第1次世界大戦編の予習|No.238

こんにちは、なべしょーです。

2月11日(木)の振り返りをします。

サラエボ事件について勉強しました。そのきっかけと勉強法と感想を書いていきます。

◆きっかけ

深井さんのツイートを見たことです。

本日から新しいシリーズ『第一次世界大戦』がスタートしました。

これまでコテンラジオで学んできた要素が複雑に絡まってくるらしいという事前情報から、聞き流すだけではなくしっかり勉強しようと考えていました。そんなときに見たのがこのツイート。Netflixにも入会しているので、その場でマイリストに追加し、一仕事終えた後視聴を始めました。

◆映画『Sarajevo』~概要~

サラエボ事件の捜査責任者を務めることになった主人公が捜査を進めるにつれ黒幕に迫っていきます。真実の一歩手前で主人公はある脅しにより、究極の選択を迫られ最終的に捜査の手を止めてしまいます。そして真相が暴かれることなく第一次世界大戦に突入します。

◆映画『Sarajevo』~感想~

国家のみならず個人の利害がこんなにも歴史に影響を与える因子になるとは思いもしなかった。

そう。事件とは様々な因子が脈々と影響し続けて臨界点に達したときに立ち現れてくるものだと、認めざるを得ません。

因子が複雑に絡まって事件が起こることを分析したエピソードを2つ紹介させてください。


◆勉強開始!

まず初めにウィキペディアで「サラエボ事件」を検索し読み進めていきます。ほとんど分からない単語・事件なのでその都度リンクに飛ぶ、またはコピペして検索にかけて調べていきます。

パソコンはマルチディスプレイにして片面をウィキペディア、もう片面はGoogleマップ、GoogleEarthを開いておき地理的なイメージを常に沸かせるように意識しました。

そして何より大切なこと、メモを書きました。事象・年代・地理が入り混じって訳が分からなりそうだったので、整理する面でもとても効果的です。

そこでまずヨーロッパの地図をざっくり書いて、そこに事件と関係性を記入していきました。ここでは複雑になりすぎることを恐れ、年号のメモはしませんでした。事件の流れさえ把握できれば大して年号に意味はなさないかと考えての選択です。

◆勉強の成果を発表!

画像1

こんな感じの地図ができました。読者の皆さんにこのメモの内容を理解していただくには色々と不十分すぎますが、自分が勉強を進めることだけに関して言えば驚くほど役立ちました。メモを書いていると脳から発生する思考と紙面上の情報がリンクしていきます。その感覚はとても癖になります。

この一連の行為の最上級が㈱コテンさんがやっているデータベース事業なのかな。地味だけど面白い、そしてなにより勉強になる。そう私は感じました。

◆勉強してみて気づいたこと

上記の勉強方法は、大学院で研究しているときの調査方法、思考方法ととても似ているなと感じました。分からない大きなテーマを調べて、その道中でも出会う分からない単語もまたさらに調べていく。

ただ今回は、当初の目的である「サラエボ事件について調べる」ことを常に忘れず頭の隅に入れるように意識しました。研究では分からなさ過ぎてどんどん深堀していくうちに何について調べているのか分からなくなり結局成果は得られないというオチに陥っていました。その反省を生かし、新しいことを調べすぎない、深堀る際はその前に一瞬立ち止まって「サラエボ事件」のことを一瞬脳裏に浮かべるようにしました。

これまでやってきた経験が生きた瞬間です。

読んでいただきありがとうございました。

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