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片付けと浸水前、浸水中にできたこと

◆◇床上浸水の片付け。我が家がやった手順(水引いて最初の2日間)◇◆
 ・手を付ける前に写真を撮る。
 ・壁に泥や水のあと、変色があり、どの高さまで浸水したのかのヒントとなる汚れができているので、それらをとにかく撮影すること。動画でも可だが、役所に提出するのはおそらく写真になる。
 ・浸水でダメになった家具・家電も全部撮影すること。
 ・外壁も一周撮っておこう。室外機なんかも忘れずに。
 ・風呂、トイレ、玄関、とにかく全部撮影すること。まずは写真撮影。とにかく撮影。

 ・手袋をする。可能であれば肘とかまで隠れるヤツ。
 ・マスクをする。
 ・長袖長ズボン推奨です。100均のカッパでもいいと思いますが、サイズと強度に注意。
※浸水した水は、汚水です。自分の身を守りましょう。我が家は、早々に他所の市に避難していましたので、自宅に戻る道すがら、装備一式を購入していきました。
 ・浸水した場所の床に乗っているものすべてを家の外に出す(無理はしない)
 ・床の上に何もなくなったら、水や泥を、窓やらドアやらから押し出す。(ワイパーみたいなヤツがおすすめ! 箒もめっちゃ使ったよ!)
 ・綺麗になったら、壁と床を消毒。

 ・土足でじゃんじゃん入ります。


◆◇避難前、浸水前と、家が浸水中にできること◇◆
 ・まずは浸水前に避難しましょう。天気予報をよく見て、早めに判断してください。もし避難して何事もなかったら、何事もなくてよかったねー! って言えばいいんです!
 ・避難を決意したら、排水溝という排水溝に水のうを置きましょう。 
 我が家では45リットルのゴミ袋にお風呂の残り湯を入れて、トイレ、お風呂の排水溝、洗面台、流し台におきました。浴槽は残り湯を入れたままにしました。
 ・これは危険水位オーバー前に避難を決意したからできたことですが、大事なものを持ち出すなり、2階(上の階)にあげておくなどもしました。
 ※道路が膝の高さまで浸水してから夫が遅れて避難しましたが、この時点で非常用持ち出し袋等を背負うのがしんどかったそうです。水が溢れる前に避難が一番楽かつ、安全です。

◆浸水後、安全を確保してから◆
 ・火災保険の保険会社や代理店、担当者さんなどに連絡。
 ・家を建てた業者さん、もしくは購入した不動産屋さんに連絡。
 ・賃貸の方は、管理会社に連絡。避難所で転居を決意し、一週間以内に転居先を見つけてもらったという方もいました。 

◆実際に用意してよかったもの、あってよかったもの、使ったものは以下です◆
 ・床の水を掻き出すワイパーみたいなやつ。二、三個あるとよい。
 ・ほうき
 ・防水作業着(100均カッパの長袖、ズボンタイプと、ホームセンターで売ってるヤツを使用。床下に潜る際は、100均カッパだと破けちゃうかもです)
 ・長くつ
 ・マスク(落としたり汚れたりするからいっぱいあるといいかも)
 ・作業用ゴーグル(暑いし曇るけど、顔に水はねるので怖い人はオススメ)
 ・ゴム手袋(肘まで隠れるヤツ。10組は消費した。破けたり、現場は混乱しているので、失くしたり)
 ・軍手(重いもの持つときのすべり止め)

 ・100均とかスーパーで売ってる透明のゴミ袋(災害時は指定ゴミ袋以外でも回収してくれました。マッキーで「災」と書いておくことと指示がありました)
  ゴミ袋は自治体でも「ボランティア袋」というのを配ったけど、全然配布が追い付きませんでした。
 ・ぞうきん(いらない布)
 ・バケツ(とにかくいろんな汚れたものを暫時入れたりもできる)
 ・食器用洗剤 キッチンハイター(掃除や消毒に、薄めて使いました)

 ・飲み物! 水分摂取大事!

※我が家は、床下の基礎がそのまま地面(土)の古いタイプでしたので、床下の排水は不要でした。
 床下がコンクリートの、最近の基礎のお家はみんな、ポンプで床下の水を排水していました。
 特に、こういうお家では高圧洗浄機とかも大活躍かと思います。
 でも、外壁の泥は、市役者や県庁の人が来るまでは残しといた方がいいと思うので、使うとしても家の前のコンクリの地面の泥とかに一番使うかもです。

 ネットに乗っていた、土嚢袋は使いませんでした。あれは、コンクリの基礎のお家で活躍するのだと思います。もしくは、土砂崩れが近くであった場合などは必要そうです。

 お車をお持ちの方にオススメなのは、車で携帯電話を充電できる設備。
 コンセント外すとジャーって水が出てくるような状況です。家の中で充電は難しいでしょう。
 車は避難場所や休憩場所にもなるし、河川増水、浸水の危機の際は、車を避難させるの、とても大事です。