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小説執筆完了。ひとまず感慨に浸る


小説を書いたことがありますか?

僕はあります。毎日書いています。

もちろん、いい作品を書こうとしています。自分がまず満足できる良い作品を目指しています。裏を返せば、結果を気にしないようにしています。賞を取るために小説を書いたり、賞賛を得るために小説を書いたりはしません。あくまで自分の内面を、自分が望む形で文章にしたいからです。


.....が!
小説を書く奴なんてものは、承認欲求の権化そのものです。なにせ、何万字も自分の趣味や性癖を誰でにでも読める形で提供しているのですから、最早裸でコートを纏い、街中で自分の恥部を見せつけて快感を得る変態と大差がないかもしれません。
僕もまた、そんな変態の一人なわけですから、頑張って書いた小説が、新人賞では一次審査すら通過せず、読者が0人のまま終わっていくのは、屈辱と欲求不満で、暗い気持ちになってしまいます。

決してこのnoteの読者が多いわけでは全くありませんが、それでも、一応、僕は頑張りましたよ!褒めて下さい!とでも言うような、恥のようでもあり、素直な欲求でもあるような内なる声を叫ばせて頂いて、孤独な小説執筆の道のりの推進力にしようと思っています。

こちらです。
結構凄くないですか?
内容のクオリティはともかく、3か月で10万字です。途中にはもちろんバイトもありましたし、旅行も行きましたし、しっかりと強めの風邪にもなりましたし、決して暇を持て余しすぎた大学生というわけでもない中で、この速度。
これは、褒められたいですよ。
卒業論文は数か月かけて20,000字ですよ。その5倍を3か月です。今まで10万字越えの作品はニ、三回書きましたが、最も早い記録です。成長しているのか、はたまた、雑になっているだけなのか。

けれど、小説家として働いている人たちは、こんなものおちゃのこさいさいなのでしょうね。クオリティ抜きの10万字で満足しているくらいでは、たかが知れているというものです。
自分で自慢げに載せたのに、自分で反省しているだなんて、よくわからない矛盾した情緒ですね。

新人賞に出したので、応援よろしくお願いします。

これからもひたすらに書き続けます、ただそれだけ。
でも少しくらい自慢したっていいじゃないですか。


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