坂田大作

Web Magazine「SHOOTING」編集長。株式会社ツナガリ代表。 Edit…

坂田大作

Web Magazine「SHOOTING」編集長。株式会社ツナガリ代表。 Editor、Producer、Photo Director。 https://shooting-mag.jp/

最近の記事

都写美「WONDER Mt.FUJI 富士山 ~自然の驚異と感動を未来へ繋ぐ~」 ー 被写体としての富士山」の奥深さと、ディレクションの秀逸さ

「SHOOTING」編集長の坂田です。 TOP MUSEUM(東京都写真美術館)で開催中の企画展、 「WONDER Mt.FUJI 富士山 ~自然の驚異と感動を未来へ繋ぐ~」を観ました。 霊峰富士、世界遺産のMt.FUJI。 プロ・アマ問わず、多くの人の被写体となり、いまや登山客の賑わいも異常なほどで(別の意味で問題にもなっているが)、とにかく人気のある独立峰。 本展は、「WONDER」というテーマのもと、18人の写真家の作品を展示している。 参加写真家(展示構成順

    • シンプル構図、モノクロ、スローシャッターで風景写真のひとつの完成型を構築した「マイケル・ケンナ」

      「SHOOTING」編集長の坂田です。 代官山ヒルサイドフォーラムで開催されていた「JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna」を観ました。 マイケル・ケンナ氏は、世界的に人気のある風景写真家。日本でも風景写真好きの間では、知名度の高い方です。彼は親日家でもあり、北海道を中心に日本各地を訪れて撮影をしています。 彼の作品を見て「キレイ」「美しい」と誰しも思うことでしょう。そこには日本の風景系投稿サイトに上が

      • 高木由利子写真展「chaoscosmos vol.2 -sakura-」 「無秩序の自然現象」を捉えるマクロ的視座

        こんにちは。 Webマガジン「SHOOTING」の編集長をしている坂田です。 サイトでは、写真にまつわるヒト、コト、モノを発信しています。 今回は写真展の鑑賞ブログです。 東京・表参道のGYRE GALLERYで開催中の高木由利子写真展「chaoscosmos (カオスコスモス)vol.2 -sakura-」を観た。 日本人にとっては、桜と富士山は特別な存在です。ただ富士山は実際に観に行くため、撮影するためには物理的な移動が必要なのに対し、桜は日本全国どこにでも咲くの

        • ワタナベアニ著「カメラは、撮る人を写しているんだ。」に思う。 君はどう生きる? 表現者を目指すのか、インフルエンサーになりたいのか。

          こんにちは。 Webマガジン「SHOOTING」の編集長をしている坂田と申します。 サイトでは、写真にまつわるヒト、コト、モノを発信しています。 いつもはブログも自社サイトで書いていましたが、今回初めて「note」に書きます。 ワタナベアニ著「カメラは、撮る人を写しているんだ。」を読了。 まだの方は「SHOOTING」で、冒頭8ページを特別公開しているので、まずそこをご覧ください。 この本は、写真を撮り始めた青年(カズト)がプロカメラマン(ロバート)に教えを乞うとい

        都写美「WONDER Mt.FUJI 富士山 ~自然の驚異と感動を未来へ繋ぐ~」 ー 被写体としての富士山」の奥深さと、ディレクションの秀逸さ

        • シンプル構図、モノクロ、スローシャッターで風景写真のひとつの完成型を構築した「マイケル・ケンナ」

        • 高木由利子写真展「chaoscosmos vol.2 -sakura-」 「無秩序の自然現象」を捉えるマクロ的視座

        • ワタナベアニ著「カメラは、撮る人を写しているんだ。」に思う。 君はどう生きる? 表現者を目指すのか、インフルエンサーになりたいのか。