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コーチングでの目標設定はどうしたらいい?効果的な目標設定のポイントや失敗例を解説

この記事の内容は、ZaPASS JAPANの外賀さんにインタビューをしていただき、作成・編集・掲載された下記の記事を転載しております。
https://zapass.co/blog/goal-setting-in-coaching

コーチングを成功させる鍵の一つに、明確な目標設定があります。しかし、ただ目標を立てればいいというわけではありません。いかに効果的な目標を立てるかが大切です。正しく目標を設定することで、達成するまでの道のりがぐっと明確になるはずです。

この記事では、ZaPASS登録コーチである和田 翔コーチに、目標設定の重要性や具体的なフレームワーク、目標設定を成功させるためのポイント、よくある落とし穴とその回避策についてお伺いしました。

コーチングにおける目標設定とは

コーチングに興味がある方は、すでに何か達成したい目標や、解決したい課題を持っている方が多いのではないでしょうか?また、目標がまだ言語化されていないとしても、コーチングの対話により言語化され、ある目標を達成するために動き始めることになる方も多いことでしょう。

私はいつも、コーチングを山登りで表現しています。

たとえば今抱えている目標を山の頂上になぞらえたとしましょう。そしてそこに到達しようと頑張っているクライアントがいるとします。そのクライアントが抱えているのは、転職を実現したいとか、独立したいというような目標かもしれません。そこで「それならこのヘリをチャーターすれば、すぐに辿り着けますよ」と手配してくれるのが、コンサルティングやティーチングです。もちろん、この方法でも目標には辿りつくでしょう。しかしその山に辿り着いたら、また別の景色が見えてきます。最初はビジネスのテーマであっても、頂上に着いたら

・健康問題が気になる
・家族関係が気になる

などに代表されるように、他の山(目標)が見えてくるのです。そのたびに、コンサルティングやティーチングをお願いするのでしょうか。そしてヘリをチャーターし続けた結果、「本当は南に向かいたかったはずなのに、いつの間にか東にずれてしまっている」ということに、途中で気がつかない可能性がある点が怖いところです。私が大切にしているのは、目標や課題について

・それは本当に達成すべき課題なのか?
・それは本当にたどり着いたら幸せになれる目標なのか?

という確認をしっかりとやっていくことです。

・どの山を登っているときが一番心地よい?
・誰と山に登った瞬間が一番楽しい?
・どの瞬間が最も尊いと感じる?
・どの瞬間にパワーを失ってしまう?
・自分の命が尽きる瞬間「よい山に登れた」と感じられる?

このようなことを、自分の足で歩みながら改めて考えていくことで、設定していた目標が変わることは大いにあります。そしてこの繰り返しによって、自分の目標が徐々に洗練されていくのです。私はこのことを、最初に全てのクライアントに説明しています。

コーチングが目標設定に適している理由

①臨場感のあるセッションで内省できる

コーチングが目標設定に適している理由は、臨場感あふれるセッションで、「本当に達成したい!」というクライアントの想いを増幅できるからです。これはオンラインセッションでも同じです。私はよくセッションで、クライアントに未来をイメージしてもらいます。人生が最高に順調な前提で、歩いたときにどのような未来が待っているかを一緒に想像してもらうのです。たどり着いたのが5年後だとしたら、

「あなたはどこに住んでいますか?」
「あなたは誰と一緒にいますか?」

このような質問を重ね、過去の経験も振り返ってもらいながら、自分が幸せと感じる瞬間のイメージを固めていきます。もしそのとき隣にいるのがパートナーであれば、私がパートナーの役割を演じ「今、手を握っていますか?」などと問いかけることもあります。立っているのか座っているのかなど、セッション中に実際に椅子から立ち上がって動きながら、リアルにその場を作り上げていくのです。
そしてそれが成功したら「さらに先の未来に行こうよ」と、もう一段先、10年後に向かうわけです。クライアントが30歳であれば、35歳の自分・40歳の自分・50歳・60歳・70歳……と、とにかくイメージをどんどん作っていきます。

