アーノルド・ベネットに学ぶ時間の大切さ
アーノルド・ベネットはイギリスの小説家、評論家で、代表作には働く人の時間の使い方について記した「How to Live on 24 Hours a Day」(24時間でどう生きるか)がある。そんなベネットの現代まで語られる名言が上記に紹介した言葉である。
日々の時間の使い方について、考えさせられる名言だ。アーノルド・ベネットは、限りある時間を有効に使う事を提唱し続けた人物だった。時間には限りがあり、すべての人にとって平等に与えられているが、その活用法は無限大である。
アーノルド・ベネットはこの本の中で、仕事を持ち働く人でも、意識と努力をすれば必ず自分のプライベートな時間を持てると説いている。そこで挙げられているのが、「朝の30分」という時間だ。私もnoteの記事を朝か夜に書き溜めている。私の場合、noteに記事を書くようになって、いろいろなことに関心を持つようになった。昔から、「時は金なり」と言うが、時間はお金では買えない。
ベネットの「朝、目覚める。すると、不思議なことに、あなたの財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっているのだ。」という言葉は時間がどの人にも平等に与えられていること、その時間をどのように費やすかはその人次第ということを教えてくれている。生まれてから死ぬまでに早い遅いの違いはあるけれど、生きている時間はみな平等だ。失ったお金は戻ることもあるかもしれないが、失った時間は絶対に戻ることはない。いかに「時間」を使うかはすべて自分自身に掛かっているのだ。
アーノルド・ベネットは、かつて、雑誌や書籍が「一定の収入でどう暮らすか」という内容の記事ばかりで、「一定の時間でどう暮らすか」という記事を載せないのは奇妙としか言いようがないと、100年以上も前にぼやいていたそうだ。ベネットの『How To Live On 24 Hours A Day』は、かのヘンリー・フォードが500冊購入し、従業員に配ったというエピソードが残されている。日本語訳もされており、「自分の時間」「人生を豊かにする時間術」などで、時間術の秘訣を学ぶことができる。
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