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#サッカーを続ける理由


2020.12
ブラウブリッツ秋田から契約満了を受け、現役引退を考えサッカーから離れた道へ進もうとする。
しかし、
2021.3
福島ユナイテッドFCへ入団。
もう一度奮起し、練習参加から加入決定。
2021.7
J3リーグ前半戦、2位で中断期間へ。
個人成績は12試合2得点
J通算200試合達成


サッカーを始めるきっかけ〜

幼稚園の年中(5歳)の時に、3つ上の兄に憧れサッカーを始めました。
それからは家でも外でもボールをひたすら蹴り続け、この時からサッカーの楽しさに心を奪われていました!

外では暗くなってボールが見えなくなるまでやり、家でやれば何度親に怒られたことか…
自分も少年時代やっていたから、本当は息子たちに怒れないな。。


サッカーを好きになった事で〜


サッカーをずっとやっていたから、もしサッカーと出会っていなかったらどんな生活を送っていたかわからないけど、間違いなくもっと人見知りしていたと思う。

僕が子供の頃は、公園や広場、学校などでサッカーをしていれば、年齢や性別関係なく色々な人が一緒にやってくれた。
その日に初めて会った人だろうと、そんなの関係なく一緒にやればすぐ仲良くなれた。
今思えば、サッカーって魔法みたいだな!


好きな事から本気に変わる瞬間

幼少期から夢はサッカー選手。これは一度も変わる事なく思い続けた将来の夢。

小学生から湘南ベルマーレのアカデミーで育っていたから、プロを身近に感じる事はできた。
練習を目の前で見たり、プロの選手が自分達の練習に遊びに来てくれる事で、プロの凄さもよくわかっていた。

この時があったから、子供に夢を与えなきゃいけないって思えるようになったんだな。

こういう環境で育ってきたから、本気で選手になりたいと思えた瞬間がある。
それは高校1年の年明け、3年生が抜けて新チームに変わり、トップチームと練習試合をさせてもらった時だ。
あの時は、アジエル、ジャーンさん、斉藤俊秀さんが移籍してきた年。
まだプロの厳しさを知らなかった自分は、本気で勝てればと思ってただ必死にプレーした。
結果は、前半45分間全く何もさせてもらえなかった。前半のインパクトが凄すぎて後半は覚えていない。それくらい何もできなかった。

初めて感じた将来の夢への大きな壁、
それでも絶望感が生まれる事はなかった
プロとの差を感じられた事で、あの世界に入りたいと強く思えた瞬間だった。

2度の大怪我、2年連続の契約満了

2016.4 27歳
左足前十字靭帯断裂
2017.11 28歳
右足前十字靭帯断裂
復帰して試合は多く出させてもらっていたが、ホーム最終節で2年連続の大怪我をしてしまう

2019.12 30歳
清水エスパルス契約満了
2020.12 31歳
ブラウブリッツ秋田契約満了
2年連続での契約満了を提示される



これだけでも、サッカーから離れるタイミングは4回はあった。
怪我から復帰するための過酷なリハビリ、全く思うように動かない足のストレス、復帰してからも悩まされる身体。
怪我の事だけでも理由は沢山出てくる。

どの時期も一度はやめる選択肢が頭にありました。
本当に苦しかった、、

そして昨年、
秋田から言い渡されたその場で、
今年で引退するつもりです。
と、GMと教科部長に話しました。
自分の中で何かが切れた瞬間だったんだと思います。

では、なぜそこから
またサッカーをやる気持ちになれたのか。
それは、自分が逃げている事がわかったからです。

どんな困難な道でも自分を信じて進んできた自分が、初めて逃げる事を選択しようとしていた。

身体が思うように動かない、今年で辞めようと思っていた、色々な事を理由にやめる覚悟があると言っていたけれど、それはただの言い訳でしかなかった。

今思い返すと、情けなくて恥ずかしいですね。


もう一度、
最後までやり切るために…


J3の今シーズンは残り14試合。
全試合の半分を消化しましたが、あと14試合しかありません。
後半戦が始まるのも8月末なので、残り3ヶ月ちょっとしかないんですよね。
本当にあっという間です。

残り少ない時間を無駄なくどれだけ大切に使えるか。

自分で限界を決めず、
常に高い向上心をもち、
成長したいという強い意志を持つ。

ベテランの年齢だろうと、選手である限りここだけは絶対に忘れてはならない。
この気持ちがなくなった時が、次の道を探すタイミングになるはず。

J1、J2でプレーしていた時とは
収入も注目度も全く違う。今は選手として評価されるだけでは、やっていける時代ではない。

スポンサーやその地域の方、今までお世話になった方々に、どれだけ自分を応援してもらい、サポートしてもらえるかが、この先も長く続けるためには大事な事だと思う。

ここからもう一度、上のカテゴリーに這い上がり、所属してきたチームや仲間と対戦したい!
まだまだ自分はできると証明したい!

そのためにも、残り少ない今シーズンを全力で頑張ろう!
さらに成長して、選手としてもっと価値を上げよう!
プライベートでも地域の活動や、個人の活動も積極的にこなして人としても成長する!

今年こそ、最後にやり切ったと言える年に絶対しよう!


時間は無駄にはできない。
全ては自分のため。
どんなに少しの時間でも成長するために。



これからも、鎌田翔雅を宜しくお願いします。
コロナウイルスもあり、なかなか難しい状況ではありますが、熱い応援と厚いサポートをこれからもお願いします。
最後の最後まで全力で走り抜きます。


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回も宜しくお願いします。


福島ユナイテッドFC 鎌田翔雅

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