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ホタル舞う季節

昨晩は満月の夜。アメリカの農事暦で5月の満月を「フラワームーン」と呼ぶそうな。

その満月を拝みにちょっと外出、ふと思いつきで小川に向かい歩を進めた。

そうすると、予想をはるかに超えて。
淡い光の明滅がたくさんあちこちに。

もうホタルの舞う季節が来たんですね。
暖房器具をかたずけようかと思っている時期にもかかわらず。


ホタルが舞う様子

スマホ撮影では限界があるけど、関心のある方に雰囲気だけをお伝えします   
 ☟


小川沿いに明滅しながら楽しそうに、水面に映ってよりたくさん舞っているように見える。

そしてこのホタル。
手を差し出すと掌に乗ってくれるんですね。
なんて可愛いこと、警戒もせずに人間を信じてるかのような。

掌の上で光ってる


ホタルが光を放つ理由とは?

ホタルが光を放つ理由は、
暗闇で交尾する相手を見つけ光の明滅でコミュニケーションをとるというけど、孵化間際の卵も幼虫も光ることから本当か否かは定かじゃない。

卵が光るってー! その驚きの光景を見てみたい。

他に理由は諸説あるみたいで、
・敵を脅かすため
・食べると不味いことを警告する警戒色
とのこと。

脅かすためといっても人間には特別(?)なようで、掌に乗ってくる様子からすれば警戒心のかけらもない。
むしろ敵は光に集まってきそうな😆

そして、食べると不味いというのは間違いないでしょう。虫を好んで食べる人たちもきっと食べない気はする。。。😢


初夏から真夏の風物詩

ホタルと蝉は少し時期が違うけど夏の風物詩、
命が短い儚さの共通点、
静かに始まる初夏からうるさいほどの真夏へ向かう変化、が面白い。

先人の方も粋な言葉を残してます。

ホタル二十日に蝉三日

ホタルも蝉も短い命。
淡い光を明滅させて夜空を舞うホタルを見ることができるのはひと時の間。まもなく蝉の季節がやってくる。
そして来る蝉の季節、うるさいと思うこともしばしばだけど、その蝉の寿命も短くひと時の間。

日本人は季節で巡ってくるこの儚いひと時、移ろいゆく瞬間に思いを巡らせてるんですね。

諸行無常の世界⁈

恋に焦がれてなく蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす

おしとやかな日本人の心を表現⁈
身を焦がすように儚い光の明滅で思いを伝えるってこと、奥ゆかしい???

いずれも個人的見解😆です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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