。 私たちは「借金世代」  このプロジェクトのメンバーには、学生や社会人まで多様な人がいます。奨学金を借りている人もいれ

          不合理な奨学金制度を変えたい、と考えている人へ