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「りんご」と「たくあん」

こんにちは、四代目キムたくです。

今日は、「りんご」と「たくあん」というテーマで書こうと思います。

と言っても、りんごは、単に食べ物のりんごの意味合いではなく、iPhoneなどを開発しているAppleについてです。

私が影響を受けた人

現時点での21世紀の最大の発明はスマートフォンではないかと思っています。

そのスマートフォンの先駆けを作ったのは、言わずもがなスティーブ・ジョブズです。

iPhoneは、電話とiPodとインターネットの3つを統合した機械として当初は発表されました。今となっては、インターネットの機能というか、アプリケーションの機能が使われてますよね。

スティーブ・ジョブスさんは、複雑さを嫌うことで有名でとにかく伝わりやすいシンプルさを重要視していたそうです。

iPhoneの機械の名前を見てもわかりますよね。電話であることを表すPhoneが入ってます。

当初は、iPhoneという名前を使うのに法的に揉めていたそうですが、このiPhoneという名前を使うことにこだわっていました。

そんなスティーブ・ジョブズさんの想いが存分に詰まった会社がAppleです。

ロゴも象徴的で一口かじられたりんごですね。

私は中学生の頃にスティーブ・ジョブズさんを知り、彼の魅力に引き込まれました。

こだわりの強さは狂人的であるというところが大きな魅力です。

ものづくりにこだわる一方で、お客さんとのコミュニケーションにもこだわるという姿勢が本当に魅力的です。

こだわりへの憧れ

私はあまりモノにこだわりがありません。

自分が所有するモノは、直感的に選ぶことが多く、言語化して品質を見極めるということをすることは少ないです。

正確にいうと、年を重ねるごとにこだわりがなくなってきたという感じです。

なぜこだわりがなくなってきたかというと、本質的に目の前のモノにこだわることが自分の人生の幸福度に悪影響を及ぼすのではないかと思っているからです。

自分が人生で何を実現したいのかが具体的になるにつれて、所有するモノに関する情報は重要ではなく、時間を費やすことが無駄であると実感しています。

そのような中で、自分はモノにこだわれないということに劣等感を感じています。

正確には、自分は自分の所有するモノにこだわれないので、こだわることに憧れています。

モノにこだわる先にあること

そんな自分にもこだわりたいことがあります。

それは、自分が作って誰かに提供するモノです。

日本に存在する企業は99.7%が中小企業だと言われています。

そして、多くの中小企業、特に伝統的な中小企業はモノ作りに取り組んでいます。私も漬物を作るということに取り組んでいます。

そんな中小企業にいると、多くの中小企業の社長さんや経営層の方とお話しする機会があります。

多くの皆さんの抱える課題としては、いいモノを作っても売るのが苦手である、とかお客さんとのコミュニケーションが苦手であるということです。

特に多いのがSNSの運用です。

モノづくりにはこだわってきたが、モノの伝え方のこだわり方がわからないという感じです。

伝統的な産業になればなるほど、卸業者や問屋を通すという商流があります。そうすると、作る人は作ることに専念することができたので、伝え方を知らなくてもよかったのです。

さらに、江戸時代には「士農工商」という制度があり、商いを行うことは作ることよりも下に見られてきた文化が日本に根付いていたのです。

しかし、21世紀の今はそういった概念では継続的に事業することは難しくなっています。

モノづくりにこだわってきた日本のさまざまな事業者は、非常に高品質なモノを作るのが当たり前になっていて、同質化してしまっています。

同じ品質のモノは、価格での優位性を実現されやすくなってしまいます。

私がこだわりたいこと

では翻って、スティーブ・ジョブズさんはどうか。

スティーブ・ジョブズさんは、コミュニケーションに苦手意識を持っており、新商品の発表会などのプレゼンテーションが得意ではなかったそうです。

ただ、YouTubeなどでアーカイブを見ると非常に魅力的なプレゼンテーションです。

何故でしょうか。

それは、本質的にモノづくりにこだわっていたからだと推測します。

いいモノを作っても評価されなければ作ったモノの価値がないということで、多くの方に作ったモノの魅力を伝える場面が重要なので、必死になってプレゼンテーションの練習をしていたのです。

Appleは店頭販売にもこだわっていて、スティーブ・ジョブズさんのこだわりがさまざまなところに会社文化として浸透していることが伝わってきます。

そんなりんごことAppleという会社から、自分も作ったモノの魅力を伝えることを丁寧かつ必死に取り組んでいきたいと思います。

契約農家さんが作ってくれた大根、社内でたくあんを一緒につくってくれるメンバーの想いを適正な価値として表現していこうと思います。

まとめ

今日は「りんご」と「たくあん」ということで、世界的大企業のAppleから、たくあんをつくる私の学びを書きました。

こだわりに夢中になっていることが価値であると思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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たくあんのYouTubeをやっています。私の価値観についてもお話ししています。のぞいていただけると嬉しいです。

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漬物の情報サイトの立ち上げ支援も行っています。

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