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マネジメント・ジッセンジャー☆実践録#1 私的な強みは公益となる

みなさんこんにちは
マネジメント・ジッセンジャー(実践者)の湘南まくのうちコミュニケーションです
このnoteでは会社勤めの自分が福業として個人事業を始める準備の中で実践している、P.F.ドラッカーのマネジメントの言葉をご紹介していきます。



「なぜ、個人事業を始めるか」
この問いに
今回のタイトルのように「社会(=公益)の役に立ちたいと思ったから」と
真っ先に応えられたら、カッコいいのかもしれません。

ですが、実際は、そうではありませんでした。

数年前、会社業とは別に何かをしたいと思い始めた理由は、社会のためでもなんでもなく、ただ
「自分も、自分にできること、やりたいことで、(まわりの人のように)輝き、自分らしく生きたいと思ったから」だったのを、最近ようやく受け容れました。

自分らしく生きること
否定しませんし、共感します。
自分も、そうあれたらいいなと思いますし、幸いなことに、今でもそれなりに「自分らしく」生きられていると思います。

輝きたいと思うのも人の感情ですし、否定はしません。

ですが、「輝きたいから事業を始める」って、
正直どうなんだろう???
自分の動機に疑問を感じ、向き合いました。

【事業の目的は顧客の創造である】


P.F.ドラッカー―の言葉です。
事業の目的は顧客の満足を創ることであり、創業者が輝くことではありません。

【私的な強みは公益となる】


こちらもP.F.ドラッカーの言葉
公益とは社会にとっての益です。顧客の満足や幸福感、関係者の幸せを意味するもの。
働き手に由来する個人の強みや、組織に蓄積されていく組織の強みという私的なものを、社会にとっての佳きことに昇華させていくのが、マネジメントの正統性の根拠です。
「輝きたい」という個人的な欲は、公益と言えるのだろうか、言えないと思いました。
言葉を知ったのは7年前でしたが、「なんか自分の捉え方、違うかも?」と疑問を感じるまでに5年かかり、心から腹落ちするのに2年かかりました。
今でもまだ、時々「輝きたい」欲が出てくるのも認識しています。



今時点で、自分の(組織としての)強みを、世のため人のために活かせているかというと
まだまだ至らない部分があるのを認識しています。課題も多いです。
「私的な強みは公益となる」
事業を行っていく上で、表面的なポーズではなく、在り方、心持ちとして、留まることなく目指し続ける北極星です☆

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