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隣の山から自分を観察しよう

『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』の要約と感想です。

仕事人たちの言葉があなたの今日を豊かにするものになりますように。

■本日の仕事

・佐藤等さん
・ドラッカー学会理事

■要約

ドラッカーの説く、なすべき貢献の中身

「なすべきこと」を「できること」に変えていくのが自己開発です。
また、目の前の「なすべきこと」はたくさんの縁の中でさせてもらっている貢献です。

そして、「やりたいこと」は任された場所を全力を尽くした先に見えてきます。
つまり、なすべき貢献がすべての中心にあるのです。

人それぞれのなすべき貢献を明らかにするためには3つの要素を考えましょう。

(1) 状況が何を求めているか
(2) 自分の強み・仕事の仕方・価値観からいかに最大限の貢献をするか
(3) 世の中を変えるための成果をいかに具体的に上げるか
『P・F・ドラッカー経営論』

あなたの貢献は顧客を通して世の中のためになり、一緒に働く人の貢献につながることで人のためになります。
あなたが今いる場所を高めるために、「なすべき貢献は何か。」と常に自問しましょう。

■感想

隣の山から自分を観察しよう

第1の要素である「状況が何を求めているのか」を考えるのが一番難しいと感じます。

同じ環境で、同じ時間に、同じ仲間と活動していると
「何を求められているのか」と改めて考えても、しっくりくることが少ないのではないかなと思うからです。

そういう時には自分の登っている山を降りて、隣の山から眺めてみると良いかもしれません。
週末は普段とは違うコミュニティーに活動したり、勇気がでなくてチャレンジしなかったことを始めてみたり。

とくに、コミュニティーであればいつもの立場とは違う役割が与えられます。隣の山の色々な場所から自分の位置を観察すれば、きっとあなたに何が求められているのかが分かるのではないでしょうか。

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