たくあんを包むものの表れ
こんにちは、四代目キムたくです。
私は、平成9年3月3日生まれというなんとなく覚えやすそうな誕生日をしていて、たくあんを食べて生活しています。
簡単な自己紹介はこちらの動画です。
現在では生粋のたくあん好きで、たくあんのことを想い続けているとても珍しい種類の人間です。
今日は、日常的にスーパーマーケットなどでたくあん売り場を見て回っている私ならではのお話をしようと思います。
たくあんのイマ
たくあんは、スーパーマーケットなどの小売店を中心に取引が行われています。
小売店でたくあんを売っている場所を、日頃から見ますか?
たくあんは、日配という場所の中にある漬物売場の一角で売られていますね。
数年前は今よりも多くのたくあんが漬物売場に並んでいたそうですが、時間が経つとともに少しずつたくあんの売場は狭くなっています。
その代わりに、キムチや梅干し、浅漬けなどの売場が広くなっている傾向にあります。
しかし、たくあんってそんなに何種類も並べるほど種類があるの?とか、
たくあんがたくさん並んでいるけど、違いがよくわからないから結局値段で選んでる、
と思う方は少なくないのでしょうか。
私自身、たくあんに熱中する前まではこんな気持ちでした。
食べやすいカップに入ってるものと、大きさの違いくらいはわかるけど、値段が高いのと低いのはイマイチ違いがわからない...という気持ちだったことを覚えています。
たくあんの違い
では、何がたくあんの違いなのでしょうか。
一つは、使用するたくあんの種類です。この点が一番影響していると思います。
干して脱水した大根をぬか床に漬け込むか、
食塩の浸透圧で脱水した大根をぬか床に漬け込むか、
燻して脱水した大根をぬか床に漬け込むか。
この脱水方法の違いが、売価への影響力として大きいです。
他にも、添加物を使わずに製法で手間をかけると費用がかかり売価に影響したり、大根の前処理をいろいろとすることで品質を落として費用を下げるなどがあります。
価格での差しかわからないような状態だと、安かろう悪かろうのたくあんが、市場を席巻して従来のたくあんの姿は消えてしまうのかもしれません。
なので、スーパーマーケットなどの実店舗におけるたくあんを作った人と、たくあんを買おうとする人のコミュニケーションというのが鍵を握っていると思います。
たくあんコミュニケーション
では、たくあんを作った人と買おうとする人は、スーパーマーケットなどの小売店でどのようにコミュニケーションをするのでしょうか。
それが、たくあんを包装するパッケージだと思います。
他にもお店の方に協力してもらってPOPを出すなどの手段はあると思いますが、一番の影響力があるのはパッケージではないかと思ってます。
ただ、パッケージというものは、パッケージを作ってくださる会社さんが提供してくださるわけですよね。
誤解を恐れずにいうと、包装されるものの品質が著しく低くておいしくなくても、パッケージ次第で美味しく見えてしまうということがあります。実際にそう言ったことは少なくありません。
それが、製造工程での誤りなどによる品質不良の可能性もありますが、私の経験上、
本物の○○と銘打ったものは大抵偽物感のある品質であることが少なくありません。
何が言いたいかというと、パッケージは誇大表現が可能であり、パッケージは一方的なコミュニケーションになるので、誤解を生むことがあり、誤解を生むと信頼を失うことにつながるということです。
それがその誇大表現をした一つの商品に対する信頼であれば正当な評価でありますが、類似の商品に対する信頼も失いかねないということです。
上述した通り、たくあん売場を見ると違いが分かりにくいということが現実としてありますよね。
あのパッケージのたくあんが不味かったということは、つまりたくあんが不味かったにつながりかねないのです。
その結果、どうなるかというと、
安かろう悪かろうの流行によって売場が狭くなり続けるということです。
なので、大事なことはパッケージでのコミュニケーションで誤解を生まないようにするということではないかなぁと思います。
そのためには、何をやって良くて何をやってはいけないというガイドラインを設けて、その中で表現する目的意識を明確にするということもそうなんですが、
そもそも、誇大表現が誇大表現にならないような品質のものに仕上げるということが重要ではないかと私としては思っております。
大量生産大量消費を実現するために品質の妥協は、受け手の信頼を失いやすいので、自分自身でも厳しくしていきます。
まとめ
今日はたくあんを通して、パッケージなどの外見の重要さを書いてきました。
私の一つの思考実験ではありますが、何か感じるところがあればコメントいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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