見出し画像

農家になったわけ

自己紹介で農家になった理由を4点あげましたが、もう少し細かく掘り下げてみようかなと思います。

以下前回の投稿から抜粋しますね。

①長期休暇を取った際などに、妻のお母さんの実家が山梨県南アルプス市にあり、果樹農家をしているということで、農体験を兼ねて遊びにいったりしていました。そこで、黙々と農作業をしている中で、あ~こういうのもいいなと思ったこと。南アルプス、八ヶ岳、富士山が見える景色最高です。
②もともと起業してみたいと思っていたこと。
③都会ではなく田舎で暮らしてみたいと思ったこと。
④時間をお金に変える生活を変えてみたいと思ったこと。

①について

こういうのいいなーと思ったのは確かなんですが、もともと農家、農業に対してのイメージが悪くなかったというのがありますね。
3Kとか言われたりするみたいですが。(話がそれますが、「農業 3K」でググったら、大体”きつい”、”汚い”は鉄板で、3つ目が”給料低い”、”稼げない”、”格好悪い”、”危険”、”結婚できない”とかいろんなパターンがありました。3Kどころじゃないですな。)

これには、父親の影響が大きいかな~と思います。実家の屋上でプランターでいろいろと家庭菜園やってて、身近に作物を感じる場所があり、結構癒されてたんですね。だから農作業に対して悪いイメージはなかったし、そもそも”きつい”って観点では、SEも変わらないんじゃないかと。

”汚い”、”格好悪い”は自分で気を付ければどうにでもなるし、最近は農家用のいい感じの農作業着とかも増えてきて追い風。
”危険”も、たぶん正しい進め方で作業をしていけばそんなことにはならないだろうと。
”給料安い”、”稼げない”は経営の仕方なので、工夫していけばいくらでも改善する余地ありそう。
”結婚できない”は、農家になろうとしたときには結婚して子供もいたのでちょっとわかりません(^^;)

こんな感じです。なので、むしろ肯定的にとらえられたというのが良かったのかもしれませんね。

②について

起業してみたいというよりは、どちらかというと雇われる側をやめたいといった感じですね。条件の良いところに雇ってもらって評価してもらって給与もらってというのって、意外と結構しんどい。じゃあ自分で稼げばいいじゃん。という安易な発想です。

で、なぜ農業?という点では、最近一般的な農業に対する価値観とかも変わってきているし、行政からの支援も手厚いし、食べるものを作れればくいっぱぐれることないし。SEに比べたら年収は当然下がるかもしれないけど、やりたいようにやれるし、ある程度稼げればよしと考えました。

③について

夏休みとかに田舎に帰って遊んできた~みたいなのに、小さいころから憧れてました。
なんせ、川崎生まれ川崎育ちなので、川崎という東京と横浜に挟まれた都会から出たことなかったんです。(あ、旅行とかは連れて行ってもらいましたよ。)なんか、自分の住んでるところとは別にもう一つルーツとなる場所があるっていいな~と。

あとは、都心ってやっぱり人ヒトひとの世界。そして、時間に縛られる世界。
そういう環境って結構ストレスもあったのかな~と思います。
いい面もあるんですよ。すごーく。刺激的だし。そもそも地元だし、友達もたくさんいるし。でもね。

山梨は360度山に囲まれ、高い建物もなく、畑もたくさん。四季を常に感じられて、緩やかに時間が流れて、その土地の良さを感じながら過ごすことができる場所だよな~と。一服しているときとか、自然の景色を見ながら飲み物の見ながら、景色を眺めるだけで贅沢です。

④について

SE業界ってやっぱり大変。やることてんこ盛りで、とても充実してるんですけど、なんか時間に対する感覚がなくなっていく気がしてました。
一人暮らしのときとかは家に寝に帰ってるだけとかありましたし。

で、思ったのは、なんか時間をお金に変えてるよな~と。そりゃ頑張れば頑張る分だけお金が増えてくけど、使う時間ないし、時間が少しできてもあっという間に終わっちゃうし。なんかもっと自分で時間を思うように使える生活したいな~と考えたのです。

であれば、環境を変えようということで、②と③にも関連しますが、場所変えて仕事変えればいいんだ!と。

で、山梨で農家になってみた…

今までと違って自分ですべてを決めていくことに慣れるまで時間がかかりましたが、今ではもう元の生活には戻れないな~という気持ちが強いです。

本当にね、山梨っていいとこですよ。そして、農家っていいですよ。
山梨のいいところは別途書こうかな~。
農家になるまでのステップみたいなものは別途体系立てて書こうかな~と思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?