夢がツールだと気づいた日
夢・目標と聞いてどんなイメージを持ちますか?
僕は、夢や目標と聞くとなんだが「壮大なものではなければいけない」「大きなものでなければいけない」とか思っていました。
でも今は、別に壮大である必要なんかないし、モテたい、すごいって言われたいとかだって立派な目標なんじゃないかなと思っています。
今日は、夢・目標は「楽しい人生を生きる」ためのツールなんじゃないかという話をしたいと思います。
私たちは見たいものしか見えない
まず前提として、人間には「意識したところ」にエネルギーが流れるって話をします。
想像して見てほしいのですが、今日のラッキーカラーが「赤」だったといわれると、普段以上に赤色のものが目に入ってきた経験はありませんか?
これは事前にラッキーカラーという形で「赤に意識を向ける」という情報が脳内にインプットされ、いつも以上に赤色に注意が向いているということです。
では「赤に意識を向ける」ことを前提に、以下の画像を見てください
「赤に意識を向ける」と仮定したため、画像の赤い部分がいつも以上に目に入ってきませんでしたか?
このように、ごくわずかな部分であったとしても意識を向けることで人は簡単に情報を発見します。
話を夢・目標に戻します。
今、「モテていない」な人が2人いたとして、「絶対来年までにはモテるんだ!」って目標を持ってる人と、特にそういった目標を持ってない人では、どちらが一年後モテていると思いますか?もう分かりますよね。
この意識するかしないかってのはかなり大事なんです。
目標を持ってそれを意識をすると、その目標に関する情報が自然と発見でき、知識や経験が増えていくので、結果的にうまくいく可能性が高くなります。
これが目標を持て!と言われる本当の意味だと思っています。
ちなみに僕は「カッコいい大人になる」が目標なので、カッコいいというワードには引っかかりますし、カッコいいな〜っと主観的に思ったことはめちゃくちゃ調べます笑
やりたいことがない人への処方箋
とは言っても、どんな目標を持てば良いのかわからない。やりたいことなんかないもん。そう言う人がいます。
以前の私もこのタイプの人間でした。そこで、やりたいことない方に1つアドバイスです。
やりたいことがないなら、
相撲やってみたらどうですか?
「いや、ちょっと相撲は違くない?」って思いませんでした?これをいうと、ほとんどの人が「それは嫌」というと思います。
人の「好き」「嫌い」は2つセットで存在していて、「好き」の分だけ「嫌い」があります。つまり、「嫌」があるなら「良い」が絶対にあるんです。(相撲が「嫌だ」と思った人は必ず「良い」と思うことがありますよ!)
また、「これはすごく良い」「これはまあまあ良い」「これはちょっと嫌」「これはすごく嫌」っていう、価値観の順列を僕たち人間は持っています。
目標や夢について、わからない、そんなのないって言うのは、単に考えることを放棄してるだけかもしれません。自分の価値観に序列をつけるところからはじめると、見えてくるものがあると思いますよ。
(僕は、ミストサウナはちょっと苦手ですが、ドライサウナは大好きです笑)
社長になりたい!の罠
次に、夢や目標についての注意点を紹介したいと思います。
それは、社会的な尺度を意識しまくった目標設定です。
起業して社長になる!
世界を驚かすアプリを開発する!
ゴールドマンサックスでバリバリ働く!
年収3000万!
これほんとに心の底から思ってますか?
ほんとだったら全然いいと思うのですが、こういうこという人はどこか無理してる人が多いんじゃないかねというのが個人的な見解です。
過去にコンプレックスがある人はこの傾向が強いと思います。というのも実際に私自身がそうでした。
僕はお金に対するコンプレックスがとてもあります(詳細はここでは省きます)。一時、お金を稼ぐことに血眼になって、24時間毎日稼ぐことだけを考えていました。でもいざ、十分なお金が手元に残ると思ったんです。
結局俺ってお金使ってなにしたいんだっけ?
コンプレックスから、社会的な尺度で目標を設定すると他人の目を気にして、他人の評価に一喜一憂して生きていくことになります。
それでも生きていける強い人はまれにいますが、僕は結構しんどかったです。自分の事は自分で評価できるようにならないとやばいと思ったきっかけです。
社会的な夢や目標になっていないか確認する質問を一個紹介したいと思います。ぜひ考えてみてください。
今から1年後に必ず死にます。 しかし、1つだけルールがあります。それは1年間人の役に立つということは必ず続けなければならないということです。人の役に立つならなにをやってもいいです。
あなたはこの一年どう生きていきたと思いますか?
夢・目標はあってもなくてもいい
色々話しましたが、結論は最初に話したとおり、
夢や目標がなければならない。 ということはない!
夢や目標をもつというのは、人生を「楽しく生きる」ための手段の一つであって、強制されることではないということです。
目標がないと多くの場合、現状維持が目標になります。なぜなら、人間はホメオスタシスといって「現状維持」してしまうからです。
でも周りの環境に変化があると、人間はそこに適応するために変化せざるを得ない。なぜなら、ホメオスタシスというのは環境からのフィードバックを一定に維持する機能だからです。
(中高生の頃、新学期始まって1ヶ月くらいは緊張と気を使いまくって帰ったらどっぷり疲れるけど、3ヶ月くらい経つと慣れて疲れなくなりませんか?それです。)
僕は、目標は見つけるものではなく、そこに言葉を置いて、創るものであり向かう方向性だと思ってます。
そして自分にしっくりくる夢・目標に言葉は必ずあります。本当になければまだ人生経験が足りないだけかもしれないので、やったことなくて興味あること片っ端からやってみるのがおすすめです。(ヒッチハイクと旅は僕が心の底からおすすめします)
最後に、配属1カ月を終えて
最後に、個人的な振り返りをします。
「光一 万全の態勢ならもっと早くいいものがつくれるか?」
「えっと、それは...そうっスね...
ぶっちゃけ営業がしっかりやってくれればとか、クライアントが無茶言わなきゃとか思いますよ。そしたらもっと楽だしクオリティーだって高いものを!」
「確かにそりゃそうだ。でもそんな"万全"一生こねぇぞ。体調最悪でも、2日寝てなくても、友達に裏切られても、女にフラれても、その中で歯くいしばってひねり出した仕事がお前の実力の全てだ。オレ達がやってんのは学生の自由研究じゃねぇからな クソみたいな日にいいもんつくるのがプロだ。」
引用:左利きのエレン第23話
僕は左利きのエレンのこのシーンがずっと好きでした。
辛いことがあっても、「こういう日にいい仕事することがプロだ」と自分に言い聞かせてインターンの時から働いてました。
でも最近それに疲れてきて、そうやって完璧さを求めることをやめました。
実際は、上司に怒られたらしょげるし、友達と喧嘩した日はイライラする。オール明けは眠くていますぐにでも寝たいし、彼女にフラれた日はさっさと帰りたい。
そんなのプライベートと仕事とは分けろって怒られそうだけど、普通はこんなもんなのかもしれないなって思います。
100点の仕事できなくても、明日も会社にさえいけば5点でも10点でもいい。
とりあえず、2022年の4月1日に「俺たち今日から新卒じゃなくなるのか~」って仲間と笑いながら迎えられたら今年120点だと思って生きることにしました。
ということで、ここまででだいたい3000文字です。こんな長い文章読んでくれてたあなた大好きですので、ぜひ最後まで読んだよってメッセージください!
意見や感想もらえたら泣いて喜びます!笑
ではまた~!
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