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「建築知識ゼロ」から一級建築士へ~大学卒業から8年かかった合格までの道のり。

一級建築士を目指している受験生へ

いきなりですが
あなたは、"なぜ"一級建築士を目指していますか?
合格後、どうゆう生活をしたいですか?
その生活は、いつまでに叶えたいですか?

✔今よりも給料を上げたい
✔今の会社で出世して、生活面でもっと余力を持ちたい
✔同じ業務をこなすなら、もっと待遇の良い会社に転職したい
✔夢だった自分の設計事務所を立ち上げたい
✔家族との時間を過ごすために、何としても今年こそ合格したい
✔一級建築士の資格を持っていないという、コンプレックスから脱却したい

受験生それぞれが何かしらの原動力があり
一級建築士に挑戦しているかと思います。

私も皆様と同じくその一人でした。

しかし、私は順風満帆に一級建築士に合格したわけではありません。

この記事では、私の過去から合格に至るまでの背景

そして、現在運営している
一級建築士製図試験対策「足切り突破塾」を立ち上げた想いなど
綴っていきたいと思います。

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【0章】自己紹介

改めまして、手古祥太(テコ ショウタ)と申します。

現在、一級建築士製図試験対策「足切り突破塾」の運営だけでなく
資格学校の製図チューター講師としても
約20名の受験生をサポートしています。

次年度はメイン講師を
任されることになりました。

【一級建築士試験 受験経歴】
令和2年 学科合格、製図ランクⅣ
令和3年 製図合格

【実務経歴】
住宅設計 約2年
構造設計 7年(内、1年半スーパーゼネコン出向)
┗50件を超える設計に携わる

現在は、設計の業務から離れて
一級建築士製図試験に特化した学習支援から
合格後のキャリアサポートまで行っています。

【1章】幼少期~大学時代

1-1.建築士を目指すきっかけ

少し昔話をさせてください。

私は、大阪府守口市で生まれ育ち
小学3年生まで古い長屋に住んでいました。

そこでは近所の交流が盛んで
今でも釣りを一緒に楽しんでいる親友もいます。

小学4年生になるとマイホームを建てるということで
引っ越しが決まりました。

同じ学区なので
特に不安もありませんでした。

建て方が始まり
人生初めての建築現場に行ったとき

心なしか
「家が建っていくの見てておもろいな~」
という感情が湧いてきました。

それがひとつのトリガーになっていたと思います。

少し家系の話をすると
私の祖父(母方)は、大工をしていて自分の家を1人で建てる職人で
私の父は、設備の配管工事をしていました。

今思えば、何かしら建築とは縁がある家系でした。

1-2.大学受験の進路

大学の進路を決めるとき
当時の思い出が残っていたことから
建築の道に進むことにしました。

国公立を目指したいという気持ちもあったため
建築士の受験資格が取れる大学を目指し
高校3年生では猛勉強をしました。

しかし、センター試験の結果は
6割程度しか取れず、国公立の道も危うい状況でした。

それでもあきらめず、色々調べると
愛媛大学 工学部 環境建設工学科がヒットしました。

卒業後、2年の実務を積めば
二級建築士の受験資格がもらえるというのも確認したため

センター試験の点数と照らし合わせると
上手くマッチしました。

そして、二次試験を受けて無事に合格!!!

建築士への道に一歩を進むことができました。

大学には、"平成21年"に入学しました。

しかし、入学直後大きな出来事が起きてしまいます。

1-3.姉歯事件の余波…

突如として悪い知らせが入りました。

『卒業後、二級建築士は取得可能資格から除外となりました』

えっ…なんで?
当時、本当に意味が分かりませんでした…

なぜ、急に除外になったのか。

それが、姉歯事件の余波だったのです。

当塾の特別講義動画でもお話していますが
平成21年から一級建築士試験の方針が変わることが
平成19年に公表されています。

方針が変わった理由も
構造計算書偽装問題が発端でした(下記画像)。

これによって、元々の認定校だった
愛媛大学 工学部 環境建設工学科も除外となったのです。

つまり、卒業しても文系と同じ扱いとなり
二級建築士の受験資格を取得するには
7年間の実務経験を積む必要がありました(絶望)。

一級建築士なんて夢のまた夢の道のりとなりました…

カリキュラムも建築というより
土木が寄りだったので除外となったのも今では納得できます。
(土木と建築の区別、当時よくわかりませんでした。笑)

