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フリーランスの新たなステージ:副業応募から学んだこと

## 起:30年の経営から新たな挑戦へ
30年間、自ら立ち上げた会社を経営してきた私は、人生の新たな章を開くことを決意しました。長年築き上げてきたビジネスに区切りをつけ、フリーランスとしての道を歩み始めたのです。これまでの取引先には全て丁寧に引き継ぎを済ませ、新たなスタートを切りました。
予想外にも、これまでの納品先から新たな業務の依頼があり、また企画段階で温めていたアイデアが具体的な事業として形になり始めました。しかし、それでもなお、私の中には「もっと何かできるはずだ」という思いが芽生えていました。

## 承:予想外の余裕と新たな可能性
フリーランスとして約2ヶ月が経過したころ、私は意外な事実に気づきました。思いのほか時間に余裕ができていたのです。この予期せぬ余暇を有効活用しようと、副業募集に目を向けることにしました。
副業を探し始めた理由は主に二つありました:

1. 時間の縛りが緩く、拘束時間の少ない仕事が多く存在すること
2. 自分の能力や経験を活かせそうな募集が予想以上に豊富だったこと

これらの発見は、私に新たな可能性を感じさせてくれました。

## 転:慎重な選択と意外な結果
副業を選ぶ際、私は一つの重要な基準を設けました。それは、現在の業務とシナジー効果が得られるものを選ぶということです。長年のビジネス経験から、相乗効果の重要性を痛感していたからです。
この基準を元に慎重に募集を選び、応募を始めました。結果は、予想を大きく上回るものでした。応募全体の半数は書類選考を通過し、面接にまで進むことができたのです。しかし、最終的に合格にたどり着いたのは、わずか5%程度。この数字は、競争の激しさを物語っていました。

## 結:自分らしさの大切さを再確認
この副業応募の旅を通じて、私は貴重な気づきを得ました。当初、私は「こう答えるべきだ」という固定観念に縛られ、自分の本当の気持ちを抑えて面接に臨んでいました。しかし、それでは良い結果は得られませんでした。
転機となったのは、長年の友人からのアドバイスでした。「あなたらしさを出さないともったいない」という言葉に、私は大きな衝撃を受けました。その言葉をきっかけに、ありのままの自分を表現することを決意したのです。

確かに、この新しい方針での成功例はたった1件に過ぎません。しかし、自分らしさを出すことで初めて合格につながったのです。
この経験は、フリーランスとしての新たな道を歩み始めた私にとって、非常に価値のある学びとなりました。副業探しを通じて、自分の強みを再認識し、新たなチャレンジへの自信を得ることができたのです。

今後も、自分らしさを大切にしながら、様々な機会に挑戦していきたいと思います。この経験は、ビジネスの世界で生き抜くための新たな知恵となり、私のキャリアに大きな影響を与えることでしょう。

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