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Tableauと密になるため奮闘中(その4/Ord4)

こんばんは。今日も一日お疲れ様でした♪

前回の記事でVisual Analyticsの考え方・『Data Drivenな世界』に対する理解と『Data Drivenな世界』を創るためにできるだけ等しくデータにアクセスできるようにしてデータに基づく議論が巻き起こるような文化を醸成していく必要があることを綴らせていただきました。

今回は、そういった文化を醸成するためにどういう取組をしているのか?
という点についてご紹介したいと思います♪


1.わたしの所属組織での課題 (Task)


私は、日常、エンジニアではなく事業計画部門を担当(中期計画とか予算進捗の管理等々です)しております。その中で、組織の年間KPIとして
”資格取得者数 〇〇人!”という設定をしておりました。
しかし、この目標値を立てたはいいものの進捗を中々追えていませんでした。半期で振り返ったり、聞かれたら数字を出すくらいの意識だったわけです。

こんな状況じゃ、進捗に対する打ち手も考えられないですし、そもそも目標に対する経営層の本気度というか熱意が浸透していかないですよねー。


2.課題に対する打ち手の検討


ふとしたときにこれはマズいと思いました。
きっかけは、コロナの影響で資格試験自体が中止・延期となったこともあり進捗が思わしくないことが分かったためですが、問題の本質は、上記のように情報がタイムリーに追えない現状にあることは明白です。

そこで、①.データは取得可能なのか?どのように管理されているのか?
②.取得可能だとしたら最適なレポートの共有方法は何か?など、検討を重ねた結果、教育担当の部門から月一でデータを抽出してもらい、Tableau Server上で資格取得状況のレポートを組織メンバ内全員に共有することにしました。

3.共有方法について補足


以前にも書きましたが、弊社にはすでにTableau Serverが構築されていて(情シス担当の方々、多謝!!)、これを使い倒すことがコスト的にも一番メリットがありました。同じようなことができるBI製品は多数あるかと思いますが、一番のポイントは、ブラウザ上でレポートを共有できることかと思います。

また、組織メンバ内に周知する際ですが、これもメールで投げるのはNGだと考えます。TeamsやSlackなどのチャットツールを使い、そこで周知を図りましょう(そういった意味でもブラウザにポンっと飛んでレポートを見れる環境が必要。いくらチャットツールでも添付してあるファイルは中々開封してくれないという実感は皆さんお持ちだと思います)

なぜか?
それは、そのレポートに対する感想を返す敷居が、メールの全返信と比べてすごーく低いからです。その結果、レポートに対する議論や意見が出やすくなってきます。

『文化の醸成』というとすごく高尚な取り組みのように聞こえます。
しかし、このようにできることから1つ1つ変えていってだんだんと影響の輪を広げていく先にしか文化というものは醸成されないというのが現時点での私の考えです。

このようにデータが見られるようになった結果どうなったか、、、については、また次回にゆずりたいと思います (*゚▽゚)ノ












2.データは見られると・・・

美しくなるというキーフレーズが登場します。
どう思います?

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