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ピル・痛みの日々からの解放

生理痛がめちゃくちゃ辛かった20代後半

体に関する話なので、迷っている人は、絶対お医者さんに相談してもらいたいけれど、数ある経験談として、私の話を・・・。

元々は高校生の時から痛みを感じる方で、大学生になってからはしょっちゅう市販の痛み止めを飲む日々でした。見た目の可愛さからバファリンルナを持ち歩いてて、だんだんとロキソニンへ移行・・・。休みの日は起きられないこともあったけど、学校がある日はなんとか頑張れていて、生理ってこんなもんだろうなって思っていたし、医者とは無縁の日々でした。

その事情が変わってきたのが20代後半。

仕事が忙しくなったせいだと自分では思い込んでいたけれど、年々生理痛がひどくなり、出張とか気の張るイベントの時は乗り切れるものの、だんだんと仕事に行くのも辛くなるように。

朝からお腹が痛すぎて起きられなかったり、なんとか仕事に行っても早退で貧血。帰りの電車ではサラリーマンのおじさんが青白い顔にギョッとして席を譲ってくれることもしばしばありました。

健やかに仕事をしたい

なんだかんだ仕事人間の私。

他の人と生理痛について話すこともないから、みんなこんなもんなのかな・・・女性はこういう不調を抱えるのも仕方ないのかな・・・私が特に痛みに弱いのかな・・・と思ってしまっていたけれど、生理で働けない状態があるのはとっても悔しかったです。

日々の仕事に徐々に支障をきたしつつある中、このまま万が一出張とかの時に動けなくなったら困る!こんな状態に振り回されず、ちゃんと元気に仕事がしたい!と意を決して産婦人科に駆け込みました。

結果"私”には合っていた

ここからの話は、本当に個人の体によるものなので、最終的にはお医者さんに相談してもらうのが一番良いと思うけど、結果として、私にはピルを飲むというのが合っていました。

それまでは、生理前からずっとお腹の痛い状態が続いていて、生理中は一度座ってしまうと立つのがとてつもなくしんどいほどお腹が引っ張られる痛みがあったり、排泄や排便の時にも痛みがあるほどで、なんなら毎月生理期間の5日間くらいは寝て過ごしたいと思っていました。

私の場合は、どうやら子宮内膜症のような状態になっていたらしく、もし具体的な妊娠の計画とかがないのならピルを飲んでみるのも痛みを和らげる手段の一つと提案をいただき、もちろん服用中も体の状態は定期的にお医者さんに見てもらう必要があるものの、アドバイスに従って飲んでみることにしました。

ピルを飲み続ける生活はもう2年ほど続けているけれど、それまで悩まされていた、閉経までずっと付き合わないといけないかと思っていた生理痛が私の場合はほぼなくなりました。

不調を一人で抱えないこと

私が言いたいのは、「ピル万歳!」ということではありません。

私も病院に行く前に、もしかしたらこの状態はピルを飲むように提案されるのかなと思い、私なりにネットで調べてみたけれど、やっぱり「合わなかった」と書いている人も、かなりたくさんいました。

体質もあるだろうし、ピルで解決できる腹痛かそうではないのかということもあると思います。

大切なのは、一人で抱え込まずに、痛みに対処するために病院に行くことだと思います。私は20代後半、ずっと生理痛に悩んできたけれど、もし戻れるなら、市販薬を服用し続けていた大学生くらいに戻って「早く婦人科行きなー!自分の不調についてとことん相談できるいい婦人科探しなー!」と言いたいです。

大学生には月々の診療代、薬代は高いかもしれないので、あの頃婦人科に行ってても続いたかはわかんないけれど解決できる可能性があるということをもっと早く気づけていたらよかったなと思います。

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