11インチiPad pro/air用　magic keyboard

11インチiPad pro/air用　magic keyboardを購入しましたので少し使ってみての感想を書いていこうと思います。

キーボードの質

キーボードは一級品です。自分が普段使っているMacBook Airのキーボードよりわずかに沈み込みが大きく、logicoolのMX keys minより沈み込みが小さいくらいのイメージです。

１１インチ版の特徴として、サイズの小ささがあります。
サイズが小さいと言ってもメインで使うキーのサイズはmac book等と違いはなく、エンターキーやコントロールキー、シフトキーを小さくして１１インチのサイズに抑えている印象です。なので、ほぼキーの小ささで困ることはないのですが「ー」を打つ時だけは隣のキーとの押し間違えが発生しているので少し慣れが必要だと思います。

自分は手が小さいので、13インチのmac book air のキーボードだとエンターキーを押すときに手全体を動かすか、小指を無理に伸ばす必要がありました。しかし11インチ用くらいのサイズであれば手を動かすことなくタイピングができるので僕にとってはこの小ささはメリットになっています。

特徴的な画面が浮く構造について

magic keyboardの特徴は画面が浮くような構造です。
logicoolが作った類似品や、新しい無印iPadの純正キーボードがキックスタンドを採用する中では異色です。
おそらくこの構造のせいで重量が増えた部分もあると思いますが、メリットもあります。
それは使用する場所を選ばなくなることです。
キックスタンド方式の場合は、ある程度の広さのある安定した場所でしか使うことができません。机の上でしか作業できないし、机であっても喫茶店などサイズが極端に小さい机では作業ができません。
一方で、今回のMagic Keyboardでは接地する面が単一なので膝に乗せていてもタイピングをすることができます。

よく言われているデメリットについて

Magic Keyboardに関しては以下のようなデメリットが多く語られています。

• 重い

• 付けたままペンシルを使いにくい

これについての反論（？）は、「外せばいい」です。
確かにiPadとMagic Keyboardを合わせるとちょっとしたノートPCの重さになります。持ち運ぶ時はiPadも持ちはこぶと言うよりPCを持ち運ぶ方が近いです。それによってiPadの良さが失われてしまうという意見もわかります。
しかし、Magic KeyboardとiPadは磁石でくっついています。すぐ取れます。iPadの良さを活かしたいときは取ることができます。

ペンシルについても同じことが言えます。
確かに、Magic Keyboardは傾斜に制限があり付けたままペンシルを使うのは難しいです。なのでペンシルを使う時は取り外すことをお勧めします。

自分の場合は特に、以前Magic Keyboardの類似品で簡単に取り外すことのできないcombo touch keyboardを使っていたので「取り外せばいいじゃん」という感想を強く持つのかもしれませんが、Magic KeyboardとiPadが取り外しがしやすいように作ってあるのは本当です。

あとは、まあ、値段です。
いくら素晴らしいキーボードでもハッピーハッキングキーボードを買ってもお釣りが来るようなお金を払って手に入れるかどうかは忠誠心が試されるところでしょう。

僕は中古で買いました。