ただ、私と同じ想いで入学した生徒は多数いたので
とても残念なお知らせとなりました。

【2章】大学卒業~新卒時代

2-1.大学卒業後の就職

就職活動中でも、やはり建築の道は諦めることができず
とにかく実務経験が積めるところを片っ端から受けました。

そして、内定をいただいたのが住宅ハウスメーカーの設計職でした。

大学の専攻が土木だったため
建築知識ゼロ
の状態でしたが
なんとか内定をいただきそのまま就職をしました。

2-2.住宅ハウスメーカーで過ごした2年

住宅ハウスメーカーの設計職といえど
思っている設計とは程遠い仕事内容でした。

営業がお客様と打合せ・プランニングをし
設計職は叩きの図面を申請図として仕上げるだけ。

これが本当の設計なのか?
一年目から疑問を持ち始めました。

このままこの業務を続けても
設計者として、自信を持って名乗れる未来も見えず
尚且つ7年実務でやっと二級建築士の受験資格がもらえる。

周りとは差が開くばかり…

絶対嫌や!!!

そこで、人生の転機となる
思い切った決断をしました。

2-3.仕事と学校の両立

決断したことはシンプルです。
「建築を一からちゃんと学ぼう!」

もちろん、土木ではなく。(笑)

今後、一級建築士を取得するにあたって
最短の道を進むためには・・・

専門学校に行き直す

建築学科の単位を取得する

卒業

二級建築士取得

一級建築士取得(当時、専門卒は4年実務が必要)

これしかないと思いました。

そして、最小単位で卒業できる学校を探していると
大阪工業技術専門学校 フレックス建築学科
を見つけました。

✔卒業後、二級建築士の受験資格に必要な最小単位が取得できる。
✔夜間でお仕事終わりに勉強する方もいる。

まさに!求めていた学校で、すぐに願書を出し
面接を経て入学しました。

そして、就職2年目に
日中仕事→夜間学校 という
仕事と学校の両立生活がスタートしました。

【3章】学生から再スタート

3-1.退職、そして勉強一本の道へ

学校での学びは、たったの2年間でしたが
仕事をしながら続けるか迷っていました。

本来やりたい仕事でもないし
この環境に身を置いても得られるものも無いと思い
退職を決意しました。

就職2年目の10月でした。

そこから勉強一本に絞って
ひたすら鬼のように勉強をしまくりました。

分からないことは
その日の授業後に先生に質問をしに行き
帰宅して復習&予習。

学校の二年目には
二級建築士の過去問もやり始めました。

興味を持つとスイッチが入る性格なので
日々の学びの中で成長している自分が
楽しすぎました!

学校は夜間なので、日中は何をしていたかというと
構造設計事務所のバイトと
現場監督の補助のバイトを掛け持ち
していました。

というのも、退職する前に
木造の伏図や軸組図を見せてもらったとき

「建物の骨組みおもろ!」と思い
構造設計に興味を持っていました。

そのため、卒業後の就職先は
構造設計事務所と決めていました。

その前準備として
✔現場を少しでも知ること
✔構造設計に少しでも触れること

学生という時間を有効活用して
現場でも学ぶようにしていました。

現場を知る設計者は
絶対必要になってくるので
それを見据えて勉強していました。

そんなこんなで、入学して2年目を迎え
卒業制作をする時期に来ました。

制作物は、手書きの構造計算書を作成しました(下記画像)。

当時の卒業制作

「初めての建築構造設計」という本を見ながら
順番通り設計してみると意外とできました!