「自分の場合は、これが手に入ったら最高なのだな」
「自分はこのような人生を望んでいるのだな」
「自分の場合は、仕事だけではなくてこのようなことも幸せなのだな」

対話によってこのようなことに気付きが得られるのは、コーチングならではかと思います。また、すぐに山頂に向かってしまうと、自分が本当に望んでいるものがなにか?に気付かないままになってしまう可能性があるのです。
転職したいという願いや、転職した結果で何を得たいかも、もちろん大事です。コーチングでもしっかりと扱います。しかし転職した後に何をしたいのかという願いの方が、目の前の転職という手段よりもずっと大事ではないでしょうか。

・転職した数年後にどうなっていたいか?
・そもそも、数年後何を感じていたいから転職したいのか?

このイメージをしっかり作り上げていくのかは、コンサルティングよりもコーチングで大切にしている部分です。「今、どうすればよいか」に関する手段(HOW)の部分をコミュニケーションするのが、プロのコンサルタントとして求められる役割だからです。

②目標の解像度を上げられる

私がコーチングで共に目標設定をする際に使うこともある目標達成シートをご紹介します。こちらは、大谷翔平選手が高校時代に使用していたことで知られているもので、皆さんも目にしたことがあるかもしれません。
大元となる目標を明確にし、それを達成するための具体的な項目を可視化したフレームワークです。大谷選手は大元となる目標に「8球団からドラフト1位で指名される」という大目標を据えていました。

このシートの中身を対話しながら埋めていくことで、目標を設定することも可能です。具体的な項目に落とし込んでいきますので、このシートを埋めるまでの対話のなかで様々な気づきを得ることができます。

③目標を分類し、様々な視点で捉えることができる

コーチングの対話の中で、目標を分類し様々な視点から捉えることができる点もコーチングが目標設定に適している理由です。ここで新たに2つのフレームワークをご紹介します。
私もクライアントと一緒に、下記のようなシートを使っています。
たとえば自分がライフワークにしている趣味があるとします。そうすると下記のように埋めることができるのかもしれません。

■有形かつ自分の目標
・全国大会で優勝する
・知名度を上げる
・趣味からの収入を増やす

■無形かつ自分の目標
・自分に自信がつく
・ワクワクできる
・誇りをもてる

■無形かつ他者・社会の目標
・ファンが喜ぶ
・お世話になった方が喜ぶ

■有形かつ他者・社会の目標
・子どもたちがその趣味をする
・大会の注目度が上がる
・大会の環境が改善される

このように、4象限マトリクスで自分の目標を整理します。
そして、それぞれのマトリクスで

・この目標は、どのような形で達成される?
・この目標を達成すれば、どのような気持ちになる?
・子どもたちが興味をもつことで、社会に起きる変化は?

と、イメージを深めていくのです。
特に無形の目標に着目し、それを深められるのはコーチングならではといえるのではないでしょうか。そうすることで自己基盤が整い、誰かを応援したい気持ちが強まり、アサーティブ(自分や相手を尊重できる)な自分になれます。人としての土台が、よりよくなっていくのです。クライアントにはさまざまなタイプの人がいます。「目標を達成したい」と燃えている人が見ているのは、大体「1位になりたい」というような「有形かつ自分」の目標です。そういう人に対しては「自分じゃなくて他者や社会に対する目標は?」と聞いて、自分の目標を深めていくのです。
また「私には目標がない」という人のなかには、他者・社会に対してこうしたいという思いをもっている人もいます。そういう人には「それも大切な目標だよ」と伝えます。それぞれの資質や価値観は異なりますが、目標を4象限でとらえることは、多くの人にとって有効なのです。
私には、ある競技のメンタルコーチになりたいという目標があります。そこで私もこの4象限を書いてみました。メンタルコーチになりたいというのは「有形かつ自分」の目標です。そして、

・大人になっても、夢を追いかけられる自分でありたい(無形かつ自分)
・大人になってからも夢を叶えられるというのを、コーチとして体現したい(無形かつ他社・社会)

このような無形の目標があることに、整理していて気づきました。1人でワークしてもよいのですが、コーチと一緒にワークすることで、よりはかどるでしょう。非常に楽しいですよ。次はもう一つのフレームワークをご紹介します。

