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AIで、まずは小さく業務改善してみませんか?

皆さん、こんにちは!AIの進化、すごいですね~。めまぐるしい。
ただ、「AIがすごい!」「これからはAIの時代!」なんて聞くたびに、「でも難しそう…自分には関係ないかも…」って思っていませんか?

AIの業務活用をコンサルティングする中で、そう感じている方が多いことを実感しています。でも、難しそうだからといって、諦めてしまうのは本当にもったいない!
AIって、皆さんが日々の中で「ちょっと面倒だな」とか「もっとラクにできないかな」と思う、そんな小さなところから使えるものなんですよ。

まずは小さく、簡単なところから始めてみませんか?ちょっと取り入れてみるだけで、「こんなにラクになるんだ!」と驚くことと思います。「AIで、まずは小さく業務改善」、ぜひ一緒に試してみましょう!

この記事では、私が実際に業務活用している例を、簡単な入力(プロンプト)で行えるものに絞ってご紹介します。


難しいコトバを言い換える

入力例:「契約不適合責任」を具体例を示して事業部門の担当者に分かりやすく説明してください。

専門用語をわかりやすく説明するのって、意外と難しいですよね。そういうときは説明の仕方をAIに聞いてしまいましょう。
ただ、AIはハルシネーション(もっともらしい嘘)を起こすことがあるので、出力の正確性はしっかり確認してください。

伝えるのが難しい内容の伝え方を考える

入力例:●●というミスをした部下に、●●のミスは××という点でしょうがないから、△△という点に注意してつぎからは頑張ってほしいという内容を、緊張感は保ちつつも、がっかりさせないようなポジティブな表現で伝えるメール案を作成してください。

文章のトーンの調整はAIが得意とするところです。ともすればパワハラになってしまいそうな内容などは、一度AIを通してみましょう。やわらげつつも、伝えたい内容がハッキリ伝わるような表現を考えることができます。

自分の表現を客観的に評価してもらう

入力例:次の私の文章を、客観的に批判的に評価して、改善点を挙げて、改善案を提案してください。(自分の文章を続ける)

自分の文章を客観的に読むというのは至難の業です。AIにレビューしてもらうことで、バランスを保ったり、わかりづらい部分を改善してもらうことができます。

アイデアを出してもらう

入力例:AIをもっとカジュアルに業務活用しましょう、という内容のブログを書くので、思わず読みたくなるようなタイトルを20個挙げてください。

アイデア出しは、AIが得意とするものです。この記事のタイトルもAIと少し壁打ちして考えました。

書き出しを考えてもらう

入力例:「AIで、まずは小さく業務改善してみませんか?」の記事のタイトルでブログを作ります。読み進めたくなる書き出しを出力してください。

文章はいったん書きだしてしまえば、続けることは比較的簡単ですが、書き出しは結構腰が重くなりがちです。AIを使えば、気持ちよくスタートを切ることができます。

新しい知識の応用を考えてもらう

入力例:SEE-Iメソッドを習得したいので、SEE-Iメソッドを使った説明の具体例を教えてください。

せっかく本を読んで新しい知識を習得しても、活用してみないことには血肉化できません。ただ、活用の仕方を自分で考えるのはちょっと大変ですので、AIに聞いてみると具体的な活用方法を教えてくれます。

いきなり100点を目指さない

AIの出力をみると、「なんだ、こんなものか」とか、「ちょっと違うな・・・」と思うこともあります。でも、人間でも一発で100点を出力するのは非常に難しいものです。AIの業務活用のポイントは、あまり期待しすぎないこと。もし満足しない出力が出たら、改善を求めればよいのです。
とにかく、たくさんAIを触って、どういう入力をするとどういう出力がでるかの感覚をつかみながら、どんどん業務活用してみてください。

注意:入力不可の情報を入れないで!

AIが便利だからって、なんでもかんでも入力してはいけません。秘密情報や個人情報など、入力したら問題になる情報もあります。会社によってはガイドラインで入力不可情報を定めているところもありますね。

どういう情報を入力したら問題となるのか確認するなど、AIリテラシーをしっかり高めて、安全に利用してください。

AIリテラシーについては、画像生成AI分野については検定を公表しているので、こうしたものも活用してみてください。ビジネス活用におけるAIリテラシー検定も作成中です(しばしお待ちください。)。

まとめ

どうですか?意外と簡単ではないですか?こんな感じで全然かまわないんです。
もっと高度に使いたい場合には、プロンプトエンジニアリングを勉強するというのも一つですが、日常的に業務利用する場合には、あまりこだわらなくても良いと思います。
是非、この記事を参考に、AIの業務活用をしてみてください!応援しています。


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弁護士 加茂翔太郎
法律書よりビジネス書が好きな弁護士。弁護士業務や弁護士になるまでに培った経験をなるべく言語化して共有したいと考えております。皆様からサポート・リアクションをいただき本当に感謝しております。励みになります。