ただ、鉄骨造の設計ルート1-2でやったのに
Co=0.2で設計していることに終わってから気づきました。
本当はCo=0.3なのに(笑)。

まさかの耐震偽造(違法建築)をして卒業をしました(笑)。

【4章】25歳で新卒入社~二級建築士挑戦

4-1.構造設計事務所 入社

卒業制作と並行して、就職活動ももちろんしていました。

構造設計事務所一択だったので
学校の進路相談やネットで検索して
求めている会社を探していました。

当時、私が何を求めていたかというと
構造設計だけやっている会社ではなく
意匠・設備設計も所属している会社です。

理由は、設計全体を見れるからです。

設計は、意匠・構造・設備と分野があるものの
建物はすべての設計が絡み合っています。

その設計を間近で見れる環境を求めていました。

そして、無事にそのような会社に就職することができました。

4-2.入社後は残業・徹夜の日々。そして、二級建築士試験挑戦。

いざ、入社すると・・・
残業・徹夜の日々が続きました。

というより
設計で定時に帰っている人、ひとりもいませんでした。(笑)
残業が当たり前みたいな空気感。

当時は、"働き方改革"という言葉もなく
残業したり、徹夜したりして頑張ってる奴が偉いという
建築業界あるあるなのか・・・

「働きまくる奴=正義」という
謎に美化されるような風潮で働いていました。

それは、上司が飲み会の場で
「俺らの時代は・・・」みたいな武勇伝を
何回も聞いていたせいでもあると思います。

💭そうゆう環境で仕事するのがあたりまえなんか
💭そうやって成長するもんなんか

などと変に洗脳されていたからです。

ただ、当時はやる気バリバリだったので
残業しても徹夜しても、設計すること自体が楽しかったです!

自分でやりたい道を選んで、やりたい設計ができている!

これが当時の私にとって、最高の環境だったからです。
(今となっては、あり得ませんが(笑)。)

若手同士で徹夜をすることもあり
一緒にやり切れる仲間がいたからこそ
なんとか仕事に取り組むことができました。

そして何より、人間関係が良好だったことが
唯一の救いだったと思います。

そんな日々が続く中で
二級建築士試験が訪れました。

学科は、学校卒業前から過去問の勉強を進めていたため
独学で問題なく通過しました。

製図試験は、母校が二級建築士製図試験対策をしていたので
そこで勉強をしていました。

しかし、初年度は不合格となり、来年に持ち越しとなりました。

そして、迎えた二年目・・・無事に合格!

本来、7年の実務経験を積んでから受験するはずが
大学卒業後、4年目で二級建築士を取得することができました。

この瞬間・・・

「あの時の選択は間違っていなかった」と思うことができました。

一級建築士試験を受けるためには
卒業後、4年の実務経験が必要となっていたため
それまで仕事に勤しむことにしました。

【5章】一級建築士への挑戦

5-1.初年度の挑戦(学科編)

入社5年目、いよいよ一級建築士試験を
挑戦するときが来ました。

この時、大学を卒業してから7年目(令和2年)。
なんとしてでも、20代で合格をする気持ちで臨みました(当時29歳)。

もちろん、資格学校は通いました。
ちょうどコロナ禍であったことを覚えています。

一年で合格する覚悟だったので、学科と製図コースを申し込んで
後に引けない状況に身を置きました。

隙間時間を徹底的に活用し
毎日深夜1時まで勉強
をすると決めて
学科試験に備えていました。

そして、迎えた学科試験。

計画と環境が難しすぎて
確実だと思える回答が半分あるかどうかでした。

試験が終わり、ドキドキしながら自己採点をすると
計画は最後2択で迷った回答がうまく当たり
難なくクリアしました。

環境は、ぎりぎり11点(足切り10点でした)。
これを落としていたら、また来年でした…

後の法規、構造、施工は自信があったので
結果、97点で学科通過!!!

