聖徳汰逸

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行政書士試験に独学で合格するための戦略

令和元年度行政書士試験に3ヶ月(約500時間)の独学で合格(188/300)した時に考察した内容のまとめ。 主に試験の全体像が分かっていない初学者向け。 ■基礎学力 筆者は法律に関してはほぼ初学者の状態で学習に着手した。 ただ、初学者の平均からすると、幾ばくかアドバンテージを持っていたと思う。 ①:まとまった勉強時間を捻出できる環境と意思がある(働いていなかった) ②:ある程度の基礎学力と学習習慣がある(難関大学の受験を経験) ③:近現代史や政治経済について一定の教養があ

    • 小論文の基本戦略

      主に大学受験を想定した小論文における基本戦略について ◆小論文の目的 国語科における作文=「感想文」 情操的文学教育>論理的言語教育 戦後イデオロギーの内面化を重視 「感想文」→同質的な価値観を想定した、主観的文章 「小論文」→異質な他者の存在を前提とする、客観的文章 普通教育→権力に順応した「国民」の養育、「正しいこと」は教えられる 高等教育→専門性を備えたエリートの養成、「正しいこと」は見つけ出す 高等教育機関たる大学の入学者を選抜する上では、当然後者を目的とし

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