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心に火をブッ灯す

渋谷公会堂ワンマンライブ・クラファンの現状

あのな。ちょっと報告させてくださいませ!11月から始めていた渋谷公会堂ワンマンライブのクラファン。残すところあと「8日」となりました!

開始後18時間で達成してからなんと現在483%達成というとんでもない規模になってきました。ストレッチゴールを設定したのですが、支援額的な部分でいうと残すは最後の大台1500万円ラインのみ!!!!しかし!!!!!!恥ずかしながらの内情をぶっちゃけます・・・

肝心の集客はというと・・・「現時点でだいたい600人ちょっと」くらいなんです・・・
渋谷公会堂は2000人クラスですからカメラ部隊などで席を潰すにしてもまだ全然って感じなので、どんなに間引いても1000人はいないとかなりしょぼい感じになっちゃう・・・涙

これが偽らざる現状です。

これがいわゆるライブハウスならどこいっても超満員のいい感じなんですが、さすがに渋谷公会堂ですからね…

今回は私に関わってくれる人は全員来ていただきたい。「原田に音楽ってイメージわからないなあ」って人も正直いると思うんですが、騙されたと思って来てください。音楽ライブである以上に、きっと刺激になり、学びになること盛りだくさんだと思います。

*原田翔太の渋谷公会堂ワンマンライブ、チケットはここで売ってます(ここ以外売ってませんのでここからどうぞ♡)

CAMPFIRE(チケット販売はここから)
https://camp-fire.jp/projects/view/625876

純粋性を希釈せず表現する

さてはて。

お願いばかりゴリ押しても食傷気味になっちゃうでしょうから、今日はちと思うことなどを少し書いてみたいと思います。こういう機会でもないとなかなか語れないじゃないじゃないですか。語りたいんですよせっかくだから。

ちょっとまあ、師走の夜長のお供にお付き合いくださいな。

音楽ってのはですね、私にとっては最も純粋な表現領域なんですね。

誰が求めずとも、誰に言われずとも、ずっと自分の中で物心ついたときから最高の友達のようにいつもそばにあった。

私は知り合いはめちゃくちゃに多いけど、友達と呼べる存在ってそんなにいません。多くの人もそうだと思います。

人生の色々な場面で、音楽がいつもそばに寄り添ってくれた。

だからそのつくり手としての自分=アーティストとしての自分が意識していることは、なるべく濁らないように、澱まないようにということ。これはもんすごく務めて意識しています。

例えば、文章の世界というのは、昨今のSNSを見ていたらみなさんも感じると思うんですが、とんでもなくマーケティングに支配されていますよね。

「ウケる書き方」とか「フォーマット」とか「テンプレ」が重視されて、数字を取れることが第一優先事項になっちゃっています。そりゃそうなんです。見てもらえなかったら、まずもっと存在すら認識されませんから。

だから、表現の純度よりも、その核さえスポイルするくらい希釈して咀嚼して、平易にして、或いはあの手この手のギミックを駆使して「わかりやすく」する。これは仕方のないことです。世の中楽しいことがたくさんありますから。その楽しいことを差し置いて自分の表現を相手に手渡さないといけないというのが現代の中の表現というものが直面しているまずもっての第一課題ですから。

ゆえ、ほとんどのものは商業領域と手を組みすぎていて、そこに埋め込める純粋な意図というのはほんの一切れを添えるくらいにどうしてもなってしまいがちです。

商業作家としてはそれは宿命ですし、その上でなお純粋な領域から放ちたいと日々苦心はしていますがやはり限界はあるのです。

その点で私にとって音楽というのはそういった文脈をほとんど無視してできる唯一にして最も純度の高い世界だったりします。商売として考えたらこれほど儲からない領域はありません。13年にメジャーデビューしたときも盛大に赤字をぶっこきながら進みました。「それでいい」と思っている節もあります。いや、むしろ「それだからいい」とすら思っているかも。

私はマーケターですから、偉そうな言い方をすればほとんどのものをマーケティング的に仕掛けてうまいこと成立されるのなんて朝飯前です。それを自分自身にもやってきましたし、関わるクライアントたちまで含めたらありとあらゆる業界でやってきました。

