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相手に意見を受け入れてもらう方法【論理8割、感情2割】

こんにちは、豊藏(@shotatykr)です。

普段はSEOとCROが強みのWebマーケティング会社アイオイクスにてWebコンサルタントをしています。

突然ですが、あなたは職場にてなかなか自分の意見が通らず苦労した経験はありませんか?

特に新人のうちは業務内容や言葉の意味、仕事の背景が把握できず、発言をするにも結構苦労しますよね。

加えて、年次の浅いうちに下手な意見を言うと「お前は何もわかっていない!」と怒られることも少なくありません。

そこで今日は、例え年次が若くても意見を受け入れられる方法をシェアします。

結論を言うと、以下のポイントを意識することで、あなたの意見はだいぶ通りやすくなるはずです。

①相手の仕事を理解しようとする。
②意見を言う時は断定ではなく仮説から入る
③仮説に至った理由とファクトを伝える。
④意見は代替案とセットで語る。
⑤2割は感情。共感の心を忘れない。

それでは早速解説していきます。

前提:人それぞれ仕事のこだわりを持っている

前提として一番大事なのは、相手に配慮をすることです。

今まで事業を進めてきた中で、様々な人たちが試行錯誤しそれまでの体験から最適解を導き出しています。

なので、意見をするときに、頭ごなしに「ここがダメです。」「なぜこれなんですか?」と冒頭から否定的なスタンスを取るのはやめましょう。

違和感を心の中に留め、何故そのような事象が起きているのか想像しながらコミュニケーションを取るのがおすすめです。

それでは、具体的な意見の伝え方を解説していきます。

1.意見を言う時は仮説で話す。

まず、意見を言う時は仮説を立てましょう。

いきなり「これっていらなくないですか?」とか「これ違うと思うんです。」と自分の思ったことをズバズバ言うのはNGです。

あなたが思った事、感じた情報は貴重ですが、それをそのまま伝えると「はぁ?お前何なん?」と高確率で言われます。

そこでおすすめは、こんな聴き方です。

「私はこれを見て〇〇だと思ったんですが、これって××という理由からですか?」とか、断定ではなく、仮説で返すのが重要です。

こうすれば、意見は否定ではなく、疑問になるので、意見の聞き手も対立<相談のスタンスとなります。

2.仮説に至った理由とファクトを語る。

仮説が揃ったら次に必要なのはその理由とファクトです。

何故そう思うに至ったのか、仮説の理由を述べましょう。

ここで大事なのは必ずファクトを持ってくることです。

ファクトや実例が無いまま話してしまうと、それは主観かつ妄想の域を出ない為、意見を棄却される可能性が高いです。

例えば、

(事実)前にこれこれこういう事があった。
(想定)その時の話を考えるに~という事だと理解しており~
(投げかけ)こういう意図でやっているという事ですよね?

と事実から想像した仮説を相手に投げかけるイメージです。

3.意見は代替案とセットで語る。

意見を言う時に重要なのは、意見の結果どうアクションを起こしたいか?です。

現状を否定するのは簡単なことです。

そこに代替案や方向性をセットで加えなければ、ただのワガママと変わりません。

「この方法としてAとBがあるなら、Bを選ぶべき、何故なら・・・」と、2者択一の状況でどちらを選ぶか決断できるまで、意見をまとめていくと話も通りやすいです。

まとめ:2割は感情、共感を忘れずに。

今日私が話したのは、どれもロジカルなコミュニケーションをする上で基本となる話です。

ただ、結局人間は感情の生き物なので、最後は感情で動きます。

正論ばかりで世の中は動きません。論理はあくまで理解を促す手段の一つ。結局は相手の立場に立って考えることが最も重要です。

その為、論理的な話し方を学習した後は「自分の発言を相手がどう感じただろうか?」を常に意識してコミュニケーションを取るのがおすすめです。

慣れないうちは、意見を話終わった後、その相手に「言い方に失礼が無かったかどうか気になったので教えてほしい」とコミュニケーションを取っても良いですね。

「論理はあくまで手段の一つ。最後は結局感情で動く。」

これが、コンサル時代にぼくが学んだ内容の1つです。

お役に立てば幸いですm(__)m

以上、豊藏(@shotatykr)でした!





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