④現状の外側にあり、心の底から大切にしたいゴールを見つけられる

コーチングでの対話を通じて、現状の外側にあり、心の底から大切にしたいゴールと出会える点もおすすめの理由です。なお、ここでもう一つご紹介したいフレームワークがあります。

Want toはやりたいこと、Have toはやらなければならないことと理解していただければと思います。ポイントは現状の外側であり、かつ、Want toである象限をいかに描いていくか?です。

例えば「旅行する」「遊びに行く」というのはやろうと思ったらやれる話であり「Want to」かつ「現状の内」です。でも「さまざまな分野で活躍する人たちを紹介するテレビ番組に出演する」「年収1億円を達成する」というのは、やってみたいけどやり方がわかりません。フレームの中で、この「Want toかつ現状の外(コンフォートゾーンの外)」の領域をあえて広げて、そこに自身の目標を描いていこう、という考え方です。
最初のうちは今やっていること、たとえば「あなたにとって転職はこのシートのどのあたり?」「独立はどのあたり?」と、私からも投げかけながら、シートにプロットしていきます。そうすると「Want toかつ現状の外」のところに空白の「何もやっていないゾーン」が出現するのです。「ここに何かあるとしたら、何だろうね?」というのを対話をしながら一緒に作っていくのです。このプロセスを、願いを引き出すプロであるコーチと対話しながら進めていくことに価値があります。
このフレームをうまく使うと、目標の整理ができます。やりたいことは浮かぶけど、どこにプロットするものなのかわからないという人も多いと思います。コーチと一緒にこのフレームワークをすることで、本気で叶えたい目標なのかどうか、自分の本当の願いにつながる目標なのかどうかが見えてくるでしょう。

⑤厳しい目標も願いとのつながりを確認しながら設定できる

もし、ひるんでしまうような厳しい目標がクライアントから出てきた場合は、あらためて「本当にそれをやりたいのか?」「本当にその目標は自分の願いとつながっていると感じられるのか」を確認します。そして

・この目標を達成することで、本当になりたい自分にたどり着けるのか
・たどり着けないのであれば、どのような目標にすればよいのか

このように、踏み込んでいきます。
すぐに出てきた目標で満足せず「本当にそれでよいか?」を丁寧に確認し、アクションを決めていく作業は、コーチングならではといえるでしょう。

⑥目標達成に向けて勇気づけてもらえる

コーチから勇気づけてもらえるのも、コーチングが目標設定に適しているといえる理由です。コーチは「あなたならやれる、いけるよ!」という声かけをします。また、次回のセッションのときに、うまくいったとしてもいかなかったとしても「やれることをやっただけで素晴らしいよ」と前向きな言葉を伝えるのです。
クライアントと一緒に、10の目標のうちどれだけを達成したかを確認し、1しか進んでいなかったとしても「1まで進みましたね。ゼロよりは確実に進んでいます!」と伝えることもできます。コーチが前向きにクライアントと関わることで、クライアントが勇気づけられるのは、コーチングを受けるメリットの一つです。
なお、闇雲に勇気づけをするわけではありません。勇気づけをすることで、止まっていた思考が進み、新たに気付きを得るケースも多くあります。本人も知らない自分を発見していくプロセスは、お互いにとって非常に面白く有意義です。コーチングは、目標に対してチャレンジしているクライアントが、コーチとの対話を元にガソリンをチャージしていくような時間です。3週間〜1か月に1回であれば、お互いにペースも作りやすいです。うまく活用していただければと思います。

⑦目標達成の考え方をリードしてもらえる

目標達成のプロであるコーチに、目標設定の考え方をリードしてもらえるのも、コーチングを受ける大きなメリットです。コーチは多くのクライアントにおける目標達成を支援してきた実績があります。ですから、目標設定のノウハウをたくさん蓄積しています。私も適切なフレームワークや考え方があれば、積極的にクライアントにシェアしながら「これをやってみない?」と提示することが多々あります。
また実際に私が行っている目標達成に向けた取り組みを少しシェアしています。まず、私はカレンダーに、今月何キロ走ったか、サウナに何セット入ったか、Facebookの友達の数などの目標数と実績数を書き込み、常に現状を集計しています。

