見出し画像

リノベーションに向けて…

まずは施工業者さん探し


どこにお願いするのか。どうやってリフォーム業者を探したらいいのか。
コロナ禍になる以前に、とあるきっかけで知ることとなった近所の業者さん(A社)に相談して見積もりまではして頂いたのですが、コロナの感染状況がどんどん悪化して行く中で、ちょっとリフォームどころではないな、と一旦白紙に戻していたのです。とは言え、前代未聞の異常事態となったコロナ禍で、まさか在宅勤務などなるわけはないと思っていた夫の仕事さえ、在宅勤務が増え、いよいよやっぱりリフォームはするべきとの考えが高まっていきました。
初めのA社はひとまず候補の1つとして、他にも良いところがないかな?と探していたところ、夫が選んだのが、ある建築設計士さん(B社)
こちらはリフォーム会社ではなく、著名な方のお家を設計されたりもしている設計デザイナーさんという感じでした。

施主(住人)の理想の家を作ってくれる、という期待のもと、デザイン料として少々お高いのは覚悟の上で相談してみることに。
家の内見調査と打ち合わせに現れたその方は、優しそうな落ち着いた雰囲気で、助手らしき女性スタッフと共に、こちらの話を穏やかに聞いて下さり、その場でスケッチブックのようなノートにエンピツでサラサラとデザイン画のようなものを描いて下さり、
私は、『わぁ〜こんな簡単に言葉を画にされるとはさすがだなあ』と感動しました。
雑談なども交えて当方のイメージやリフォームの目的などを話し、これから1ヶ月半くらいの間にこちらの希望(やりたいことリスト、趣味や好きなものなど何でも構わない)イメージを実現するために、それぞれノートにまとめて教えて下さい、とのことでした。

なるべくわかりやすくなるよう、改善したい箇所の写真を撮ってgoodNotesにまとめました。

20年、住んでみて改善したいこと


  • 入口の段差を取りたい

  • 急なハシゴのような階段をゆるやかに掛け替えたい

  • 1F洗濯機から3F物干しまでの動線を改善したい
    (重い洗濯カゴを持って急な階段を上り下りするのは大変)

  • 半地下の1Fの湿気とカビ対策

  • ほぼ使っていない1Fのトイレと洋室6畳を活用したい

  • 2Fの出窓をバルコニーに変えたら、1F玄関前のヒサシ代わりにもなるのでは?
    (なるべく雨に濡れずに車の乗り降りがしたい)

  • 玄関ドア横(外)の開口部を塞ぎたい
    (風雨の吹き込み防止)

  • 断熱・遮熱効果のある省エネ窓に交換
    (2F〜3Fは南向きの窓から日差しが強く夏は灼熱の蒸し風呂状態)

  • 浴室は最新の省エネモデルに

  • キッチンは老後に向けてエコかつ使いやすく
    (高さの変更、食洗機、タッチレス水栓など)

フローリングやクロスの張り替え、キッチンやトイレ、浴室リフォームなどは、どこに頼んでも出来るとは思うが、
これらの不満点を改善してくれるリノベーションが目的でした。

結果的には、建築デザイナーさんにお願いするのは止め、
初めに検討していたA社にお願いすることとなりました。

料金発生に要注意


本契約ではないものの、すでに設計料として金額が発生しており、
2回目の打ち合わせで事務所に出向き、設計図や小さな模型などを見せられました。
「提案」という打ち合わせのはずが、全く気に入らないデザイン。
しかも、事前に私たちから聞き取り(直したいところリストアップ)の内容は全く反映されておらず、あれはなんだったの?という状態。
(ノートまとめるのだって時間かけて、頑張って作ったのに!💢)

やはり建築設計デザイナーさんにお願いするような人は、
『お金や土地はいくらかかっても構わない、キミの思うようにデザインしてくれたまえ』
などと言えるようなお金持ちしかダメなのかもね。

A社に戻ってみたら、コロナ以前とは態勢が変わったそうで、初めの設計士さん(男性)と、プランナー(女性)の2人体制に進化していた!
こちらの細かい希望をプランナー女性が聞き取ってくれ、
シロートがあれこれ悩んだり迷ったりしてもわかりやすくアドバイスしてくれたり
『大切なお家のことですから後悔のないようじっくり決めていきましょう』
とおっしゃってくださり…
私たちが求めていたリノベーションとはこれだった!と気づけて良かった。
ちなみに、B社に提出するために書き上げた『改善したい要望リスト』は、さらに練り直してA社との打ち合わせにも使えたので、あれこれ迷わず整理できて時短になった。
そのリストに沿ってリノベーション案をご提案いただき、
出来ること、出来ないことなどの説明も丁寧にしてくださった。

B社をキャンセルするにあたって、相応のお金を支払うことになったが、
すっきりとA社にお願いすると決められて良かった。
勉強料だと思うことにした。

さて。リノベーションのスタート。
これからまだまだ困難が待ち受けているのだが、この時はまだ知らない。
続く…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?