・計画16点
・環境11点
・法規27点
・構造21点
・施工22点

そして最後の関門、製図試験に臨むことになります。

5-2.初年度の挑戦(製図編)

いよいよ製図試験に挑戦ということで
学科のように勉強量をこなせばいけるやろと思っていました。

さらに、二級建築士も製図試験を受けた経験もあったため
要領良くこなせばいけるだろうと
意気込んでいましたが・・・

いざ、授業を受けても

💭何やってんのかわからん…
💭どうやったら、エスキスまとまるん?
💭問題を読み取って、どう解釈すればいいかわからん…
💭合格するのって運要素?採点基準がイマイチわからん…
💭学校の教え方が全く合わん…

正直、試験当日までの約2ヵ月間取り組んでみて
全然合格のイメージが湧きませんでした。

案の定・・・ランクⅣ 不合格

このまま来年挑戦したとしても受かるわけないと思いました。

資格学校での学習環境を振り返ったとき
思うことがたくさんありました。

✔講師からのフィードバックが不足している
…講師の人数に対して、指導できる生徒数が多く全然追いついていない
…図面のチェックバックが適当すぎる
…講師によって当たりはずれみたいなことが起こっている

✔エスキスで挫折をしてしまう学習環境
…試験に近づくにつれて、リタイアする生徒数がいて授業に来なくなる
…それを毎年当たり前かのように授業が進む
…問題の読み取り、エスキス手順などやり方だけ教わっても全然できない
…試験の本質的な授業が無いため、基礎力が身につかない

✔長期組が早すぎて焦る
…課題を解き始めると、スタートから製図版を用意するまでが早くて焦る

など、同じ授業を受けているにもかかわらず
学習が全く身につかない。

前に進めている受験生は、ごく一部。

そして、思ったより
講師からのフィードバックが不足している現実(尚且つ薄い)。

生徒数に対して、講師が少なく
明らかに受験生への対応が追い付いていない。

高い学費を払っているのに…
合格したい気持ちとは裏腹に学習が身につかない…

このような環境の中で継続して学習できることは
初年度の私にはとても辛い状況でした。

【6章】一級建築士に合格するために

6-1.過去問研究の徹底

どうすれば合格することができるのか。
不合格になってから、必死に分析しました。

すると、一級建築士製図試験(一級建築士試験自体)は
平成21年から出題傾向が変わっていないことが
国交省から公表されていることを知りました。

そこで、色んな気持ちが湧いてきました。

💭なんで、資格学校がそんな大切な話教えてくれへんの?
💭傾向が変わってないってことは、製図試験も学科と同じで過去問大切やん
💭過去問からヒントが得られるってことやん

学科は過去問を勉強することで
基礎力が身につき、合格するための土台づくりができる。

「解がある」からこそ学習方法もシンプル。

資格学校も「過去問の勉強が大切!」と教えてくれる。

しかし
なぜ、製図試験になるとそれをやらないのか。

その違和感がありました。

製図試験こそ、試験元の出題意図(本質)を理解したうえで
過去問対策することが合格への近道!

私が分析をして"辿り着いた答え"がこれでした。

詳しい解説は
27分の特別講義動画で確認できます!

画像クリックから進むと受け取れます!

そして、受験生自身もそれを理解しているのです。
Xで過去にアンケートを取ってみました⇩

一級建築士製図試験(過去問の重要性)

では、初年度でしっかり分析している人はいるのか?
それもアンケートを取ってみました⇩

一級建築士製図試験(過去問の分析)

初年度では、やはりそこまでの余裕はないようです。

理由としては、製図の受験期間が約2ヵ月半とタイトすぎるあまりに
誰しもが授業についていくことに必死だと思います。

そのため、課題公表後の資格学校のカリキュラムは・・・


本年度課題対策一本!!!

しかしその結果、どうゆう現象が起こるか。

資格学校それぞれ特有の
・問題の読み取り
・エスキス手順
・作図手順
・記述

このような本質を捉えない
「手段だけ」の枝葉の学習
受験生を苦しませていることになり

試験本番に近づくにつれて
教室から受講生がどんどん減っていくんです・・・挫折をして。

当時を振り返ると中々、衝撃的な光景でした。

何度も言いますが
合格するための基礎力は、製図も過去問にあるのです。

6-2.本年度課題から再挑戦

そして、迎えた二回目の挑戦(令和3年)。
本年度課題は、「集合住宅」。

※一部抜粋

初年度と同じ資格学校に通いましたが
講師には全く頼りませんでした。(笑)

