わつぃ

ほくそ笑みすと スマホをスマフォと言いたい

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最近の記事

大学生の現実 コロナ禍

#上京のはなし 「まあなに、はなしと言えどドラマティックでもない、よく在るものさ。」 「私はね、大学進学を機に上京したんだ。 その時はとにかく一人暮らしがしたくてね。」  「自由が欲しかったんだよ。 自分の時間、自分が司る空間。小さい頃から想像してたんだ。ついに来るぞ。自分の黄金期が。 そんなことを考えてた。 ついに始まった!と思ったらコロナだったのさ。 一人暮らしというより一人社会と分断された暮らしだったのさ。 一日、二日、三日、、一週間と声を出さない生活。私の知る

    • 初夢

      今年は就活を。脇目も振らず頑張ろう。 まずは、自己分析。当たり前を見直そう。決意を固めた年始め。 手始めに初夢の分析から。見たことは覚えている。見たことだけは。 ただ、とりあえず一の『富士』でも、ニの『鷹』でも三の『茄子』でもなかったな。どれか一つでも出てきていたら、確実に覚えていたことだろう。 おや、ストップ。そもそも、どうして「一富士二鷹三茄子」であるのか。思うに、『富士』について言えば、静岡県、山梨県の人の方が圧倒的に有利じゃないか。一年の最初も最初、初夢から、公然とこ

      • 折りたたみ傘

         小2くらいの時に親に買ってもらった折りたたみ傘。親に買い与えてもらった多くのものの一つにすぎない。  小学校の時は、ランドセルの軽量化のため基本持ち歩かず、遠足用のリュックに眠らせていた。  中学、高校では自転車通学のため使うのはカッパ。やはりこの時も旅行用のバックで眠らせることとなった。  大学生になると、通学やバイトへの通勤、必要となる荷物が減った。もちろん指定のバックもない。そこで私は折りたたみ傘をバックに忍ばせるようになる。小2で買ってもらった、『あの』折りたたみ

        • 「春はあけぼの」なんて言うけれど、 最近意味を理解した。 ただ、それは紫がかる雲にじゃない。 春ははじまり。多くは期待を膨らませる。 しかし全てが期待でない。 期待と同時に不安も抱き、よるが不安を連れてくる。 撫でてうっとりした猫が突然噛み付くアレのよう。 期待の袋の中身には不安も一緒に入れていこう。そんな気持ちにさせられる、日が差し始めるその頃は、 自分が確かに踏ん張って生を全うしていると、 実感できるひとときで。 春特有のこの感情。想起させるあけぼのは、「春はあけぼ