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マロンクリームちゃん

これはマロンクリームちゃんを好きになるまでの記録です。


キャラTを着たい

キャラクターがプリントされたTシャツを着たいと思っています。
キャラTって言うんですかね。

なんでキャラTを着たいかというと、ファッションのアクセントになって可愛いのではないかと思うからです。
ファッションのアクセントとか語るほどのファッションをしているわけではないのですが、キャラTを着れたらコーディネイトの幅が広がるのではないかと想像して、幅とかいうのもちょっと恥ずかしくていやなんですが、やはり着たくて気になっています。

今までキャラTは着たことがほとんどなくて、なんで着たことがないかというと、多分特別好きなキャラクターがいなかったからなのだと思います。
小学生の頃は文房具とか小物とか多少キャラクターものを持っていたのですが、このキャラが特別好き、みたいなものは今まであまりなかったなぁと思います。

今一枚だけ持ってるパンダの絵がプリントされてるTシャツ(キャラTというのか?)も兄から中国のお土産でもらったやつで、自分でキャラTを買ったという記憶もありません。
先日ユニクロに行った時も色々なキャラTがあって、おしゃれでかわいいししかも安いなぁ、までは思うのですが、じゃあ一枚選ぼう、という気持ちまではなれませんでした。

好きなキャラクターがほしい

ユニクロに一緒に行ったゆうこさんがその後「ちょっとサンリオ寄っていい?」というのでサンリオショップに寄りました。

置いてあるもの全部かわいくて、キャラクターになんとなく興味が湧き始めていたのもあり、試しになんとなく何か買ってみたいな〜ポチャッコかな〜キティちゃんかな〜と考えて一周したけど結局ピンときませんでした。
ゆうこさんはサンリオに限らず好きなキャラクターが色々あるそうで、キャラクターのグッズを集めたり、キャラクターの新情報に喜んだりしているのをよくみます。
そういうのをみていると、買ったり飾ったり身につけたり出かけたり、好きなキャラクターがあると人生が楽しそうだぞ、という気がしてきました。

好きなキャラクターがほしいという話をゆうこさんにしてみると、ゆうこさんは「うーんマロンクリームとか?」と言ってきました。
なんでゆうこさんがそう言ったのかはわからないのですが、実はわたしも、もしサンリオの中だったらマロンクリームちゃんなのではないかという気がしていたので、おっ?と思いました。

マロン、クリームちゃん、、?

いつもこっそりのぞいている全然知り合いじゃない人のツイッターがあります。
普段その人はだいたいアイドルのことについて呟いていてわたしはそれを読むのが好きなのですが、最近その人がマロンクリームちゃんが好きだということを知りました。
その人が最近結果が発表されたサンリオキャラクター大賞のことを話題にしていたからです。
それまで全然気がつかなかったのですが、その人はツイッターのアイコンもマロンクリームちゃんの画像だったのです。
多分その人はわたしと同世代かちょっと若いくらいで、今もマロンクリームちゃんを好きな人がいるのかぁ、とその時は思いました。
マロンクリームちゃんといえばわたしが幼稚園の時に周りの子がグッズをよく持っているような少し古いキャラクターというジメージで、さらにどちらかというと少し地味な印象のキャラだと思っていました。

それでもその時に「マロンクリームちゃん・・・かぁ」と心に何かが残りました。
ゆうこさんからマロンクリームちゃんの名前を出されたことにより、さらに、おおお?と引っかかりが生まれそこからマロンクリームちゃんのことについて調べ始めました。
気になると徹底的に調べ尽くす研究熱心で粘着質な長所が、わたしにはあります。

マロンクリームちゃん!

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マロンクリーム 1985年
フランスのパリの郊外で生まれたウサギの女のコ。お菓子づくりや手芸がお得意な、とってもオシャレさん。どんな時でも、明るくて前向きな女の子。リセ( フランスの学校)に通っている。シナモンは、親友のネズミ君。
(サンリオホームページより)

なんと!
マロンクリームちゃんはパリにお住まいでした。

あと、改めて見直すと、小さい時に好きだったうさぎの絵本のうさぎに似ていることもなんとなくグッドポイントでした。

あと調べ始めてすぐに気になったのは、やはり最近マロンクリームちゃんはあまり人気がないんじゃないかということです。

サンリオのオンラインショップを見ると今年のキャラクター大賞で1位だったシナモロールのグッズは365件もあったのにマロンクリームちゃんは15件しかありませんでした。マロンクリームちゃんは24位でした。ちなみにキティちゃんは1000件以上ありました。
そしてその15件のグッズの中にそもそもほしかったTシャツはありませんでした。

このあたりからむずむずとマロンクリームちゃんのことが気になって気になって仕方がなくなってきて、インスタやメルカリでマロンクリームちゃんのグッズを探し始めました。
それを見ていたらだんだん幼少期の記憶が蘇り、そう言えばわたしも昔マロンクリームちゃんの何かのグッズを持っていた様な気がしてきました。

母との会話

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(この時点で既にマロンクリームちゃんスタンプを購入してしまっているわたしです。)

自分では思い出せなかったので、母にLINEで聞いてみました。

「カンカンバッグじゃなかったっけ?」
「わたしはクレヨンとかだったかなと思ったんだけど。」
「長方形で厚さ5センチくらいでパチンと開け閉めできて白い持ち手が付いてるやつ。もしくはプールバックかな?」
「うーん?ばんそうこうとかもあったかも。」
「あっそれもあったかもね。〇〇ちゃんに聞いたらわかるかも。」
「うんー。(わざわざ聞くほどの話題ではないのだが)」
「幼稚園から小学生の頃に描いてたイラスト類をみてたらマロンクリームちゃんっぽいイラストがそこかしこにあったよ。」

母との記憶が一致することはなかったのですが、わたしがマロンクリームちゃんに影響を受けた創作をしていたということで、写真を送ってもらいました。

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は・・・!
恥ずかしい!
しかもマロンクリームちゃんとはちょっとも関係なさそうでした。
でもうさぎモチーフが好きだったようです。

好きです

母とのLINE後もマロンクリームちゃんの画像を見漁っていたのですが、その夜、気がついたらマロンクリームちゃんが好きな自分になっていました。
というか、マロンクリームちゃんが好きじゃない自分ではなくなっていました。

そんなことがあるのでしょうか。

あります。

この現象は大人になってからふとしたきっかけでアイドルのことが気になり軽い気持ちで動画を見ていたら妙に気になって仕方がなくなって気がついたら好きになっていたことに後々気づく人に似ています。
(わたしは色々な人がアイドルにハマった瞬間について書き残したブログを読むのが好きです。)
今いち大人気じゃないところも、なんとなく応援心をくすぐっていないとは言えないでしょう。

マロンクリームちゃん、わたしのアイドルだったのかあ。

そしてキャラT

当初の目的、「キャラTを買う」はまだ達成されていません。
どうやら今はマロンクリームちゃんの背中を熱く押す声援がまだまだ足りないのではないかと思います。多分。

最近サンリオは創業以来初めての社長交代があったそうです。

新社長はわたしと同世代なので、マロンクリームちゃんとの思い出があるのではないか、あったらマロンクリームちゃん猛プッシュ期が到来するのではないか、という期待もしています。
どうだろう。
もしくはわたしがきゃりーぱみゅぱみゅさんだったらよかったのかもしれません。
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キャラTを着るまでもう少し時間がかかりそうです。

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母がおしゃれ風に撮ってくれたうさぎ。



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