それは、過去問研究の過程で試験の本質に基づいた
・問題読み取り
・エスキス手順

これらを自分自身でテンプレート化したものを
何度も練習してきたので

資格学校のオリジナル課題をこなしていれば
出来る自信があったからです。

つまり、どんな課題が来ても当てはまる汎用性の高い手法です。

もちろん、細かい法規の話など
分からない箇所は質問をしましたが

分析して培った学習ノウハウのおかげで
エスキスに苦労することはありませんでした。

そして、試験当日…

資格学校のビラ配りをかわしながら試験会場に到着。

製図版をしっかり固定し、製図道具をセットして


いざ、試験スタート!

問題の読み取りを開始…40分
エスキス…90分!!!

正直、本番でビックリしました。
こんなにエスキスがまとまると思っていませんでした!

本質に基づいたアプローチ方法が結果に繋がった瞬間でした。

そして、記述と図面にしっかりと時間を当てることで
質の高いものを完成することができました。

その結果・・・無事に合格!!!!

大学卒業から、8年・・・
受験期間が8年ではなく、人生をやり直した8年。

長きにわたる一級建築士への道が終了しました。

遠回りのような人生と思われましたが
あの時の決断が、結果的に近道を進んだと確信に変わりました。

すべてが報われたような気持ちになりました。

【最後に】

本来あるべき「継続×実践」ができる学習環境を。

一級建築士製図試験の全体像を見たとき

様々な憶測や情報発信のせいで
受験生に変な価値観や固定観念が植え付けられてしまっている
と思っています。

💭過年度生は初年度より不利になる
💭エスキスの時間をつくるために、作図スピードを上げた方がいい

そんなわけない!!

過年度生が初年度より不利?
どんな陰謀やねん!そんなことあるか!(笑)
ハッキリ言って、変な噂に踊らされて
自分に対する言い訳になっているだけです。

作図スピードを上げることが大切?
問題の読み取りが一つでも漏れたら終わりやろ・・・

YouTubeでよくある作図時間1時間○○分!
手順を徹底解説!!

みたいな動画が出回るせいで

作図スピードこそ大切だ!!
って思ってしまうわけです。

本質はそこではありません。

これを学習の中に取り入れていると
いつまでたっても身につきません。

作図スピード上がったとして合格に直結すると思いますか?

プランが破綻してたら、合格どころかランクⅣ・Ⅲ止まりです。

早いに越したことはないですが
大切な学習はもっと根本にあります。

しかし、結局のところ資格学校に行ったとしても
本質から教えてくれない。

孤独の中で戦いながら
身につく受講生は進み、そうでない人は置いてけぼり…

そして、学校から去る受験生。
それって、本当にもったいないです。

💭資格学校で講師から十分なフィードバックがもらえない
💭資格学校で置いてけぼりになってしまう
💭本当は頼りたいけど、何を質問したらいいか分からない
💭周りに相談し合える受験生仲間がいない

だからこそ、1人で孤独に戦うのではなく
困ったときにいつでも頼れる講師と
本来あるべき「継続×実践」ができる"学習環境"
が必要と思い
足切り突破塾を立ち上げました。

その学習環境とは
✔本質を捉えた、基礎力~実践力まで身につく一貫した学習コンテンツ
✔直属のメンター講師(私)が徹底的に添削・フィードバック
✔受験生同士が切磋琢磨できるコミュニティ
✔メンタルケアのサポート

など、これらを用意しています。

※前提として
足切り突破塾は、資格学校ではありません。

あくまで、資格学校に通いながら
資格学校だけでは前に進めない受験生の底上げを
目的とした塾になっています。

些細な問題から何でもお答えします。

建築業界では、よく上司から
「自分で考えてやれ!」と言われますが
試験においてはそうではありません。

「これ聞いてもいいかな・・・」
って思ったものはすべて聞いてください!
頼ってください!

