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世界でも珍しい!奥会津天然炭酸の水

こんばんは、食彩アドコムです。

今回、奥会津の特別な炭酸水「奥会津金山天然炭酸の水」をご紹介させてください。

わたしは、年に数回、この炭酸水を料理人の方にお伝えしたく、有名シェフと共に奥会津の採水地とボトリング工場を視察して、炭酸水でお米を炊いたり地元の旬な食材とともに奥会津のお料理を味わうバスツアーの企画運営をしています。

五感に優れた有名シェフからは高評価をいただき、大変喜んで頂いてます。


では、この炭酸水の何が特別かと言えば、

世界でも珍しい、日本国内で地下数十メートルからくみ上げる天然軟水微炭酸水であること

炭酸水と言えば巷に多く競争の激しい商品ですが、レストランの多くは欧州製の天然炭酸水を扱っているところが多く見られます。

でも、巷の炭酸水とは違うんです!

では、奥会津の天然炭酸水がどういいのか、を説明します。


「奥会津金山天然炭酸の水」とは

「奥会津金山天然炭酸の水」は、炭酸水にもかかわらず非常に繊細でまろやかな口当たり

奥会津の自然の恵みは、シャンパンと見紛うほど。

この日本で2箇所しかないと言われる炭酸水源泉、なんと地元では自分で汲んで飲むことができる愛されているお水なんです。

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(場所はココ:福島県大沼郡金山町)


美味しさの秘密

この炭酸水が美味しい理由は、

「日本人好みの軟水で微炭酸、そして天然であること

この天然炭酸水は、低い温度で湧き出す冷鉱泉を源泉とした、日本国内のみならず世界でも珍しい天然の炭酸水です。

今、一般的に巷で売られている炭酸水は、

・欧州から輸入したもの、 
・人為的に炭酸ガスを充填したもの、です。


欧州の炭酸水は、天然炭酸の場合は硬水なので、日本人にとっては硬さが気になったりお腹が緩くなったりすることがあります。

また、日本で売られている一般的な炭酸水は、人為的な炭酸ガス充填方式によるものです。強炭酸がお好きな方は、良く飲まれていると思います。

「奥会津金山天然炭酸の水」の3つの特徴は、
 ●自然豊かな「奥会津の名水」
 ●日本人に飲みなれた「まろやかな軟水」
 ●「繊細な泡に滑らかな舌触り」のやさしい微炭酸、です。

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天然炭酸水の大切な資源を守るべき理由

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かつては上流階級に愛飲された150年の歴史ある天然炭酸水。

古くは明治初期、旧会津藩士が「太陽水」と命名して売り広めたのが原点と言われ、その後は輸送の困難さから製造中止になるまで、各国大公使館や宮内省などの上流階級に愛飲されてきた歴史があります。

それも、古来、薬泉として重宝された水

しかしながら、コストが合わずに何度も生産計画が中止になった経緯もあります。

2004年に、この貴重な炭酸水を現代技術で再び蘇らせたのが、この奥会津金山天然炭酸の水なのです。

この大切な資源を皆で守られればいいなと思います。

〔ご参考〕奥会津天然炭酸水の由来
           (情報ソース:上記写真井戸近くの案内板より)
古くから大塩の地獄沢に湧出するガス泉が、薬泉であると評判になっていました。

明治10年、この天然炭酸水を白磁のビンに詰め、旧会津藩主が「太陽水」と命名し、会津はもとより近県の薬店に卸し、慢性胃腸病、糖尿病、便秘の妙薬として販売していました。

明治36年、日本の飲料の父と言われる倉島謙氏が岩代天然炭酸鉱泉株式会社を設立し、この場所に工場を建設しました。
しかもヨーロッパ最大の天然炭酸鉱泉会社アポリネス社と提携を行い、ドイツ人技師2人を招きビン詰めにして出荷しました。商品名を「芸者印タンサンミネラルウォーター」としてドイツに輸出したと言われています。国内では「万歳炭酸水」の商標で銀座に直営店を設け販売しました。しかし、当時は交通が不便で輸送に経費がかかり過ぎ、休業に至っています。

その後、何回か生産が計画されましたが、実現されませんでした。

そして平成16年、この地の隣接地に製水工場が建設され、現在ボトリングをして販売しています。

3炭酸水の井戸

(地元で古くから親しまれている天然炭酸の水が取水できる井戸)


商品の良さを裏付ける採用・受賞歴

この奥会津金山天然炭酸の水の商品の良さは、数々の採用歴、受賞歴からも頷けます。

「採用歴」

G20大阪サミット2019
G7伊勢志摩サミット2016


「受賞歴」

OMOTENASHI SELECTION
おとりよせネット審査員太鼓判
CRAFT SAKE WEEK 2018,2019

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最後に

わたしの活動は、良いモノを絶やすことの無いよう微力ながらも伝える事です。

この炭酸水は、以前から何社もの会社が生産計画を断念した経緯がありましたが、2004年よりメーカーのご努力で蘇っています。
この炭酸水の魅力を知っていただき日本の良き資源『天然・軟水・微炭酸』が絶えることがなきよう、少しでも多くの読者にお伝えできればと思っています。

『一隅を照らす』、出来る事から始めたいと思います。

noterの皆様が、この炭酸水と、きっと、どこかで出会うことを楽しみにしてます。


1工場外観写真

2工場見学

(ボトリング工場外観と工場見学の様子)


よかったら、~わたしの思いと活動について~もお読みください。


最後までお読みいただいてありがとうございました。


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