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ブルー・オーシャン戦略を貫くことの大切さ

事業を成功させるには、ブルー・オーシャン戦略を貫くことが極めて重要です。事業の成功は“絶対的な強み”を持っているか否かによって決まります。“絶対的な強み”のない事業は、他社との熾烈な競争を強いられ、身を削るようなコスト競争を求められます

そのような血で血を洗うようなレッド・オーシャンに飛び込んでしまったら最後、絶対に成功することはありません。事業に成功するには、自分が“絶対的な強み”を持つ、つまり競合のいない市場で勝負するしかないのです。


🤔競合がいないのは理由がある

競合のいない市場ということは、その市場がまだ開拓されていないということです。この強欲なプレイヤーが渦巻く資本主義市場において、まだ開拓されていないということは何か意味があります。

まだその市場の可能性に誰も気付いていないか、もしくは誰もその市場に参入したがらないかのどちらかです。これだけ成熟した社会において、おそらく前者の可能性は極めて低いでしょう。つまり、誰も魅力を感じていない市場である可能性が高いのです。


🏊常識の罠に捉われずに飛び込もう

ただし、それは“常識的に考えて”誰も魅力を感じていない”ということです。常識的に考えるとは、現時点にて存在している成功パターンから答えを導きだすということです。普通に考えると、その思考方法が正しいように思えますが、これは“常識の罠”です。そのように考える人はごまんといる訳で、その時点で競合ひしめくレッド・オーシャンに進んで飛び込むようなものなのです。

事業で成功するにはブルー・オーシャンに飛び込む必要があり、そのためには“非常識に考える”必要があります。なんせその海には誰もが入りたがらないのですから。その海に飛び込むと宣言すれば、周囲の人からは反対と批判の声しか上がらないでしょう。場合によっては馬鹿にされることすら有り得ます。でも、それでいいのです。逆説的ではありますが、成功するとは思えないところにこそ、成功は転がっているのです。


🦸絶対的な強みで困難を乗り越えよう

ただ、誰もが入りたがらない海にまっさきに飛び込むには、かなりの勇気が必要です。また、どのような困難が待ち受けているかわかりません。そんな困難を乗り越えていくためには、“絶対的な強み”が必要になるのです。

磨き上げられた“絶対的な強み”こそが、その困難を乗り越えるための武器となり、勇気となるのです。それがないままに飛び込むのは、勇気があるわけでもなんでもなく、ただ無謀なだけです。“絶対的な強み”を持った勇気ある挑戦者のみが、未開拓のブルー・オーシャンを制することができるのです。


🦈飛び込んだ瞬間に血の海に変わる

しかし、それで闘いが終わる訳ではありません。そこにブルー・オーシャンがあるとわかった瞬間に資本主義市場の猛者どもが、一気に雪崩れ込んでくるのです。誰独りいなかったその青い海は、一瞬にして血の海に変わります。

そこで生き残るためには、元々持っていた“絶対的な強み”をさらに磨き続け、その強みによって他社を圧倒し続けなければなりません。それができてはじめて、その海の覇者になれるのです。


⏳絶対的な強みは永遠には続かない

“絶対的な強み”を磨き続けることにより、その海の覇者になれたとしても、その地位は決して安泰なものではありません。時代の流れは常に目まぐるしく変わっており、“絶対的な強み”もやがて模倣され、次第に絶対的ではなくなっていきます。

その時に重要なことは、次の新しい青い海へと冒険に飛び出すことです。いくらそれが青く澄んだ海だったとしても、誰かが飛び込んだ瞬間に真っ赤な海に変わってしまうものなのです。


✍まとめ

事業に成功するためには“常識の罠”捉われずに非常識に思考し、“絶対的な強み”を持って海に飛び込み、その武器を磨き続けることで他社を圧倒することでその海の覇者となり、そしてその栄冠に胡座をかくことなく躊躇なく次の海へ冒険に飛び出すことです。それを繰り返すことで、事業は厚みを増し、はじめて成功し続けることが可能となります。

しかし、資本主義市場の厳しい世界では、一瞬でも気を許せば、果敢に噛み付いてくる猛者がたくさん待ち構えています。成功し続けるためには、まさに成功し“続け”なければならないのです。それこそが唯一、成功し続ける方法だと言えるでしょう。まだ何も成し遂げてない自分が言っても説得力がないですが、これから結果を出すことで、証明したいと思います。


本を読んで学んだこと感じたことをnoteでまとめてます。ぜひ他のnoteも読んでみて下さい😊


Top image:Photo by frank mckenna on Unsplash

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