【音楽の楽しみ方を増やそう】ギターを楽しむ方法【聴くのも弾くのも】

普段音楽を聴くとき

「歌が好きとか上手い下手は何と無くわかるけど、楽器はよくわからない」

とか、

「2番が終わったあとは間奏。歌がないところ」

こんな意識で聴いてたりしていませんか?


少なくとも僕はそんな人でした。


ギターを始めてもその魅力に気付けるまでかなり時間がかかったので、今回は僕の体験談をもとに、音楽の中のギターというもう一つのかっこいい存在について話していこうと思います!

「ギターに挑戦してみてるけどモチベーションが下がってきてる」
「今まで歌しか聞いてこなかったから音楽をもう一歩楽しみたい!」

こんな人達に向けた記事になってます!


1.好きな曲の、歌以外の場所で好きな部分を探してみよう

まずすべきはこれですね。
僕の場合、ギターについて興味を持ったときにまずやってしまっていたのは
「ギターについて調べてみる」でした。


例えば人気の弾いてみた動画とか、すごいギターソロ集めました!みたいな動画を見てみるとか。
あとはギターの種類やエフェクター(ギターの音色を変えることができる機材)の解説してる動画を見るとかですね。
自分で弾く際には教則本を買って練習フレーズをやってみるとかもしました。


でもこれらは本当にピンと来ませんでした。

神業見せられても何がすごいかわからない。
変わった音も出せるのはわかった。けど
「よくわからない」「上手いんだろうけど、、」「とりあえず速く弾いてるね」
みたいな。

僕がギターを好きになれた瞬間や、ギターを弾きたいと思えた瞬間っていうのは




「この曲のイントロのメロディ大好きだったけどギターだったんだ!!」
っていう発見があった時でした。


具体的にはスピッツのロビンソンや、Mr.childrenの箒星、フェイクとかですね
UVERworldのFight For LibertyもKing GnuのVinylもBruno MarsのRunaway Babyとかもイントロ大好きです。(是非聞いてみてください!)


それまで【歌以外のカラオケ部分】みたいな意識で一括りにしてしまって気にしていなかったんですけど、当然そこにはその素晴らしいメロディを作っているギターというパートが存在していたわけです。
つい口ずさんでしまうような大好きな部分ですね。


「今まで気付いてなかったけど、好きなギターちゃんとあったわ!」


こんなイメージでした。


勿論これはギターに限った話ではなく、その好きな部分を奏でているのは違う楽器だったという可能性もあります。
その場合でも歌を聴く以外の音楽の楽しみ方を見つけることが出来たと言えますし、ギターを弾いている人ならそのメインのメロディの横でギターがどんな事をしてるのか調べてみて下さい。
ギターは便利な楽器なのでメインもサブもこなせます。
サブのギターの方が難易度が低めの事も多いのでその曲に挑戦してみるのもアリですね!


2. 1で見つけた好きな曲の弾いてみた動画を探してみる。

今度は1で見つけた曲の弾いてみた動画をYoutubeやSNSなんかで探してみましょう。
ここで楽器に興味がなかった人でも演奏の上手い下手がわかります。(あまり気持ちのいい話ではありませんが)


一番わかりやすいのは音色とリズムですが、あまり上手じゃない人が演奏してる動画を見たらおそらく違和感があると思います。
「なんかズレてる?」「音色が違ってあまりかっこいいと思えない」「何となくあんまり良くない」


あなたのこれらの感覚、違和感は正しいです。


ここで原曲や御本人のLIVE映像なんかを見返します。おそらく最高なはずです。
この比べるという作業によりプロの人達の上手さに本当の意味で気付く事が出来ます。
当たり前ですがあなたが聞いてきたプロの人達の演奏、音源は
とてもクオリティが高いんです。
でも普段聴いているのはプロが作った音源や映像だけだと思うので、
クオリティが高いプロの音源同士を聞き比べてどっちが演奏上手い?とか言われても、両方上手い。つまり差がわからない。差に気付けないわけです。


例えるならお母さんの作った料理ですね
普段当たり前に食べてたけど、いざ初めて自分で料理を作った時に全然美味しくなくて「お母さんって料理美味かったんだなあ」と再認識するみたいな話です。


やはりあまり良い言い方では無いかもしれませんが、
あまり上手じゃない演奏を知ればあなたが好きになった曲をプレイしている人の演奏能力の高さ、本当の価値を再認識できます。

ギターを弾いている人も「この人になら勝てそうだな。勝ちたいな」というモチベーションアップに繋がる、もしくは違和感の原因と改善策を考える事で新しい発見やギターの成長に繋がります。


3. さらにもう少し細かく調べてみる。

1と2をやってみて、もし楽しかったら他の部分もどんどん気にして聞いてみましょう。
例えば1の例で紹介したイントロや間奏のギターソロ以外でも、歌と歌の間に合いの手のように一瞬入ってくるギターもあります。他の楽器でもそうです。
「ここも良いな」って思ったらまたどの楽器で演奏されてるのか確認してみたり、
あとはプレイヤー自身の事を調べてみるのもオススメです!

ソロで活動されているアーティスト等だとLIVEの際、バックバンドはサポートメンバー(その時だけ雇われて演奏するプロミュージシャン)が演奏してたりします。

でも調べてみたら昔一緒のバンドを組んでいた時期があって古い仲だったとか、
そのサポートメンバーが昔組んでいたバンドの曲をたまたま知っていたとか
こういう発見もよくあります。知れば知るほど気付けば夢中になっていくはずです。


もしLIVEやイベントで実際にそのギタリストと話す機会があったら、「あの曲のあそこのフレーズ最高です!!」みたいなメッセージも伝えてみて下さい。
「みんな歌しか聞いてないよね…」って前提で活動してるギタリストもかなり多いので、ものすごく喜ばれるんじゃないかと思います。


勿論今回お話した以外のきっかけや楽しみ方もたくさんあります。
あくまで僕の体験をもとに、一例として紹介しているという事をご了承ください。


音楽の配信なども現在かなり盛り上がってますので、この記事が皆様にとって音楽の新しい魅力や側面を見つけるきっかけとなれる事を願っています。


以上です!最後までありがとうございました!


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