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Webマーケティングを学ぶ為に、まずサイトを1つ作ってみよう。【超初心者向けに屋台ラーメンを例にして解説します。】

こんにちは、豊藏(@shotatykr)です。

普段はアイオイクス社にてWebコンサルタントをしています。

突然ですが、Webマーケティングって何をする仕事なんだろう?自分で学ぶ方法はあるのかな?と考えたことはありませんか?

私はあります。

私はもともと、営業→ITコンサルというキャリアを歩んでおりました。

働く前と働いた後のイメージはたいてい変わるもの。

正直、営業はとにかくお客さんに頭を下げる仕事だと思っていましたし、ITコンサルは小難しい言葉たくさん使う意識高い仕事だと思っていました。(もちろん今はその認識は全く異なります。)

Webマーケティングも同様で、今でこそ仕事の全体像が見えつつありますが、この仕事に触れる前は「結局何をしている人なの?」という疑問が拭えませんでした。

具体的に何が出来る人なの?
実際にどんな業務やスキルセットが求められる?

そんな疑問を持つ人におすすめしたいのが、まず1つ自分でサイトを作成し、実際に運営をしてみることです。

そこで、本記事では全く知識がない人にもわかりやすいようにサイト制作&運用を屋台ラーメンに例えて説明してみました。

この記事を書いている私は、本業にてWebマーケティングの仕事をやっているかつ、副業にてトータル10サイト(多分)&700記事以上(多分)書いているので、イメージのズレなくお伝え出来るかと思います。

何故、Webマーケティングを学ぶのにサイト制作が効果的なのか

Webマーケティングと調べるとWikipediaでは以下とされています。

インターネット上での商品やサービスのマーケティングである。

なんのこっちゃ...という感じなのでマーケティングを調べてみました。

商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称

という事なので、まとめると「ネットで商品を売る仕組みを考える・作る仕事」って感じですね。

実は、この言葉を体現する仕事は、個人でも出来ちゃいます。

それが、アフィリエイトというビジネスです。

世の中にはASPと呼ばれる「企業が売ってほしい商品を仲介する会社」があります。

試しにA8.netやバリューコマースと検索してみてください。

これらの企業では多数の商品が紹介されています。

その商品広告を、自分のサイトに貼り付けて、そこから商品が購入されると販売代行料という名のお金があなたのもとに入ってきます。

つまり、自分のサイトにて商品をいっぱい紹介して、いっぱい売ることが出来れば、それはもう立派にWebマーケティングをしているという事になります。

だから、Webマーケティングを学ぶ上で、アフィリエイトは大きな学びになるんですね。

サイト運営するにはどうしたら良いの?

サイトアフィリエイトがWebマーケティングを学ぶのに重要というのがわかったので、次にどうやってサイトを運営すれば良いのかを解説します。

結論、やることはとっても簡単です。

①「ブログ 始め方」等でググる。
②ドメインを取得する。(年1,000円くらいです。)
③サーバーを契約する。(年12,000円くらいです。)
④「WordPress 作り方」でググる。(サイトを運営する為のシステムです。)
⑤デザインテンプレートを買う(10,000円くらいでお洒落なサイト作れます。)
⑥コンテンツを入れていく。

