赤羽秀斗

アートやったり、道に迷ったり。

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最近の記事

都会面のにゃん

なんとなくなんてあり得ないと思ってずっと息をしている筈だったのに。 割となんとなくで大学に入って、2ヶ月ぐらいだろうか。 人について行こうとすると、社会分母で物事を考えてしまう大人の自分になってつまらなくなることを知った。子供のままでもいいから、ギャグで居続けたい。 あんまりおっきい声で言わなかったけど、今は神奈川に住んでいて、大学の中で一人ぽつんとアートを練っている。寂しくて、楽しい。 故郷にはなかった、雑多で空虚な潮風は実に刺激的なほどに退屈だ。 このたった2ヶ月

    • 変なの。

      高校2年生の終わり。 義務教育を終えてから初めての友達ができた。 嬉しい。 それだけ。

      • 全国高校生マイプロジェクトアワード2020

        3/20,21 昨年立ち上げた、"Free magazine私たちは海を知らない"というプロジェクトが全国高校生マイプロジェクトアワードの福島県代表に選出され、全国大会に出場しました。 結果としては、正直納得いかないことばかりでした。 ですが、私は全国大会の舞台に立ったことに大きな価値があると思っています。 311から10年の節目の年、 アワードの福島県大会への出場枠を得たプロジェクトは約35プロジェクト。そのほとんどが、震災復興関連でした。 そんな中、2枠しかない福島県代表

        • Tomioka sakura × Kagami, Kagami.

          東日本大震災から10年の節目に、コミュニティカフェEMANON(福島県白河市)のチャリティイベントにて本作品を制作展示した。 同イベントにて、復興プロジェクトを手がける双葉郡富岡町出身の金成美玲氏の「富岡で動くことと、他所で動くこと。意味合いは大きく違ってくると思う。」という言葉にインスピレーションを受け、制作に至る。 本作品では、Kagami, Kagami.の投影法を用いて福島県有数の桜の名所である夜の森(富岡町)の桜の映像を投影し、 内側の人間が見るもの、内側の

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        • portfolio
          4本

        記事

          ツっt

          コンセントに刺したライトニングケーブルを舐めた。 いたい。 初めてあの穴から電気が流れていることを肌身をもって感じた。

          Kagami, Kagami.

          【鏡】:滑らかな面における光の反射を利用して容姿や物の像などをうつし見る道具。 【鑑】:真の姿を考えみる。みきわめる。手本。 マジックミラーにプロジェクターで光を放ち、奥の石膏スクリーンに投影する作品。 表面と深層の人間を考えること。本質を見ること。 イデアと科学理論の像が重なる。 ミラーに水をかけたり、 反射を観察したり。 体験と観察を含めた考察をする。 2020.DEC Shuto Akabane

          Kagami, Kagami.

          to sit. in detail word, to sink.

          ”座る”という言葉。 日本では正座、あぐら、体育座りなどの場面に応じた応じた様々な座り方が存在し、種類により言語化されている。 しかし、椅子を用いた座り方を日常で言語定義することはあまりない。 そこで椅子の座り方を一種類定義し、自分の想像での姿勢と現実の姿勢を点と線にする。 正中線と肢(腕脚)の主要部の点を繋いだ線で、 「座るという一括りにされている中のリラックスした姿勢」 「”沈む”椅子に体重を委ねる私の想像の状態」 両方を比較し、椅子を用いた座り方、言語定義について考

          to sit. in detail word, to sink.

          in soil.

          金属は土の下で穏やかに眠っていた。 人間に掘り起こされて、溶かされ、形を変えられ。 それに反発するように、 「土に帰りたい。」と自ずから願い。 土のような見た目の錆になり。 土に帰ろうと必死で身を壊す。 2021 JAN Shuto Akabane