【800字エッセイ】鳩の鳴き声
あたくし、オジおばさんは鳥が好きだ。
種類や名前はよくわからないが、鳥を見ていると空を飛んでみたいなぁと思う。
先日の早朝ウォーキング中、近所の公園に緑色の2羽の鳥がいた。インコかな?どこからか逃げたものが野生化したのかな?
ハシビロコウもお気に入りだ。獲物が近づくまで辛抱強くジッとして動かない。獲物が来た瞬間に素早く動き捕えるのだ。
と聞いていたのだが、上野動物園のハシビロコウは結構動く。
「一応、見せ場を作ってやるか」的に30秒くらいはジッとしているが、やたら動く。
掛川花鳥園(行ったことないから行きたい)ではハシビロコウに飼育員さんが餌をあげるところや、ハシビロコウについて説明をしてくれるイベントがあるらしい。
あとヘビクイワシは最高。
Vogueのモデル並みのスタイルと着飾りだが、足で何度も蛇を踏みつけて弱らせてから食す。このギャップがたまらん。
この間、行きつけの店で飲んでいる時に、仲の良い常連さんと「鳩の鳴き声」の話になった。
オジおばさんと常連さんはこう聞こえる。
「ポッポーポポ、ポッポーポポ」
周囲にも確認してみたら面白かった。
「デデッポッポー、デデッポッポー」
「ポッポー、ポッポー」
「クルルル、クルルル」
人によってこんなにも違うのかと興味深かった。皆さんはどう聞こえているのだろうか…
タモリさんがこんな話をしていた記憶がある。
「花鳥風月、この順番で人は自然を愛でる。月までいったらもう老人だ。」
オジおばさんの場合
「この花、小さいのに頑張って咲いてるな」
「あの鳥の鳴き声は面白いな」
「今夜はいい風が吹いてるな」
「そろそろ下弦の月だな」
完全に老人であろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?