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生涯柔道

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一生涯続けられる柔道を社員と取引先で楽しくやっています。道場は会社の中にあります。
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楽しむ姿を見て育つ

僕が柔道をはじめたのは36歳のときで、子供たちに柔道を習わせたいと思ったことがきっかけでした。地域の柔道場に行くと、まず親が柔道をしなさいと言われ、それまで運動嫌いで柔道の経験もなかった僕でしたが、子供たちに柔道をさせたい一心で道場に通いはじめました。 最初のころは、道場に行くのが嫌でたまりませんでしたが、続けているうちに稽古が楽しくなり、気がつくと、子供たちを教える側に立っていました。 そのうち子供たちはさっさと柔道をやめてしまいましたが、僕の方は今もこうして社内に柔道

8月7日 今日の稽古 - 合体エビと横四方固めからの足ぬき(手を使わないバージョン)

今日は取引銀行も加わっての稽古。柔道が全く素人の銀行さんでも、楽しく安全に稽古できています。 柔軟体操の後のトレーニングは、肩ブリッジ、合体エビと、横四方固めからの足ぬきです。足ぬきは、前回から手を使わないルールとしています。 絡まれた足のぬき方 ① 相手の体を S字にする ② 手で無理やり抜こうとせず、お尻を上げて膝を落とす。 ポイント ① 挟まれていない方の足の置き方。抜く時に自分の足が邪魔になる人がいます。抑えかたが横四方固ではなく、縦四方のようになっていませんか

8月6日 今日の稽古 - 横四方固めからの足ぬき(上の人が手を使わないバージョン)

みんなができないこと、また見つけました! 準備体操。擦り上げ10回x3セット、肩ブリッジ10回。そして、今日も、先週に引き続いて、横四方固めからの足ぬきをしました。30秒で上下交代x10セット。 ルール ① 足を抜く方の人(上の人)は、手を使わない ポイント ① 相手の体を S字にする ② 手で無理やり抜こうとせず、お尻を上げて膝を落とす。 挟まれていない方の足の置き方が間違っていませんか? 抜く時に自分の足が邪魔になる人がいます。 足を抜こうとするあまり、つい S

京都府警で柔道事故 日本で”だけ”柔道による死亡者が発生する驚き なぜ日本でだけ柔道事故が繰り返されるのか 

 京都府警で発生した柔道練習中の事故により23歳の女性巡査が死亡した事故は、日本における柔道事故の深刻さを改めて浮き彫りにする。  7月1日、京都府警察学校初任科生の23歳女性巡査が柔道の授業中に「大内刈り」で倒され、後頭部を強打して意識不明の重体となり、13日に急性硬膜下血腫により死亡が確認された。  これで、京都府警で柔道練習による4人目の死者となる(1)。  そもそも日本では、1983年度から現在まで、中学校・高校の学校内における柔道事故で121人が死亡してい

¥100

「余白」

インバウンド向け柔道体験の話を、ぜひとも実現させたいと、 昨日、府中市とJTB の営業担当者が、会社にやってきました。 その担当者も武道経験者でしたが、 寝技だけの安全な柔道をやっているところにとても興味を持ってくれました。 コロナ禍前から仕込んできた観光事業が、 産声をあげる日が近づいているように思います。 機械に潤滑油が欠かせないのと同様、ビジネスにも「余白」が大切です。 社員や取引先と一緒に柔道をやっている会社は、おそらく世界に一つで、 それが話のネタになっています

横四方固めからの足ぬき

柔道の寝技で、単なる打込だと、あきてくるので、ゲーム性があって楽しめる稽古メニューの開発をしています。 今日は「横四方固めからの足ぬき」がテーマです。 横四方固めで足を絡められた状態でスタートし、30秒間で、足を抜くことができるかにチャレンジします。そして、お互いに上下逆になって同じことをします。 ただ力まかせに抜こうとしても、なかなか抜けません。でも、相手を上手に「S字」にすることで、簡単に足を抜くことができます。 稽古を楽しむためには、相手の力量に合わせて、足を「