・パッとすぐに書き込める
・1か月の動きがわかる
・視覚的にすぐ目に入る

これらの特徴を備えているカレンダーは、リマインダーとしてとても有用です。この話をして面白がるクライアントがいれば、それをその方用にカスタマイズして、一緒に目標の進捗を確認しています。このような知見のシェアをコーチから得られるのも、コーチングが目標達成におすすめの理由です。

コーチングによって目標設定を効果的に行うポイント

挽回できる目標設定にする

目標を設定するときに大切なのは、完璧主義になりすぎず、多少失敗しても挽回できる目標を設定することです。「自分は達成できなかった」という体験は、勇気をくじかれてしまいがちです。
たとえば私の場合「月に50km走る」という目標があります。「毎日何km走る」という目標にはしません。1日できなかっただけでバツがついてしまうからです。「毎週何km走る」という目標でも、旅行に出かけたり、雨が何日も降り続けてしまうと達成できません。しかし月単位の目標にすれば、どこかで取り返せるのです。
挽回できる目標にすることが、持続する上では大切です。アクションを決めるときは、達成できそうかどうかだけではなく、そこに挽回の余地が残されているかどうかもしっかりチェックしています。

達成したい未来につながる目標になっているかを確認する

目標達成を効果的に行うには、本当に達成したい未来につながる目標になっているかを確認することも大切です。目標をクライアントに話してもらうと、なかにはつながりとか関係なく、場当たり的にただ実現できそうなことをお話しされる人もいます。最初はそれでもかまいません。ただ、本当の願いや目標がわかるために何をすればよいのかを考えながら進めていくことが大切です。
誰と会えばよいのか、どのような話をすればよいのかなどを確認しながらコーチングを進めることで、より本当に達成したい未来へと近づくことが可能です。

ワクワクできる目標になっているかを確認する

その目標に向かって進むことで、自分がワクワクできるかどうかを考えるのも効果的です。「心からこの目標をやり遂げたい!」という言葉が出てくれば良い兆候です。
逆に「とりあえずやってみますか?」という言葉をかけたときに「まだいいかな」というような反応があったときは、ワクワクできていないかもしれません。そのときはコーチの方から「本当にやりたいですか?」と声をかけるようにしています。
ワクワクできる目標は、自分の心に秘めているエネルギーと情熱を引き出し、目標に向かって進む原動力になります。また、課題に直面した際にも、動き続けるための強力なモチベーションとなるのです。
だからこそ、目標を立てるときは、ただ達成可能かどうかを考えるだけでなく、その過程が自分にとってワクワクする体験になっているかを考慮することが必要です。

期限を設ける

期限を設けることも必要なポイントです。コーチ側の目線で大切にしていることでいうと、クライアントが設定した期限に対して「爽やかに食い下がり、より勇気を持った期限設定になっているかどうか」を確認することが大切だと考えています。
期限を設けることは、クライアントに行動を促し、先延ばしにすることなく取り組む動機づけとして有効です。また、期限を設定することで、進捗を定期的にチェックし、必要に応じてアプローチを調整する機会も生まれます。これにより、目標達成のための計画がより実行可能で具体的なものとなるのです。
また、期限は達成への緊迫感を生み出し、日々の行動を目標に向かって集中させる助けとなります。もちろん、期限は現実的で達成可能なものでなければなりません。自分自身を過度に追い込むことなく、バランスを取りながら設定することが大切です。

設定した目標を達成させるために大切なこと

目標を覚えておくこと

基本的ではありますが最も大事なポイントの一つが、そもそも目標を覚えていることです。目標を達成する人は、常に自分の目標を覚えていますし、目標を軸として日々行動し続けることができています。
飲み会に参加するかどうか、飲み会に参加した後で二次会にも参加するかどうかなど、人生にはさまざまな誘惑がありますね。目標意識が高い人は「自分はこうありたい。この目標に向かうにはここまでならOKだけどこの時間の使い方はまずい」と思い出し、自分にとって適切な判断が常にできるのです。
目標を覚えているかどうかは、一見、単純に思えますが、非常に大切なことなのです。