ですから音楽も商業性をひねればやりようはもっといくらでもあることを知っています。

ただ、それでは意味がないのですね。

それじゃ本当に意味がない。

だから、私はこのイベントも「演者兼すべて」として全てのポジションでいち現場の人をやってます。

これが今回のイベントのこだわりの1つです。

「アーティスト兼その他ほとんどぜんぶ」

を自分でやるっていうスタイルです。

DIYスタイルと呼んでいます。笑

まず、私はシンガーソングライターですから作詞作曲編曲など自分で基本的にやります。(他作家からの提供曲もありますが原則論として)役割上ステージではボーカリストとして立つわけですが、実際にはギター、ベース、ドラム、打ち込みまで含めてトータルで楽曲の音像をおいかける職人が私の本質です。文字通り全ての音に対して自分の感覚と意図を込めて表現を生み出しています。鼻歌歌ってそれをうまいこと形にしてくれる人がいる仕立て上げられたお仕着せの歌手ではないのです。完璧にDIYの人なのです。

これがアーティストサイドの私。

同時に黒子サイドの私も並走します。アーティストは私ですが、そのアーティストのマネジメント事務所は私の会社です。そしてその事務所の社長は私です。

つまり私はアーティストであり、アーティストの事務所の社長でもあります。よって、こういうイベントをやろうとするときには全ての事務所機能を私自身がやるわけです。

なかなか、渋いですよ?笑

1人で切り盛りできる限界をたぶん割と超えてると思います。

ステージに関する演出から、キャスティング、グッズ制作、セットリストや音源の整理、ミュージシャンたちの取りまとめ、スケジューリングや予約業務まで含めて基本的に私がやらなければいけません。(ありがたいことに部分的に傍を支えてくれる信頼できる秘書的な存在もいるのですが、大半は私がやらなければいけないことだらけです)

つまりバックオフィスまで含めて完璧に、DIYなのです。

セルフプロデュースで、セルフプロモートでここまで完結させるシンガーソングライターはこの世にそう多くないと思います。私が知らないだけかもしれませんが、まあいないですよあんまし。

その点である種自主活動の究極系と言ってもいいと思います。

なぜこのスタイルを採用しているのか?

もっと楽にやれる方法も、効率よくやる方法もいくらだってあります。

そこには「こだわり」があるからです。

元祖ビジネス系インフルエンサーとしてこだわりたいこと


ご存知の方も多いと思いますが、私は19歳のとき、自宅の一室で「たった一人」で起業しました。

今よりずっと環境が未整備な時代(2000年代前半です)に、誰もやっていなかったようなインターネットビジネスを自宅の一室から始めました。

それで有限会社を大学生の時に作りました。

そういうふうにやってきた人間だからこそ、初心貫徹で「たった1人でできることの限界に挑む」ということにこだわって、その背中を見せたいのです。(もちろんたくさんの人の助力も応援もあってこそでらありますが)
だからこそ、ズルをしないで、この道をやりきりたい。示したいのです。

言うなれば、そこらへんにいる人たちも条件は同じなのですよ。

それを成立させてしまう中に、生き方の工夫や取り組みのベクトルというものがあるんだと思っていて、それを共有したい。言い換えればそれはある種の「夢の叶え方」のサンプル提示なんだと思ってます。

そういう一心でこれまでいろんな分野に挑んでモノにしてきました。

原田は器用で優秀だからできるんだ、なんて言われることはしょっちゅうあります。謙遜せずに言えば実際そうだとも思いますよ。控えめに言って私は優秀な部類ですもん。

ただね、間違っても楽勝でなんてやってないんだぜ?

いつだって満身創痍で全身全霊を込めてやってきた。努力だってどのジャンルであっても徹底的に重ねてきた。悪いけどそんじょそこらの人たちの「頑張りました」とはわけが違う努力を自分が挑んだ分野ではしてるんですよ。

私のことを天才扱いしてくれる人もいますが、残念ながら私は天才なんかじゃないんです。でも、努力の天才だとは思ってます。努力して頑張って、積み上げて、願って、想って、憧れて。その先に何かを掴めるんだってことを真顔で証明したいからそのようにやってきました。

でも、もうその闘いもそろそろ終わりだなって思ってます。これは偽らざる本音です。

なぜか?

