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施工業社が決まったら

リノベーション専門の会社(A社)と、
まったくこちらの要望や生活環境などを無視して、デザイン推し(いっそ建て替えは?とか)言ってくる設計事務所(B社) エ〜ッ?

わが家のリノベーション目的は
① 今の家(都内の狭小住宅3F建て)で
② 20年住んでみての改善点をふまえて
③ 50代からの老後に向けて住みやすく使いやすく

初回見積もり


ざっくり初回
A社 1600万円
B社 1800万円 建て替え案 2200万円

A社の見積もりには、おおむね必要になるであろう基本的な大型設備(浴室やキッチン、窓交換などなど)細かく含まれたものだったが、
B社の見積もり(手書き!)には設備機器の費用までは含まれていなかった、と思う…おそらく家本体の設計料と大まかな材料費くらい?
実際にお願いすると一体いくらになったのか、ひー恐ろしい。

階段の架け替えは大工事!


絶対にやりたいリノベーションの1番は、階段の架け替え。
と、ランドリー動線の改善(2Fにバルコニー付けるか?)というもの。
壁を壊したり、かなり大がかりな工事になるため、それならいっそのこと風呂場や水回り、床や壁などの貼り替え、その他色々気になってるところも丸っとまとめて一気にやってもらう方が良いかな?という感じでした。

一度目のA社との相談では、階段架け替えはできない、綺麗に上貼りして手摺りを付けるのみという提案だった。
それでちょっと「うーん」となり、決定には至らないままコロナ禍で立ち消えとなっていた。
今回あらためて具体的な要望を伝えたところ、
やっぱり出来るんだよね、こちらの伝え方が足りなかったのかもね。
(階段の架け替えはとても大がかりな工事ですよ、上貼りで綺麗にして手すりつけるだけにしたらどうですか、という一案だったのだろう)

施工業社と施主の二人三脚


二人三脚というか、あちこち迷う客をうまく先導してあげないといけない。
リノベーション工事は、限られた条件下でもちろん出来ること出来ないことがあるし、費用面を考えるとプロの代替え案でどうにかなる部分もある。
そんなとこまで壊して作り替えるならいっそ建て替えた方が良い場合もあるのだろう。
シロートである施主(住人)の要望や、頭の中で思い描いてるものを丁寧な聞き取りで引き出し、実現するにはどんな工事が必要か、
無理ならその理由を分かりやすく伝えて納得させたり、
出来る限り理想のカタチに近づけてくれる、という作業は本当に気の遠くなる作業だと思いました。
なんせ相手(私たち)はシロートだからね、いちいち理解が遅いのだから。
これは設計士が聞き取り(客のお相手)まで引き受けていては負担が多すぎる、と思いました。

20年前に建売住宅を購入し、不便だなぁ気に入らないなぁと思うことも20年の間にどうにか受け入れて住み続けて来たものだから、
家を作るのって大変なことなんだな、と初めて知りました。
注文住宅を建ててる人ってすごいんだなぁ。

A社のプランナーさんが女性だったことはすごく良かった。
B社の打ち合わせで模型を出してきた助手っぽい人は、設計事務所で勉強中の学生?みたいな若い人で、とても自分で家を建てた経験などなさそうに見えた。(偏見すみません)
ともかく、50歳の人が、自宅の階段がキツくて悩んでる、なんて想像もつかないだろうことは間違いない。だって若い時はわからない。

さて、これからまだまだ長い道のりです。
頑張れるかな、頑張らないとな、自分の家なんだから。

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