だいぶ端折りましたが、大体こんな感じです。

最近では色々な方がブログの始め方の記事を事細かく書いているので、少しネットリテラシーがある方なら3時間もあれば出来るでしょう。

とはいえ、上記はあくまで箱を作るまでのステップです。例えて言うなら無人島に降り立ったラーメンの出せない屋台です。

ここからラーメンを売るためには

①売れるラーメンを仕入れること
②お腹が空いているお客さんがいる場所に移動すること
③あなたのラーメンが食べたくなる仕掛けを作ること

この3つの難関を乗り越えなければいけません。

①売れる(売りたい)ラーメンを仕入れること

売れるラーメンとはすなわち売りやすい商材のことです。

他のビジネスならいざ知らず、アフィリエイトは企業が作った商品を紹介するだけでOKです。

その為、まずは自分がどんな商品を紹介したいか選定します。

これがそのまま、サイトのコンセプトにもつながります。

色々なASPに登録して、自分で「この商品とこの商品は売れそうだな...」と考えてみるのが重要です。

②お腹が空いているお客さんがいる場所に移動すること

無人島に降り立った屋台ならば、船で海を渡ればお客さんに会えるかもしれませんが、Webサイトは移動することが出来ません。

その為、SEOやSNS等にて、自分のWebサイトに集める必要があります。

例えば、今私が書いている記事は「Webマーケティングを屋台ラーメンで学ぶ」というテーマで書いているので、SEOなら「Webマーケティングを学ぶ ラーメン」とかで調べたら1位に表示されるかもしれません。

また、SNSなら#Webマーケティングというタグを入れれば、調べているユーザーが興味を持ってくれるかもしれません。

いずれにせよ、あなたのサイトに来てもらうために必要なコンテンツを作る必要があります。

このコンテンツがいくつかあると、あなたのサイトにお客さんが訪れるようになります。

③あなたのラーメンが食べたくなる仕掛けを作ること

いくらお客さんを集めても、その人たちが「あなたのラーメンを食べたい!」と思わなければ意味がありません。

例えば、もしあなたが「通販で買えるラーメンセット」をアフィリエイトしたいとしましょう。

通販で買えるラーメンセットを買いたいというユーザーがGoogleを利用する場合「通販 ラーメン 人気」とか「通販 ラーメン おすすめ」とかで検索します。

ただ、残念ながらあなたがすぐに思いつくことは、既にほかのライバルがやっている可能性が高いです。

1位のサイトは公式のラーメン通販サイト、2位のサイトは10年前からやっている通販ラーメンの口コミサイト...そんな場所に無名のあなたが「ウチのお店いいよ!」といったところで信頼されません。

その為、少しずつセグメンテーションを繰り返す必要があります。「通販 ラーメン 太る?」ならいけるか?「通販 ラーメン まずいやつ」で調べてくる人の大半は買わない人かもしれないけど、たまにゲテモノ好きの人が購入する可能性があるか...?と少しずつ自分のサイトが上位表示できる検索ワードを探していくのがサイトアフィリエイトです。

そこで信頼を経て、評価をされていくと、気づけば「通販 ラーメン おすすめ」で上位を取れるようになったということもありえます。

【余談】Webなら店の前を通った人の行動を分析できる。

現実の屋台ラーメンでは目の前を通った人の数や、目の前の人が何分立ち止まっていたか等の情報は取得できませんが、Web上ならみることが可能です。

「この人はすごく屋台を眺めていたけど、結局買わなかったなぁ..」とか、「駅前の居酒屋からウチに来た人達はラーメンを食べてくれてるぞ。」等、データを元に分析をしていくことで、よりラーメンを食べてくれる人を集める方法を考えられます。

こんな感じで試行錯誤を繰り返すうちに、少しずつ集客や商品の課題の改善・解消経験を積むことが出来るんですね。

まとめ

以上、本日はWebマーケティングを学びたい人向けに屋台ラーメンを例に使ってサイトアフィリエイトを説明していきました。

もちろん、企業に比べて、個人が出来ることは少ないです。前段で解説したように、サイトアフィリエイトは初期費用も安い分、競合も非常に多いです。

ただ、その一方で個人ならではの自由度の高さや、試行錯誤のスピードがサイトアフィリエイトの魅力です。

企業サイトではなかなか出来ないような実験も、個人のサイトなら気軽に出来ます。試行錯誤の過程で分析データを見る観点や、人に好まれるライティング等も学ぶことも出来ます。

ということで、ぜひWebマーケティングに興味がある...という人はまず「サイトアフィリエイトを始めてみる」という選択肢はいかがでしょうか?

以上、豊藏(@shotatykr)でした!


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