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【お金の話2(円安)】投資元年というけれど

こんばんは、食彩アドコムです。

今回、昨年12月の「怖いけど味方につけると力になる人類最大の発明【複利の話】」に続き、「お金の話」第二弾。
ちょっと若手に大切なことなので考えてもらいたいな~と思って。

それは、ここ最近の原油高や円安などによる物価高、人材不足により失われた30年が終わりインフレ時代に入ったところ。
時を同じく、今年より新NISAが始まり投資元年と政府は言いマスコミやSNSで株式投資等を煽られる。

先日、友人は『持ってる金やドルを売って少し儲かった』と。

また、わたしが知り合った若手は、『「もっと勉強したい」「もっと遊びたい」けど、貯金をして投資をしなきゃ!』と。


ちょっと待って!  両方、わたしにとっては首をかしげる発言。


そんな中、本日、「虎に翼」「モーニングサテライト」を見て働く意欲という共通項に”う~ん”と唸り、個人的なアイデアだけど参考にして考えてもらいたいなと記事にすることに。



円安が進むとき

「円安」って英語にすると「弱い円」、つまり「円安が進む」とは円の価値がどんどん弱くなっていること。
そしてその状態は、輸入価格が上がりインフレが進む。

ここで、友人の発言『持ってる金やドルを売って少し儲かった』について。
円安によって高く売れた金やドルは、その表現は適切でなく、円の数値が大きくなっただけで儲かってなんかない。
意外とこういう発言多いんですよね。

それは、これまでの「デフレ時代の日本の強い円」の固定観念。
円安が進むのであれば、売らないほうがよかったということ。


「虎に翼」と「モーニングサテライト」

朝ドラ「虎に翼」では、絶望するほどの辛いことが起きても格差や戦争など混沌とした時代に既存社会と戦い家族のために懸命に働き生きていく姿に涙する。

一方、今朝の「モーニングサテライト」では、日本経済の課題は実質賃金(賃金上昇-物価上昇)をプラスにしなければいけないという話。
※以下、わたしの解釈なので番組内容とは若干異なります。

そこで、日本の教育システムと自己啓発に触れる。

資源のない日本は、かねてから人的資源が第一として、徳川時代から寺子屋や藩校や私塾など任意の学びの場がたくさんあり勤勉な日本人は一生懸命学んだという。

この教育水準の高さが明治維新の文明開化へと花開き、明治5年には学制(教育法令)が公布され、その後義務教育化。

戦後は先達が、黒部ダムや軍艦島などで見られるように命の危険も顧みず肉体労働でがむしゃらに働き高度経済成長を支えた。

しかし、現在の課題は、日本政府の教育改革が十分でないこともあるが、多くの日本人の自己啓発が先進国に比べて世界12ヶ国中最下位と劣ってることだという。

情報ソース:モーニングサテライトより

うーん、難しい問題だなぁと。
で、日本人の自己啓発が劣ってるのは何故かと調べてみると、こんな情報が出てきた。

「働くことで幸せを感じている」人の国別割合は、世界18ヶ国中日本は49.1%で最下位(1位はインドの92.6%)

情報ソース:パーソル総合研究所より

またもや最下位

意欲がわかないのかその他の問題か理由はわからないが、「働き甲斐」を感じることが難しい社会構造にあるのかも、と。


わたしが若手に伝えたいお金の使い方

「虎に翼」と「モーニングサテライト」の視聴により、わたしが思ったこと。

それは、『「もっと勉強したい」「もっと遊びたい」けど、貯金をして投資をしなきゃ』と思ってる方に伝えたい。
今の投資ブームより、優先すべきは「貯蓄や投資」より「勉強・仕事・遊びに人生経験」だと。

投資より自己研鑽、そして日本(円)を強くする『虎に翼』となってほしい

そんなことを言ってるわたしは、勉強が苦手でしなかったことに後悔してるけど。。。😆


老後の備え

『新NISAで老後の備え』が声高に叫ばれているけど、今年1月に始まったばかりが既に解約が増えているという。
解約するぐらいなら始めなきゃいいのに。

そこで、ここからがわたしのアイデア。
日本は弱い通貨の国になったのだから仕方ないと割り切ることとする。

一般的に弱い通貨の国の人はというと、一般庶民から富裕層になればなるほどUSドルを持っている。
それは自国通貨に不安があり、やはり成長している国の基軸通貨を持っていることが安心につながるため。金も同じ理由だけど金利は付かない。

しかし日本人は富裕層を除きあまりUSドルを持たない。
これまで強い通貨、有事の円とも言われたぐらいだから。
持っていたとしても、常に日本円に換算して得か損かの判断をしている人が殆ど(わたしの知る範囲)。

そこで、富裕層でなくともこれからはインフレ対策の一つとして月給から数千円からといったお金を毎月でも一定額をUSドル預金積立をするのが良いと思う。

その積立てたUSドルは、アメリカ人の気持ちになって決して円換算しないことを肝に銘じること

そのUS$は海外で使うことを想定すると、円安が進んでも不安はないし、いつか行く海外旅行の積立だと思うとモチベーションも上がる
おまけに金利もそこそこ高い。
もし円高に進んだとしても、円が強くなったからラッキーだと思えばいい。


最後に

どうでしょう、このアイデア。
今がピークでほぼトラにより円高に向かう可能性も専門家が口にするようになったけど、為替の長期予想は誰にもできません。
だから、賛同してもらったら始めるタイミングはいつでもいいと思います。

USドルを積立てることを勧めるとは、円安になることに繋がってしまい矛盾するけど(笑)

老婆心ながら、若手の方にお勧めしたいな。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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