個人商店と会社の違い

個人商店と会社は何が違う?

よく仕事をしていると「個人依存の状態になっている」や「○○にばかり仕事が偏っている」という話を聞くことがあるはずです。そのようなチームのリーダーからすると、この問題はかなり悩ましいはず。
では、どのように個人依存から脱却するのでしょうか?
「個人商店」と「会社」の違いを例に考えてみましょう。

会社は創業者や共同経営者などで2、3人で始めるケースが多いものです。
そしてほとんどの場合、最初は社長が何でもやるのが現実です。
営業も経理も開発もマーケもデザインも、全てやらなくてはならない。あまり得意ではないところも、誰かに任せるのに使えるリソースもお金もない。それでも自分でやるところから始まっています。

これが個人商店です。いわば一人十役の状態で、社長一人に役割が集中している状況なのです。個人商店も悪くはないのですが、ずっと社長は忙しいままですし、会社として成長にも限界があります
これを脱却するには、それぞれの方に一つずつの役割を任せる必要があります。

そうなった時の譲り方が、「きちんと役割を握る」ということです。
どれくらいの結果を期待していて、どのくらい達成できそうだと思っているのか、合意を取っていこと
営業の役割を期待している人なら、どのくらいの受注数を期待していて、どのくらいのできそうなのか。開発の方なら、どのくらいのリリースまで持っていくことができるのか。そのような役割を決めて、社長から役割を譲っていくことになります。

譲った役割を伝え、定期的にきちんと振り返り、評価をしていくことでチームが出来上がります。ここがきちんと回ると、特定の誰かが全ての役割を兼務している「個人商店」から、互いの得意技を組み合わせてチームとして仕事をする「会社」になっていくのです。

あなたがもしチームワークで悩んでいるのであれば「会社」として機能することを目指してみてはいかがでしょうか。

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