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毎日、小さな変化を楽しむことで、遠くまでいける

先日、YOSAGEMONOで考察したスタンディングデスクについての考察です。


テレワークの普及や巣篭もりによって在宅ワークが増えて、太ってしまったりだとか運動不足に悩まされる方が多い昨今。生活を良くするために何かしら運動や健康に良いものを取り入れようと検討された方も多いのではないでしょうか?毎日歩いてみたりとか一食抜いてみたりとか、お酒を控えてみたりなど。その中で「立って仕事をする」というライフスタイルも注目されています。その強い味方がスタンディングデスクです。人気の一方で、挫折したという声が多く聞かれるものでもあります。

導入は少しずつ、習慣は一気に変えちゃだめ

実は似たような事例で私は一度失敗しています。オフィスの椅子をバランスボールにしていたのですが、結果ちょっと腰を痛めてしまうなどうまくいきませんでした。一気に変えてしまうことにより体に負荷がかかるということがわかったのです。そもそもバランスボールは1日中座ってるのものではなく時折運動したりストレッチをしたりするときに使うべきものであったのでしょう。
スタンディングデスクを導入する際にも同じことが言えるのではないかと考えました


日常に入れるスパイスとして

スタンディングデスクは立ちっぱなしにするものではなく、眠気覚まし、くらいのライトな心がけで使うようにすると自然と活動時間が増えている感覚を掴めてきました。自分のためになるからといって強制的に何か新しいことを始めようとすると、それができなかった時にものすごい負担や不安に襲われてしまいます。ちょっとずつ、一日30分でいいので立ってみることで楽に生活に取り入れられるようになりました。

仕事術にも通じるちょっとずつ手をつけると言う事

シングルタスク VS マルチタスクという議論は昔からたくさん起きてきていますが、これって実はどちらかを選ぶと言うものではないんじゃないかと考えています。
人間は生きている以上を常にたくさんのことを考えて行動しないといけません。仕事だけでも様々なプロジェクトに顔を出していますし、プライベートでも考えてもやらないといけないことや、すぐには終わらない物事だってたくさんあります。人生は全てマルチタスクだと言い換えることもできるでしょう。
一方で、自分の目の前にあることを行うのは自分1人しかいません。今この瞬間この時間で自分ができることをやると言う意味では、人間は常にシングルタスクでしか物事を処理することができないともいえます。
そういう意味ではいかに目の前にあるタスクを少しずつたくさんこなしていくということが大事になってくるのではないでしょうか。

無意識の自分をコントロールすると言う意味でもちょっと眠くなった午後に軽く散歩する感じで、背伸びをするそのまま少しだけ立って仕事をするということが続けば、健康にも良くなり、目も覚めてより活動的な仕事する時間を手に入れることができます。

無意識をコントロールする

無意識と言うのは自分が意識を働かせ頭に行動できていると言う意味ではマルチタスクとも言えるかもしれません。
難しいことを考えずに、良さそうだなと思う事はいきなり全て切り替えてみるのではなく、少しずつ自分の暮らしに取り入れると言う癖をつけること。今日何か1つだけ変えたことがあれば、1年後には365の新しい変化がが生まれています。それって1年前の自分と比べると大きく変わっていると思いませんか?

イチローの名言で、「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」というものがあります。努力を努力と思わない小さな工夫のレベルでいいので、毎日少しずつ習慣を変えてみると言う意味で、このスタンディングデスクが自分にとってすごく良い気づきを与えてくれました。


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