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セミナーレポート 第40回 翔設計セミナー「マンプロ」特別拡大版!! 大規模修繕・⾧期修繕計画・ 大型補助金・リフォーム計画

こんにちは!翔設計広報室です。

今回は、セミナーレポートをお届けいたします。

翔設計では、定期的にセミナーを開催しており、マンション管理組合向けの「マンプロ」シリーズはいつも大変ご好評をいただいております。

ちなみに、マンプロって何?という方は、こちらをご覧くださいね。

この「マンプロ」セミナーは、記念すべき第40回!ということで、いつもより30分拡大して、3部構成にてお届けしました。

参加された皆様は、どのテーマも熱心に聴講されていて、質問も数多く頂戴しました。また、会場ではいろいろと具体的なご相談もいただき、課題解決のお手伝いに繋がっています。

WEBでご参加されている方も、ご都合など合いましたら、是非会場にお越しくださいね! コロナ対策(換気・消毒・ディスタンスなど)も行っています。お待ちしています!


それでは、セミナーレポートです。

日時:2月19日(日)14:00~
場所:代々木会議室
テーマ: 

【第1部】マンション管理計画認定制度・大規模修繕とお金のハナシ 
【第2部】国交省の大型助成事業・採択獲得の事例紹介 
【第3部】管理組合がおさえるべき、リフォームの基本
 


【第1部】 マンション管理計画認定制度・大規模修繕とお金のハナシ 

講師:五十嵐(改修コンサルタント事業部)

①国土交通省編:制度のポイントと管理組合で確認すべきこと 

 「なぜマンション管理適正化法ができたのか」についての説明の後、マンションに求められるもの、すなわち「競争力を高め、選ばれるマンションになること」という結論から、その内容を深掘りしました。

 マンション管理適正化法が改正され、マンション管理適性評価制度の変更に伴い中古マンションの評価が変わる可能性が出ています。さらに管理規約、長期修繕計画の見直しも必要となり、そのポイントについても五十嵐よりお話しさせていただきました。

参加者からは「2つの制度のどちらを優先すれば良いのか?」などのご質問が多く寄せられ、「早速持ち帰って検討したい」というご意見が出ていました。

②翔設計編:長期修繕計画と大規模修繕計画の考え方

 一般的な長期修繕計画には修繕しか見込まれていないため、認定制度のための見直しとは別に、確認・検討すべきことがあります。それは、選ばれるマンションになるため、改修による安全性・快適性・使用性を高めること、そして様々な方法で資金計画を見直すことです。その具体的なロードマップを五十嵐より示させていただきました。

参加者からは「大規模修繕の実施時期や内容」や「長周期化のポイント」、「翔設計ならではの長周期化」に興味深々のご質問が多く寄せられていました。

【第2部】 国交省の大型助成事業採択獲得の事例紹介 

講師:辻(エンジニアリング事業部)


①「マンションストック⾧寿命化等モデル事業」設立背景と事例紹介 

 辻より、制度の背景についてお話しさせていただいたのち、助成金の概要、助成内容、採択状況をご説明し、採択事例についてそれぞれ評価ポイントを明らかにしながら解説させていただきました。翔設計が提案する「+α」として、合意形成のきめ細かい対応があります。

参加者からは、なかなか大きな取組みになることもあり、「自分のマンションにおいてどのように検討すれば良いのか分からない」、というご意見が出ていました。私たちと一緒に将来計画を策定し、必要な改修が明確になれば、それに向けて自然と取り組めると思います。

②「⾧期優良住宅化リフォーム推進事業」の概要とポイント・応募方法

特別ゲストとして京浜管鉄工業株式会社様より、長期優良住宅化リフォーム推進事業の助成金について、キーポイント、注意事項を交えて、非常に具体的かつ管理組合様にとって希望の持てるお話をいただきました。

参加者からは「省エネの為のサッシ更新を2年前にやったばかりだった」という残念なお話も出ましたが、タイミングが合えば是非検討したいという声が多く上がっていました。

【第3部】管理組合がおさえるべき、リフォームの基本 

講師:横部(改修コンサルタント事業部)

第3部では、横部より、リフォームの基本について、6つのポイントからお話をさせていただきました。

① 専有部リフォームの必要性
② マンションリフォームのきっかけ・暮らしの変化 
③ 個人による専有部リフォームの弊害 
④ 近年マンションが抱える損害保険料負担の増加 
⑤ 管理組合がすべきこれからのマンションリフォーム 
⑥ 翔設計が提案する専有部のマネジメント

特に③ 個人による専有部リフォームの弊害 については、ご参加された管理組合様にとって頭を悩ませていらっしゃる問題であるため、重点的に解説させていただきました。

⑤ 管理組合がすべきこれからのマンションリフォーム では、結論として、管理組合として漏水に対するリスクをできるだけ回避するための、配管保全を予防的に行うことが必要であることをお伝えし、管理組合が専有部リフォームを管理するメリットもあげながら、翔設計がご提案できる専有部のマネジメントについて詳細をお伝えさせていただきました。

参加者からは、「建物を一体として考える必要性」や、「専有部を区分所有者任せにするリスク」について、新しい視点や気付きを得られて良かった、というご意見が多く寄せられました。

セミナーを終えて

 長引くコロナ禍での開催ではありましたが、会場・WEB共に多数のご参加をいただき、ご質問も多くいただき、おかげさまで相互的で活発なセミナーとなりました。
 マンション管理における課題、そして翔設計が提供できる価値を少しでもお伝えすることができたのではないかと思います。と同時に、今後も私たちは総合コンサルタントとして、価値ある情報発信をしてまいりたいと思います。
 ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。次回のセミナーで、またお会いできることを楽しみにしております。



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