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2.身近な脱炭素

皆さんこんにちは!shotaです。

前回タイトル名を初投稿としましたが、実質これが初投稿なのですごく緊張しています(泣)

さて、近年急激に話題になっているのが皆さんおなじみ『脱炭素』ですよね! そもそも地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素には熱を留める性質があります。そのため地球の気温は年々上がっているようですね。

でも二酸化炭素の排出を防ぐもしくは減らすと言っても、やり方は様々です。

僕は現在台湾に留学中なのですが、そこで知ったのは台湾はバイクを乗る人がとにかく多いこと多いこと…必然的に排気ガスの量も多くなりますよね。

どうしたものかと思いながらふと目にしたのが、町中や道路の至る所にある街路樹です。
そこで、「街路樹はどれくらい二酸化炭素を吸収してんのやろう?」と疑問に思いました。

なのでまずは、街路樹の主な役割を簡潔に説明しますね。

1.交通の安全
2. 修景効果
3.環境の保全

押せば飛ぶやつ出来ね~(語彙力)

1.交通の安全

1)視線誘導 : 走行路線に沿った運転手の視線を誘導する
2)明暗順応 : トンネル・覆道出入り口部の明暗差を緩和する
3)遮 光 : 対向車などのライトからの眩光を防止する
4)交通の分離 : 中央分離帯や歩道と車道などの交通を分離し、安全を図る
5)防風・防雪による安全確保 : 防風林や防雪林で風の軽減や吹きだまりを解消する。

2.修景効果

1)風致美観の向上 : 樹木により都市景観を向上させる
2)沿道景観との調和 : 樹木と自然景観の調和を図る
3)通行の快適性 : 「みどり」を浴びることにより、快適さを向上させる
4)自然の回復 : 失われた自然の再現、回復を図る
5)風土性の演出 : 地域の風土性の発現とともに季節の美しさを表す
6)ランドマーク : 地域の保存樹、大きなシンボルとなる木は、道路の指標や景観の象徴となる。

3.環境の保全

1)騒音の緩和 : 自動車などの騒音を軽減する
2)大気の浄化 : 汚染物質(窒素酸化物など)吸着する、二酸化炭素吸収し酸
素を供給する
3)微気象の緩和 : 緑陰を提供するとともに、気温や路面温度の上昇を防ぐ
4)防 火 : 火災の延焼を防止する効果がある
5)炭素の固定 : 根や幹に炭素を蓄積し、温暖化を防止する効果がある
6)法面の保護 : 木本導入による緑化の立体的効果を出すことができる

(引用元はこちら!)https://www.hro.or.jp/list/forest/research/fri/kanko/fukyu/gairoju/gairoju03.pdf



結構あって僕自身すごく驚きました!
こう見ると当てはまる事が多くてなんだかすごく感慨深いです。(^^)

少し内容が逸れましたが、植物は光合成で炭素を固定する能力があります。
言われてみればそうですよね。

CO₂(二酸化炭素)をO₂(酸素)にするんですから。

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では、どのくらい二酸化炭素を吸収しているのでしょう?

北海道にある旭川市を例にすると、

旭川の街路樹は約45,000本、中央地区だけでも約11,000本の街路樹が有ります。11,000本の平均の太さ(地上から約1.2m高さの幹回)幹周は約58㎝です。直径(胸高直径)に直すと約18.5cm、計算しにくいので19cmとします。
胸高直径19cmの樹木が1年間に固定する炭素の量は9.64kg-C/本・年、二酸化炭素の吸収量は25.54kg-CO2/本・年[(社)道路緑化保全協会(2002)緑の情報シートより]

炭素の固定量
45,000本 × 9.64kg-C/本・年 = 433,800kg (433.8t) 
二酸化炭素の吸収量 (20度、1気圧での1kgのCO2体積はおよそ550L)
45,000本 × 25.54kg-CO2/本・年 = 1,149,300kg (1149.3t)
1,149,300kg × 550L = 632,115,000L =632,115t(500mlのペットボトルで1,264,230本分)

街路樹だけでこれだから、自然界の植物も含めれば途方もない量ですよ!
街路樹は景観をよくするだけでなく温暖化防止にも繋がる事がよく分かりますね!


いかがだったでしょうか?
僕の実家も観葉植物やベランダにユーカリを育てているので、皆さんもぜひ観葉植物などを育ててみてはいかがでしょうか?

おすすめは、サボテン・多肉植物みたいです!
(なんでもサボテンは昼間は二酸化炭素を吸収、排出がほとんどなく、夜間に二酸化炭素を吸収する特徴があるんだとか!)

いや~書いた書いた、次はもうちょい少なめにします(笑)

それではまた次の投稿で!  

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