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【マントラ②】神の力を借りれるチート技=『マントラ』

今回はインド最古のマントラ『ガーヤトリー・マントラ』を解説します。

聞いただけでは意味が分からないマントラも 紐解いていくと”超深〜い”意味があります。

マントラを唱えると..…神の力があなたの手の中に!?


内容
・ガーヤトリー・マントラのお唱え
・ガーヤトリー・マントラ解説

 ガーヤトリー・マントラ(Gāyatrī Mantra。ガヤトリーマントラ、ガヤトリマントラとも)は、ヒンドゥー教における最高峰のマントラとされ、ヴェーダ聖典のエッセンスすべてを含むと言われている古いマントラのことである。
 この詩節はもともと『リグ・ヴェーダ』3.62.10 に現れる、太陽神サヴィトリ(Savitṛ)への賛歌である。「ガーヤトリー」とはこの賛歌で使われている韻律で、8音節の句を3つ並べたものをいう。『リグ・ヴェーダ』でもっとも有名な詩節であり、サヴィトリ神への賛歌であるために「サーヴィトリー」とも、また韻律から「ガーヤトリー」とも呼ばれる。『バガヴァッド・ギーター』10.35 では、クリシュナが自分がもっとも優れたものであることを表現して「聖句のうちでは私はガーヤトリーである(gāyatrī chandasām aham)」と言っている。
 この詩節を唱えることはバラモンのドヴィジャ(師につくことによる第二の誕生)の儀式にはじまる学生期間においてとりわけ重要であり、師が父、ガーヤトリーが母とみなされる。
 本来は自分の思考にサヴィトリ神が影響を与えるように願う文句であるが、神秘的な解釈が行われた。『サーヴィトリー・ウパニシャッド』(英語)では世界を構成する物をサヴィトリ(男性)とサーヴィトリー(女性)に二分し、両者の交感によって万物が生成されるとした。そして聖音オームと3つの発声(bhūr, bhuvaḥ, svar)に続けてサーヴィトリー詩節を唱えるとしている。

wikipedia
「ガーヤトリー・マントラ

ガーヤトリー・マントラ(サンスクリット&和訳byしょうもん)

oṃ bhūr bhuvaḥ svaḥ / tat savitur vareṇyaṃ
オーム ブール ブワッ スヴァハ タット サヴィトゥル ヴァレーニヤン
bhargo devasya dhīmahi / dhiyo yo naḥ pracodayāt 

バルゴー デーヴァッスヤ ディーマヒ ディヨー ヨー ナハ プラチョーダヤート

Rigveda 3.62.10

オーム、大地よ、虚空よ、天よ
かのサーヴィトリ神の、素晴らしい、
神々しい輝きを、我々は瞑想致します。
願わくば、かの神が、我々の心を照らしてくださいますように。

※サンスクリット文法分析
oṃオーム bhūr大地よ  bhuvaḥ虚空よ svaḥ天界よ
tat(n.sg.Acc→bhargas)かの savitur(-tṛ.m.sg.Gen)サヴィトゥル神の vareṇyaṃ(vṛ:choose,ask,solicit:Grd: n.sg.Acc→bhargas)素晴らしい
bhargo(-as.n.sg.Acc)輝きを devasya神々しい
dhīmahi(dhī.opt.A.1.pl)我々は瞑想します。
(願わくば)dhiyo(dhī: religious thought, reflection, meditation.f.pl.Acc)(我々の)理解/祈り/知性を
yo彼(=サーヴィトリー)が naḥ(ahaṃ.pl.Gen)我々の(→dhiyo) pracodayāt(pra-cud.caus.opt.3.sg:inspire/incite)霊感を与えるだろう。

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