リマインド機能を自分で作る

目標を覚えるのが難しいという方は、ペースメーカー的にコーチングの頻度を上げるのもひとつの方法です。クライアントのなかには、2週間に1回の頻度でコーチングを受けている方もいます。要は、自分でリマインド機能を作るイメージです。コーチングの頻度を上げるのが難しい人は、毎日誰かに報告するのもひとつの方法です。

進捗率・達成率を気にする

進捗を定期的にチェックすることは、目標に向けた現在地を正確に把握し、必要な調整を行うために大切です。目標達成のためのマイルストーンを設定し、それぞれをクリアするたびに自分自身をほめたり、コーチにほめられたりすることで、次のステップに向けてエネルギーをチャージできます。
進捗率や達成率を記録することで、過去を振り返り、今後に活かすための貴重なデータを得られます。そして進捗と達成の確認を習慣づけることで、より目標に向かってまい進できるのです。また、その過程の中で自分が詰まりやすいポイントを知ることができ、次回以降失敗しないように工夫すれば、自分に合った目標達成への道筋の立て方がどんどんできるようになっていきます。

100日(3ヶ月)続けようを大事にする

私はいつも、クライアントに「100日(3ヶ月)続けてみよう」と声をかけています。アクションを頻繁に変えることは、目標達成にとってあまりよくありません。一つの基準として100日やってみて、もしだめであれば変えます。
なぜ、すぐにアクションを変えるのはよくないのでしょうか。
理由は、すぐにそのアクションを辞めてしまうと、そのアクションが良かったのか悪かったのかを判断できず、次につながらないからです。筋トレをイメージするとわかりやすいかもしれません。3か月の間、あれこれメニューを変え、間違った方向に行ってしまうと、結局筋肉はあまりつかないですよね。
もっとも、心から自分が熱くなれない目標、魅力を感じない目標を設定してしまっていることがあれば、100日を待たず変えてしまった方がよいでしょう。だからこそ、最初の段階で4象限マトリクスなどを用いて、自分の願いを深く掘り下げた上での目標設定が大切なのです。

コーチングにおける目標設定についてのよくある質問

Q:コーチはどうやって目標を達成しているのですか?

私がクライアントの方からよく聞かれるのは、「コーチは毎日楽しそうに目標に向かっていますが、どうやったらそうなれるのですか?」という質問です。私は「1人ではなく、一緒に目標に向かってくれる人が周りにいるから」と答えています。周囲にいる人の価値観が、自分に与える影響は非常に大きなものです。

・夢を追っている人が、周りにどれだけいるか
・応援してくれる仲間がどれだけいるか

私はコーチという職業柄、自分の周囲に自分を応援してくれるような仲間が多くいます。もちろんコーチでなくても、このような環境を作ることは可能です。もし現在の職場がそのような環境でないのであれば、社外で仲間を見つけるのもひとつの方法です。

Q:目標を設定しても継続できない場合はどうすればよいですか?

自分だけで解決しようとせず、コーチに相談してみてください。より小さなステップに分割して達成感を得やすくしたり、振り返りを実施して自分のモチベーションを再燃させたり、クライアントに合った方法をコーチがご提案してくれるはずです。
また、自分を引き上げてくれる人と、意図をもってつながりに行くことも非常に重要です。世間には、自分を次のステージに引き上げてくれる人が必ずいます。そのような人との出会いを大切にしたり、自分から積極的にそういう方と関わりにいったりするような活動を意識してみましょう。

まとめ

世の中に「目標なんていらない」と考えている人は、おそらくほとんどいないでしょう。誰しも、生きる上で目標がほしいと考えています。自分が心から熱くなれる目標を持つことで得られる幸せや、目標に挑戦することの喜びは人間である以上、必ずあるはずです。

目標達成で得られる漠然と感じる幸せや喜びを、よりくっきりと定められるのが、コーチングの面白いところです。人生をさらに充実させる手段のひとつとして、ぜひコーチングという選択肢を考えてみてください。

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