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「全員リモート」の社長が語る、オンラインコミュニケーションのメリット・デメリット

「働くをもっと自由に」を掲げるコデアル株式会社は社長を含め、全員が(ほぼ)フルリモート。
2019/11現在、社員・業務委託含め10人ほどのメンバーが日本各地からリモートでジョインしています。そして総務省主催の「テレワーク先駆者百選」にも選出されてもいます。
もちろん、円滑に運営するための様々なノウハウも社内にあるのですが、今回はそれらのうちから、オンラインコミュニケーションのリアルなメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。

1.オンラインコミュニケーションの良い点

<POINT>
・この瞬間にミーティングが可能なので時間を有効に使える
・どこでもドア的に家族と向き合いながら働ける

一つの目のメリットは、この瞬間にミーティングが可能なことです。お取引先様との商談のみならず、メンバー間でも何か分からなくなったり、躓くようなことがあれば一瞬で「ちょっとビデオ通話やろう」というのが当たり前になっています。
コデアルではZoomというサービスを使っているのですが、この瞬間にPCもしくはスマホがあればすぐに会議できるのは極めて価値が高いのです。何より時間が有効に使えます。お金は失っても取り戻せますが、時間は取り戻せません。「この瞬間」にミーティングが可能なのはとても価値が高いと感じています。

2つ目のメリットはリモートという働き方が「どこでもドア」であることです。リモートでミーティングを常にやれるということは、その場ですぐに商談を開始でき、分からないことはどんなに遠くにいる人とでも話せるということなのです。まさに「どこでもドア」状態。
コデアルの理念は「働くをもっと自由に」を掲げているので、ぜひともコデアルをご利用頂ければ、そのような働き方を実感することができるでしょう。

2.オンラインコミュニケーションの悪い点

<POINT>
・メッセージが溜まりすぎて気になる
・抽象的・複雑な話は進行に気を配る必要がある

もちろん、良いことばかりではありません。

1つ目のデメリットはメッセージが溜まる・気になるという点。チャットベースでのコミュニケーションになると、通知音が鳴り止みません。とくに普段から忙しい人ほど通知がたくさん飛ぶようになります。
こんな通知にいちいち反応している暇はありません。いらないメッセージはきちんと通知を切る、定期的に必要のないグループから抜ける、などの整理が必要になるのです。ここをきちんとやらないと、Twitter依存症と同じで、メッセージ以外に何も進まないという状態になります。

もう一つの点は、抽象的な話・複雑な話は進行に気を配らないと進まないという点です。
ここでいう抽象的な話とは、答えがなく、誰が何をやるのかまだ分かっていないような仕事の話になります(コデアル株式会社では「素案」と呼んでいたりします)。このような話をリモートですすめる時は、発案者が素案の詳細を見せられる形で持っていくことが必要です(紙で書いた図を写真で共有するのでも、iPadでお絵かきしたものを持っていくのも可です)。誰かが見せられるものを準備した上で作ることです。抽象的な話をするときはこの素案を書くことが何よりも重要です。

3.実はデメリットはリモートも物理も同じ

<POINT>
・実はデメリットはリモートでも物理も同じ
・そこまで難しいものではないので、ぜひ導入すべき

さて、ここまでオンラインコミュニケーションのメリット・デメリットというお話をしてきましたが、あることに気がつくのではないでしょうか。

それはオンラインコミュニケーションだろうと、対面のコミュニケーションだろうと、デメリットは同じなのです。
対面の物理オフィスで働いていても、やたら話しかけられたり、電話をしているだけで一日が終わってしまったり、抽象的な話がまとまらずに苦労するのは同じです。さらに、座っているだけで仕事をしていない人はリモートでも物理オフィスでも存在します。

実はそこまでリモートは難しいものではないのです。
きちんと導入すれば、生産性を上げることができるでしょう。
ぜひ、良いところを取り込んだ上でオンラインコミュニケーションに挑んでみてはいかがでしょうか。

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