というのが、私が思う
試験に合格するための向き合える学習環境です。

1人で頑張ろうとしたり、解決しようと思っても
自分の力だけでは限界があります。

私もそうでした。

だからこそ、頼る人がそばにいる必要があります。

しかし、資格学校に入ってみても
蓋を開けると継続できない受験生はたくさんいます。

私のように、初年度に苦い思いをして
一年を棒に振るようなことが続いてしまうことはもったいないです。

まずその一歩として
試験の出題意図(本質)を理解する動画視聴から
スタートしてみて下さい。

その他、私が合格したときの勉強ノートや
合格時の復元図とその解説などお渡ししています。

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学習に行き詰まる方には、学習診断も行っています!
説明会もその流れで行っていますが、参加するかはお任せしています。

▲LINE登録で参加できます(画像タップ)▲

合格をスタートに。

当塾のコンセプトにもあるように
合格したら終わりではありません。

あなたの人生は、合格してから選択肢が広がり
スタートすることでしょう。

✔今の会社で出世したい
✔今より待遇の良い会社に転職したい
✔独立・起業したい
✔新しい業界に挑戦したい

など、様々な想いがあると思います。

一級建築士を取得した後は、自分の価値を高めていく必要があります。
そして、自分の人生は自分で決めていかなければなりません。

誰かに選んでもらうのではなく
与えられた24時間が、理想の生活として叶えるために
自ら選択して決断していかなければなりません。

💭頭の中が「仕事」の文字でいっぱいになる生活がいいのか
💭自分の時間もあって、ライフワークバランスが整った生活がいいのか

どうゆう未来を実現したいかが、人生設計の一つの考え方と思います。

そこで、スタートラインに立つ合格までの学習支援だけでなく
合格後のキャリアサポートも今後の展望として計画しています。

それは、私が構造設計事務所(前職)を退職した
背景にもあります。

少しそのお話をさせていただくと
一級建築士を取得したにもかかわらず、前職では
思うような待遇はありませんでした。

昇給するかと思いきや
基本給が+4000円上がっただけ・・・

人より1.5倍(個人売上目標)仕事をしていたのに
仕事量と報酬が見合っていない現状。

仕事を山ほど任され(1人で物件を8件持ったことも)
残業時間は、100時間/月を超えるなんてざら。

しかも
みなし残業制度(いくら残業しても35時間分しかもらえない)

私は、この現実をこの先もずっと続けることを想像したとき
この会社に居続けて、良い未来が全く浮かびませんでした。

自分の価値を落としていると思い、退職を決断しました。

退職するにあたって転職活動もしました。

転職サイトに登録すると
一級建築士の資格を保有しているとプロフィールに掲載すると
ずっとスカウトがきます!

もちろん、実績や経歴もあると思いますが
今でもスカウトが鳴りやまず、数えてみると
トータル80件くらいありました!!

ここで初めて、世の中には一級建築士を求めている企業がたくさんあって
価値があるんだなと実感することができました。

とはいえ、私のような会社も実在します。
それは、健全ではないと思います。

建築業界は、根性論のような風潮がまだまだ根強いなかで
あらゆる面で精神的に疲弊してしまう人もたくさんいるでしょう。

特に退職となると
「辞めるやつ=根性ない=悪者」というような
本当に視野の狭い考え方の上司もいます。

会社って不思議なんですけど
入ることより、退職するする方が難しいんですよね・・・(笑)
何なんですかね、あの異様な空気感(笑)。

幸い私の上司は辞めることに
背中を押してくれた方だったので良かったものの

会社からは長年頑張ってきた努力を否定された気持ちになり
退職前には鬱になっていました。

それが身体に症状としても現れたので退職を決意しました。
(ずっと後頭部がチクチクして刺された感覚が続きました)

まさか、自分が鬱になるなんて思っていませんでした。

とはいえもちろん、良い会社はたくさんあります。

ただ、時代も移り変わっていく中で、もっと自分に責任を持ちながら
人生の選択肢を広げても良いと思っています。

そんな道づくりを実現すべく
当塾に入った方とは長いお付き合いができればと思っています。

長くなりましたが
ここまでご覧いただき本当にありがとうございました。

まずは、合格を目標に一歩を進めて
一緒に歩めることを楽しみにしています!

足切り突破塾 (代表)手古 祥太


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