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男2人×女1人の日常。翔英の誕生日。涼太編

2023年、翔英の誕生日。涼太編。

 慎吾はすごくアウトドアな性格で、面白い事が好きな行動派。サプライズや計画をきっちり立てて行動する。
 対して涼太はとてもインドア派。まったりゆっくりするのが好きな子で、計画を立てるという事はあまりしない。

 涼太から、「誕生日、どこか行きたい所はある?」と聞かれた時、私は「奈良に行きたい」と答えた。近いのに仕事でしか行った事なくて、観光で行ってみたいと常々思っていた。

 涼太「宿、とったよー」
 私 「ありがとう」
 涼太「16時にチェックインだから、16時に着くように行く?」
 私 「待って待って笑。せっかくだから観光しようよ笑」

 という私の希望により、当日、日中は興福寺と春日大社に行ってきました。慎吾と行った厳島神社、涼太と行った奈良県と、図らずも年明け早々たくさんの鹿さんと触れ合いました。
鹿は神様の遣いとして縁起が良いと言われているし、新年早々良い感じ。

 日中、たっぷり遊んだ私たちは、16時ぴったりに涼太がとってくれた宿へ。
もう、宿の方の対応からロビーから最高でした。部屋の鍵を渡されエレベーターに乗っている時、私が「私達の泊まる階、部屋数少ないし良かったね」というと、涼太が「部屋数が少ないのはスイートルームだからだよ笑」と言われ、びっくり。そんないい部屋を取ってくれたの!?
 部屋に入ると、おしゃれな音楽が流れ、良い香りが漂い、くつろぐための空間が広がっていた。ベランダには景色を見ながら入れる露天風呂もある。
 部屋の中を色々見て回り、二人できゃっきゃっと喜んだ後、私は読んでくださいとばかりに並べられている本を手に取りソファへ。
 私 「少しゆっくりしていい?」
 涼太「その為の部屋なんだから思う存分にゆっくりするがいい!笑」
 ありがたく私は本を開く。

 いつぶりだろう、こんなにゆっくり本を読んだのは。私は小説がすごく好きだけれど、いつも本を読むのは移動中の電車の中ばかり。時間を気にせずにゆっくり読書をするのは本当に久しぶり。久しぶりの大切な時間。夢中になりすぎて、部屋に常設されていた2冊と自分が持ってきた本1冊、合計3冊も読了してしまった。

 夕飯もすごくおいしかった。涼太はあまりお酒を飲まないけれど、ご飯を食べる事はすごく好きなので、どのコースの料理にするかすごく悩んでくれたらしい。メインののどぐろしゃぶしゃぶは最高だったし、メイン以外も大変おいしくいただきました。ありがとう。

 ご飯が終わって部屋に戻って、今度は二人でまったり露天風呂。1月の寒い空気の中、熱いお風呂に入ると無限に入ってられそうだった。
 露天風呂が良すぎて、朝からもお風呂に入っちゃいました。
朝食もおいしくて、二人そろってご飯をおかわり。

 涼太がくれた、私の誕生日。いつもせかせかした日常を送っている私にとって、最高の癒しDAYになりました。本当にありがとう。


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