それは、時代の要請だなと感じるからです。

私以上に証明できる人たちが今やたくさんいる。

いわゆるYouTuberの子たちとかたくさんいますよね。何十万人フォロワーとかになって、生きる世界が変わって、ネットの活動で稼いだお金や影響力を使って大きな挑戦をする人たちとか、大きなステージに立つ人とかもいる。例えばですが、レペゼン地球とか、ああいう感じのスケールで活動をする人も出てきた。

かつての私の専売特許だった「ネットの活動で身を成して、自己実現していく人たち」っていうのがもはやそこら中にいるようになったわけです。

私がそのジャパニーズ・ドリームを体現する第一世代だったという自負はあるのですが、もはや私がその先頭・先陣を切って証明していく必要はなくなったと。そう思ったのです。

ある意味において、私という存在はその役割をもはや一定終えてしまったなと。

・・・ただ、まだ終われません。
老兵黙って退場していくわけにはいかんのです。

自分らしい形で、その終着点をこれまで私をウォッチして応援してくれた人たちに示したい。

必要な努力を積み重ねていけば、こういうこともできるんだぞと。
「頑張れば、できるんだ」ということをちゃんと形にしてみなさんにも手渡して次の「オレも私もやってやろう」と心に火を灯さずには追われないのです。

その終着点が今回の渋谷公会堂なのです。

一人の人間ができる限界に挑む 心に火を灯したい

だから、もし今後も私に関わりたい、と思ってくれるならば今回のイベントは必ず来てほしい。今のオレができる全てをかけてこれに挑みます。

今回の渋谷公会堂が終わったら、たぶんもうそうそう人前でショーをやることはなくなると思います。もしかしたら、文字通り生涯最後の大ステージかもしんない。いや、たぶんそうなるんだろうなと今から半分覚悟してます。だからこそ譲れないものがたくさんあるのです。

わがままなのは承知で、これを見てるヤツらは全員来い。頼む。

そして、まだまだ全然足らないので悪いんだけど助けてくれないか?

チケット買ってくれた人はありがとう!

チケット買ってないって人でもいいんだ。色々事情もあると思う(できれば来てほしいけど!)、

もしよかったらこの挑戦に力を貸してくれないか???

是非ご自身のタイムラインなどで拡散してくれたら嬉しい。

こういう挑戦をしているヤツがいるんだぞっていうことを

知ってもらう最大の機会だと思うし、

今のオレができる最大限の大きな塊をぶん投げてみんなを触発する機会だとも思ってる。

オレの活動が、誰かの心に火を灯せるかもしれない。

そう直感して、20年近く前にオレはギターを置いてパソコンのキーボードに持ち替えました。

そこから1人でもくもくと作業をしてきて、

その集大成が今回。

やっと、ここまでこれた。

長かった。

正直、色々あった。

でも、これが、今回が最後。

最初にして最後。

そして最大のステージ。

自分が徒手空拳ではじめて挑んできたことの全ての集大成が、

結晶のようにこのステージに昇華させます。

きっと自分がこういう形で世の中に挑んだということの軌跡は、

次に続く誰かにバトンを渡せるとも思ってる。

少なからず今までも多少なりともそういうことはあったし、

今回のも、きっと時空を隔てた未来に

「あのときのステージを見て自分も挑もうって決めたんです」

みたいな後輩が生まれてくるんじゃないかと勝手ながら予想しています。

ただ音楽をやりたいだけじゃないんだ。

音楽っていうのは1つ、もっとも自分にとって純粋性が高い表現。

だから音楽をやるわけなんだけど、

それ以上にこのステージを通じてそういう心の炎を灯せるかっていうのが最大の焦点。

オレが放てる全ての光をここにぶつけようと思ってる。

ぜひ、ラスト8日、みなさまどうぞお力添えいただければ幸いです!!!!!!!!!!!!!

PS:写真は9年前のオレ。来年で、メジャーデビューを果たしてからちょうど10年になる。そういうメモリアルでもある。

そう書くとなんだかすごい感じだけど、オレの闘いというのはさっきも書いたように「みんなと同じ」なんだよ。自分一人でネットの世界で情報発信をしだしたところから全ては始まっているんだ。だから今も変わらず等身大のままぶつかっている。いつもそうしてきたし、今もそうしているし、これからだってそうだ。やってやれないことはない。挑むしかない。そう心に決めてやってきた。是非オレに会いにきてほしい。必ず光をキミに手渡してみせる。

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